首相 日ロ首脳会談で一定の成果出せるよう準備進める
安倍総理大臣は、日本を訪れているロシアのシュワロフ第1副首相と会談し、来月のプーチン大統領との日ロ首脳会談で、北方領土問題を含む平和条約交渉や、経済協力で、一定の成果を出せるよう、準備を進めていく考えを伝えました。
安倍総理大臣は、ロシアのプーチン大統領の側近で、日本を訪れているシュワロフ第1副首相と、15日夕方、総理大臣官邸で、およそ20分間会談しました。この中で、安倍総理大臣は、「来月のプーチン大統領の日本訪問の際に、日ロ両国の国民が歓迎し、日ロ関係に飛躍的な発展をもたらす、政治、経済などの幅広い分野で成果を出すための準備が必要だ」と述べ、来月の日ロ首脳会談で、北方領土問題を含む平和条約交渉や、経済協力で、一定の成果を出せるよう準備を進めていく考えを伝えました。
これに対し、シュワロフ第1副首相は、「プーチン大統領の日本訪問に向けて、経済分野での成果を実現するため、8項目の経済協力プランの具体化を含め、みずからがしっかり責任を果たしていきたい」と述べました。
このあと世耕ロシア経済分野協力担当大臣もシュワロフ第1副首相と会談し、日ロの経済協力に関する協議を担当していたロシアのウリュカエフ経済発展相が拘束されたものの、両国間の協議は、これまでどおり進めていく方針を確認しました。
これに対し、シュワロフ第1副首相は、「プーチン大統領の日本訪問に向けて、経済分野での成果を実現するため、8項目の経済協力プランの具体化を含め、みずからがしっかり責任を果たしていきたい」と述べました。
このあと世耕ロシア経済分野協力担当大臣もシュワロフ第1副首相と会談し、日ロの経済協力に関する協議を担当していたロシアのウリュカエフ経済発展相が拘束されたものの、両国間の協議は、これまでどおり進めていく方針を確認しました。