以前取り上げました小林千登勢の「お星さまのレール」に付いて、某ブロガーを批判しましたが、どうも気に成って図書館から「アニメ版」を取り寄せました。(PCで申し込みますと行くのが困難な図書館にある本も、最寄りの図書館にて直ぐに受け取れる制度を最近知りました)
読んで吃驚仰天しました。あのブロガーの方が述べていた通りの「韓国側の主張に沿ったプロパガンダ版」そのものでした。このような有害図書が全国の図書館の子供向け本棚に並んでいるとはとても信じられません。
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■このアニメ版(絵本)を創るに当たり「或る意思」が考えた事をもう一度纏めてみたいと思います。「アニメ版」は「小説版」を捏造する事で、考えの定まっていない幼い子供達に次の考えを刷り込もうとしていると言っても過言では無いでしょう。
(1)日本は朝鮮半島を植民地にし、善良な朝鮮人に酷い事ばかりをしました。
(2)当時の朝鮮人は、日本人にいじめられ可哀そうな人達でしたが実に良い人達ばかりでした。
このような事を大人が言われても、色々な受け取り方が有るでしょうが、相手は幼い子供達ですので、相当間違った影響がある筈です。(恥ずかしい事ですが、今の大人の中にもそう思っている日本人が居ます)
それでは、次の捏造された部分を貼り付けます。くどいようですが、此処に載せたページは、「小説版」には全く書かれていない内容です。
■下の場面も「小説版」に無い創られた部分ですが、この場面の意図する処が良く分かりません。
■以下は日本人の逃避行集団が北朝鮮を脱出する途中の場面ですが、この部分の意図する処は明白です。(2)の朝鮮人は、良い人達を刷り込んでいるのです。しかも手法が悪辣なのは、小林千登勢さんが書いた全編に亘る部分から都合良く巧みに切り貼りして、全く逆の説明をして居る事です。
「小説版」に下のような危機が迫った事は、確か書かれて無かったと思います。次のページ(73頁)のこれまた「小説版」に書かれても居ない「けれども、わけを知った村人はとてもしんせつでした」を強調して刷り込む為の手法だと思います。
ここからの部分が最も悪辣な手法を使って筋書を替えた部分です。下のような出来事は全く無く、反対に「小説版」での事実は、道案内を頼む為にお金を渡した朝鮮人に2度も騙され、あちこちを連れ回されるだけで南鮮になかなか行けず、特に2度目に騙された時は、誰かが「又今回も騙された!」と迄言っていました。
林(リン)さんは実在した人物ですが、下のようなやり取りは全くありません。林さんはこの場面では無くもっと前の小林家が北朝鮮を脱出する以前に登場し、小林家に非常に親切にしてくれた心の優しい朝鮮人でした。(先の拙稿にも取り上げました)
下の「強制連行」を意味するセリフも創られたものです。特に「日本人をたすけてほしいとたのむことなど、とてもできないと、ふたりとも思いました」とは、「如何に日本は朝鮮で悪い事をしたか」を此処でも強烈に刷り込みます。
「小説版」では、日本人だけの力で此処まで来ました。此処でも「朝鮮人は親切な人ばかりだった」と刷り込み思い込ませます。
下の場面は、小林家が朝鮮脱出を図る前に林さんに家財道具の現金化を頼み、林さんがお礼の金を受け取らなかった話を切り取ってこの場面で貼り付けています。こうやって「朝鮮人達に酷い事をされた」ストーリーの部分は隠され、反対に「朝鮮人達は良い人だった」と幼い子供達に執拗に刷り込んでいるのです。悪辣としか言いようが有りません。
ここまでストーリーを捏造する理由を考えると「或る意思」は誰だか分かります。
(つづく)
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2015-09-26
2015-09-18
2015-09-04
2 ■Re:無題
>日本大好き♪天誅♪さん
確かに小林千登勢はこの本の最後に
称賛文を書いていますが、
これ程ストーリーに矛盾が有れば本人が
書けるとは思えません。
全て「或る意思」でしょう。