小学生3人が車にはねられ 1人重体2人けが 宮崎

小学生3人が車にはねられ 1人重体2人けが 宮崎
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15日夕方、宮崎市の道路で小学生3人が軽乗用車にはねられ、2年生の男の子が意識不明の重体になっているほか2人がけがをしました。
15日午後5時40分ごろ、宮崎市大塚町の大淀川の堤防の上を通る道路で、市内の小学校に通う男の子3人が軽乗用車にはねられました。
警察によりますと、3人は救急車で病院に運ばれ、このうち2年生の8歳の男の子が頭を強く打って意識不明の重体となっています。また、3年生の9歳の男の子が右足の骨を折る大けがをしたほか、2年生の8歳の男の子が額を切る軽いけがをしました。

警察によりますと、3人は河川敷にあるグラウンドでサッカーをしていて、けがをした2人は「道路の向かい側にあるトイレに行こうとして横断歩道を渡っていたらはねられた」と話しているということです。

現場は見通しのいいまっすぐな道路で、警察は軽乗用車を運転していた23歳のパート従業員を過失運転傷害の疑いで逮捕する方針で、さらに詳しい状況を調べることにしています。

目撃した男性

事故直後の様子を目撃した現場近くに住む男性は、「サイレンの音がして見に行くと、子どもが、母親らしき人の膝の上で『痛い痛い』と訴えていました。ほかにもぐったりした様子の子どもがいました。事故があった現場は夜は薄暗く、車から横断歩道の白線も見えにくく、歩行者からも車が見えにくいと思います」と話していました。