2015年06月17日

くろいわ (恵比寿)移転の前に

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毎月恒例の男子会で訪れている恵比寿の「くろいわ」

ブログにアップしてるより、遥かに多い回数訪れては
いるんだけど、写真が多くてつい整理が遅れがち。
こちらは一ヶ月半くらい前の写真、移転前の最後の
訪問の時の様子です。
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この、蛤の揚げ物めちゃめちゃタイプ。
フレンチやイタリアンのように、体の外側から
美味いという刺激を浴びるのではなく、むしろ
体の内側から沁みていく快感。
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こちらのブログで「くろいわ」さんを知って、
訪問されるお客さんが結構いらっしゃる
という話は聞いていたんです(光栄です)。
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ただ、最近驚いたのは、連続で海外からの
お客さんがいらしてたんだけど、その方たちが
両方ともボクのブログを見て「くろいわ」さんを
知ったっていうんですね。

全然このブログ海外対応してないのに
情報って流通するんですね。それを聞いて
もうちょい海外仕様にしなければ...と
思ったりしてる今日このごろ。

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さて、この日の主役はたけのこでした。
こんな大きさなのに、どうして雑味が全然ないの??
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甘く香ばしくみずみずしく、でも色気も
感じる素晴らしき一皿に。やっぱし、
日本料理が一番体に沁みますわ。
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最近、八寸の頃に酔がピークを迎えることも多く...
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しかも種類が多いから、後になって写真を見て
「あれ、これなんだっけ?」なんて悲劇にみまわれることも。
かといって、お酒は大好きだしやめるという選択肢は選べない。
少量に絞っても、睡魔のタイミングや深さにはあんま影響しないので
当面というか、多分ずっとゼログラビティとの闘いは続きます。
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わらび鍋、鴨に木の芽を添えてアツアツでいただきます。
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〆は筍ご飯。それぞれの素材自体が美味しいのは
当然として、やはりこのバランス感が陶酔へと
導いてくれるんですよね。
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今の場所でのカウンターでの最後の時間。
オープン当初から、ほんと何度も通わせてもらい
他のお客さんが帰ったとは、ほんとゲスい話で
大はしゃぎさせていただきました。
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ボクらメンズの友人との間では、他に替えの効かない
大事な空間であり、貴重な時間を紡いでくれる場所。
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恵比寿 くろいわ
03-5793-9618
移転のため休業中
http://www.kuroiwa.org/



次なるステージでも存分にハジケさせていただきます。
夏頃のオープンと聞いてるけど、次の訪問が待ちきれないね。
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いつものとおり、ゆるくビールではじめながら
メンツが揃うのをカウンターで待ちます。
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夏らしい涼やかな一皿。
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京都に行っても思うけど、くろいわさんのお出汁は
ほんとタイプ。透明感があって、芯がある。
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いつきまんは、これを飲むことでハード過ぎる仕事を
乗り切っています。もはやヤツにとっては命の出汁。
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ニミッツ級航空母艦的、たけのこの登場。
じっくり火入れがはじまります。
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さっきも書いたけど蛤の揚げ物がドンピシャ。
苦みある春野菜との組み合わせも堪りません。
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つづいてはお造り。
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直後にメモでもしておかないと、他の時の
お造りと記憶が混在しちゃいますねw
ま、でもいいんです。このカウンターに
座ってた時のオレらが楽しけりゃ。
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いよいよ筍が完成形に。
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香りが漂ってきて、待ちきれない。
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普通なら、筍の一部でしか実現できない味のピークが、
これだけのボリュームなのに全体がピークと錯覚するような味わいに。
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八寸の準備がはじまりました。
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完成形ができあがるまでのプロセスを
目の前で見ることが出来るのも楽しさのひとつ。
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ポテチが差し入れてくれた幻の獺祭。
獺祭のご親族の結婚式の引き出物だったんだとか。
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こちらは、くろいわさんのシグニチャーメニューのひとつ。
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〆のごはんも、ほんとに美味。
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ま、オレがだらだら書くより実際に食べてもらうのが
一番説得力あるし。イタリアンやフレンチの方が行きやすい
日本の”今”だけど、たまには日本料理もセレクトしてみては
いかがでしょう? この高い美意識の集約は日本料理ならでは。
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手作りの和菓子も相変わらず美しく優しい。
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お薄が出ると、「あぁ、今日も終わっちゃうんだと」
満足感と同時にさみしさもこみあげてくる。
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海外に”日本って魅力あんだぜ”って知ってもらうには、
まずは自分がその魅力を体感することから始めないとね。
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夏風邪にやられてます。
皆さんも気をつけて。
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kyah2004 at 23:31│Comments(0)TrackBack(0)日本料理 | ¥20000〜

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