中学の期末テストが近いため、この先週あたりから自習に来る生徒、テスト対策の授業を追加する生徒で教室内がごった返しています。
これ自慢ですが、ウチの生徒たちはよく勉強します。別に強制しているわけではありませんが、毎日4時間以上は自習して帰ります。加えて呆れるほどの集中力です。
ましてやテスト直前ともなれば、その頑張りは凄いものです。特に高校受験をひかえた中3生はこのテストの結果が高校に送られる最終の成績となりますから、一段と燃えているわけです。
…っと、思っていたのですが、そのことを話すと子供らしい答えが返ってきて、「オイオイ」と思うと同時に、少しだけホッとしてしまいました。
曰く「次のテストの結果がクリスマスプレゼント&お年玉に影響する。」
なるほど。確かにその通りだ。
中学生には余程こちらのほうが重要なのかもしれない。
ん? 中学生ってクリスマスプレゼントとか貰えるの?
クリスマスプレゼントやお年玉は何年生まで貰えるものなの?
チョッと記憶が曖昧なのですが、中学の頃には既にクリスマスプレゼントは親からは貰っていなかったような気がします。お年玉もたぶん同様です。
みなさんは何年生まで貰っていましたか?
そして、親となった皆さんはお子さんには何年生までクリスマスプレゼントを送りますか?
生徒らはみな貰っていると言いますし、高校生も貰ってました。
みんなそんなもんなんですかね?
まぁ、ウチの場合、変わり者が多くクリスマスも他の家とはだいぶ違ったのかもしれませんね。
初めて貰ったクリスマスプレゼントは乾電池(単二)だった - ヘソで茶をわかす
長男の初めてのクリスマスに乾電池贈るようなトンチンカンなサンタがいるような家族ですから…
あぁ、書いているうちに思い出しました。たぶん中学のときです。2年か3年の時。
ある種の圧力を受けてクリスマスプレゼント&お年玉を辞退したのでした。
クリスマスプレゼント&お年玉を辞退するに至る経緯
考えてみたら子供の人権問題だぞこれw
中学生あたりが自分からクリスマスプレゼントは要りませんとか、お年玉入りませんとか言うわけがない。
事の次第はこうです。
ある日、親戚が集合する機会がありました。先祖の墓参りか何かだと思います。
いとこの小学生が運動家か何かで活躍したとかって話になって、「御褒美に〇〇を買ってもらうんだ。」みたいな話になったわけです。
親戚の親たちはみな「あらあら、良かったわね。」と談笑していたのですが、唐突に私に話がふられました。
「へそちゃ君はもう中2だし、御褒美とかプレゼントとか、そんなのおねだりしたりしないよね?」
文字にしてしまえば何でもないセリフなのですが、そこには言いようのないプレッシャーがあったのです。ニュータイプでない私でも否応なく感じてしまうほどの圧倒的なプレッシャーです。
大人たちの目が、雰囲気が、私に言えと訴えるのです。「もう要らない」と言えと。
本家の長男へのプレッシャー
ライブドアに引っ越ししてしまわれたリンゴ日和。でも長男教についての記事がありました。
私も長男なので謎のプレッシャーをうけつづけて育ったわけですが、もう一つ別のプレッシャーがありまして、それが「本家の長男」としての扱い。
私よりも年上のいとこもいたのですが、とにかく何かあれば先ずは「へそちゃ君もそうしている。」というところから話が始まるわけです。
そのため、一族の子供らに強制するルールは私発信にしようとするわけです。
どうやらこの時の話は「お年玉」のルール化をしようと大人たちが仕組んでいたのでした。
しかし、こちらも相手の手のうちは分かっています。変に同意すれば私のみならず、兄弟や従妹たちのお年玉に影響します。
そもそもこの小賢しいやり方に屈服するのだけは絶対に御免です。
誤魔化しとおす!!
へそちゃ君はもう中2だし、御褒美とかプレゼントとか、そんなのおねだりしたりしないよね?
もう中二だし大人だし。
イラナイよね。もう、大人だし。
圧力に負けました…
いや、さすがに無理だ。そのへんのオッサン・オバサンならともかく、こっちの出方もよく知っている親戚の大人に囲まれて、何の準備もなく逃げ果せるなんてことはない。
オバサンににじり寄られて、「大人だもんね。」で陥落…
こうして、へそちゃ一族では中学3年からクリスマスプレゼント&お年玉はなくなりましたとさ…
では、また。