日本ハム 栗山監督 「大谷は世界一の選手になる」11月15日 16時18分

プロ野球で日本一に輝いた日本ハムの栗山英樹監督が、日本外国特派員協会で記者会見し、大谷翔平投手について「世界一の選手になると思っている」と期待を述べました。

栗山監督は、就任５年目の今シーズン、チームを１０年ぶりの日本一に導きました。栗山監督は１５日、東京・千代田区の日本外国特派員協会で記者会見し、１１．５ゲーム差を逆転してリーグ優勝したことについて、「うちは若い選手を中心に成長を促しながらいこうというチーム。可能性は十分にあると思っていた。選手たちには、すごいパワーがあることを教えてもらった。来年はさらに若い選手を投入してもっといいチームを作りたい」と話しました。

投手と野手の二刀流の大谷投手については、「高校生の時から見ていて、あれだけの才能が両方にあるのだから、投手か野手かは野球の神様しか決められない。両方やらせるべきだと思っていた」と話しました。
大谷投手は今シーズン、ピッチャーとして１０勝し、バッターとしてホームラン２２本打つ活躍を見せました。

栗山監督は「世界一の選手になると思ってスタートした。できるだけ早く大谷投手のレベルを引き上げることで、チームの勝ちにもつながると考えてやってきた。ことしはそれがいい形で結果につながった」と話しました。