野菜高騰 非常食のカレーなどで給食継続を検討 三重 鈴鹿
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野菜の価格高騰を理由に、小学校と幼稚園の2日分の給食を中止するとしたあと撤回した三重県鈴鹿市は、災害を想定した炊き出し訓練を行って、備蓄している非常食のカレーを提供するなど、給食を続けるための案をまとめました。
三重県鈴鹿市では、野菜の価格高騰を理由に市の教育委員会が来月と来年1月の合わせて2日、市立の小学校30校と13の幼稚園すべてで給食を中止するとしましたが、末松則子市長が、「教育委員会が相談もなく決めたことで、批判も多い」として撤回し、どうやって給食を続けるのか、教育委員会が検討していました。
そして、15日開かれた市議会の全員協議会で給食を続けるための案が明らかにされ、はじめに、末松市長が「保護者や児童にご心配をおかけしました」と改めて陳謝しました。
続いて、玉川登美男教育長が給食を続けるための案を説明し、2日分のうち1日分については災害を想定した炊き出し訓練を行って、各学校や幼稚園で備蓄している非常食のカレーを提供し、もう1日分については3学期の給食のメニューを見直したり、食材を安く調達する方法を検討したりして、やりくりするとしています。また、主食のご飯を単価の安いパンに替えることも検討しているということで、鈴鹿市の教育委員会は、15日の議論を踏まえて今月中に対策を決めることにしています。
そして、15日開かれた市議会の全員協議会で給食を続けるための案が明らかにされ、はじめに、末松市長が「保護者や児童にご心配をおかけしました」と改めて陳謝しました。
続いて、玉川登美男教育長が給食を続けるための案を説明し、2日分のうち1日分については災害を想定した炊き出し訓練を行って、各学校や幼稚園で備蓄している非常食のカレーを提供し、もう1日分については3学期の給食のメニューを見直したり、食材を安く調達する方法を検討したりして、やりくりするとしています。また、主食のご飯を単価の安いパンに替えることも検討しているということで、鈴鹿市の教育委員会は、15日の議論を踏まえて今月中に対策を決めることにしています。