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ポケGOもう一歩規制を 犠牲小4の父、運営会社に手紙

朝日新聞デジタル 11/15(火) 12:27配信

 愛知県一宮市で10月、スマートフォン用ゲーム「ポケモンGO」を操作しながら運転していた男のトラックに小学4年の則竹敬太君(9)がはねられ死亡した事故で、父・崇智(たかとし)さん(46)がシステムのさらなる変更を求めてゲーム運営会社宛ての手紙を書いた。運営会社「ナイアンティック」の日本法人に近く送る。

【写真】事故後、現場の交差点には、花や菓子などが手向けられていた=10月27日、愛知県一宮市あずら1丁目

 崇智さんは手紙で、道路上にはキャラクターやアイテムを出現させない▽歩行速度以上ではゲームを起動できなくする――の2点を求める。ゲームをめぐっては、事故後に愛知県警などが同社にシステムの変更を要望。同社は今月7日、一定の速度以上で移動中の時は操作できなくなるように変えたが、崇智さんは「安全安心に楽しめるゲームにするには、もう一歩進んだ規制が必要だ」と話す。

 14日は敬太君の10歳の誕生日だった。敬太君が大好きだったハンバーグを家族で近くのファミリーレストランで食べ、自宅でケーキにろうそく10本を立てて祝った。

朝日新聞社

最終更新:11/15(火) 12:27

朝日新聞デジタル