前回のエントリーのプラントベースダイエット:日本人の10大死因の主な原因、「動脈硬化」を改善。では、動脈硬化はプラントベースダイエットで改善できるというのを話しました。では、どのようにしたらプラントベースダイエットによって動脈硬化を治せるのか。いくつかの専門家のダイエットを見てみましょう。
1.エセルスティン・ダイエット
コールドウェル・エセルスティン博士が提唱するプラントベースダイエットです。以前の記事でも見ましたが、エセルスティン博士の研究によれば、エセルスティン・ダイエットにより、心疾患患者の多くがその症状を改善しています。食べてはいけないもの
- 肉、鶏肉、魚、卵。
- 乳製品:バター、チーズ、クリーム、アイスクリーム、ヨーグルト、牛乳など
- 油:オリーブオイルやキャノーラ油なども含む
- 生成された穀物:白米や、生成された小麦粉製品、パスタ、パン、ベーグル、焼き菓子など
- ナッツ:心疾患を持つ人は、ナッツはだめ。心疾患のない人は、オメガ3脂肪酸を含むクルミをいくつか摂っても良し。
食べても良いもの
- 野菜:アボカドを除くすべての野菜。心疾患を持つ人は、アボカドはだめ。心疾患がない人は血液検査で脂質があがらなければ許可。
- 豆
- 全粒穀物
- フルーツ:3サービングまで。ただし中性脂肪を上げるようなフルーツジュースやデザートはだめ。
- 飲み物:水、炭酸水、オート麦牛乳、無脂肪豆乳、コーヒー、紅茶。アルコールはほどほどなら良し。
サプリメント
心疾患を持つ人は、次のサプリメントが推奨されます:
- マルチビタミン
- ビタミンB12 :1000マイクログラム/日
- カルシウム: 50歳以上は、1000 IU/日
- オメガ脂肪酸:フラックスシード大さじ一杯/日
- コレステロールを低下させる薬(必要であれば)
- 総コレステロール150ml/dL
- LDLコレステロール80-85ml/dL
2.グールド・ガイドライン
グールド・ガイドラインは、冠状動脈疾患(虚血性心疾患)を治すためのダイエットです。グールド・ガイドラインの詳細は、Gould Guidelines for Preventing and Reversing Coronary Artery Diseaseを参照してください。- 摂取する脂質を最小限に抑える(脂質は、総摂取カロリーの10%、もしくは、15g-20g/日、必須脂肪酸 3-4g/日。摂取コレステロール80-100mg/日。)
- タンパク質60-80g/日(魚、鶏、七面鳥の胸肉などもOK)
- 炭水化物は目指す体重を維持する程度に制限
- 空腹を避ける(低カロリーで胃が膨らむもの。野菜やフルーツ低脂質なもの。)
- 外食は低脂質なもののみを食べる
- 総コレステロール140ml/dLより下
- 中性脂肪90ml/dLより下
- LDLコレステロール70ml/dLより下
- HDLコレステロール40ml/dLより上
グールド・ガイドラインは、低脂質かつ、肉、魚などは脂質がなければ許可なダイエットとなってます。グールド・ガイドラインは、ゴールがかなりきびしい感じですね。
ということで、動脈硬化の改善ということで、エセルスティン博士、グールド博士のダイエットを見てきました。これら2つのダイエットはおもに心疾患にフォーカスしたものですが、実際にやっていることは動脈硬化を改善するということです。共通して言えるのは、油を使わず、低脂質な食事をすることで、動脈硬化(血管のプラーク)を改善、治していくダイエットということです。
日本人の場合、油を使わずに、お米+味噌汁+野菜や豆などのおかずを中心とした食事をするということで、これらのダイエットを取り入れやすいかと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿