父親の供述に基づき山中から遺体 大阪の行方不明男児か11月15日 16時37分

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大阪・堺市の幼い男の子の行方がわからなくなっている事件で、傷害致死の疑いで逮捕された父親の供述に基づいて、警察が大阪・千早赤阪村の山の中を捜索した結果、人の遺体が見つかりました。警察は、行方がわからなくなっている男の子の可能性があるとみて確認を進めています。

遺体が見つかったのは奈良県との境に近い、大阪・千早赤阪村の山の中です。

大阪・堺市に住民票がある梶本樹李ちゃんが行方不明になり、警察は、父親で鉄筋工の梶本卓容疑者（３５）が去年１２月、当時住んでいた松原市の自宅で、当時３歳の樹李ちゃんに暴行を加えて死亡させたとして、傷害致死の疑いで逮捕し、母親の千穂容疑者（３２）を保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕しました。

警察によりますと、卓容疑者は当初、「ことし５月下旬、遺体を奈良県内の峠の道路脇から投げ落とした」と供述していましたが、その後の調べに対し、「これまで話した場所はうそだった。遺体は別の場所の川の近くに埋めた」と供述したということです。

警察は１４日から、千早赤阪村の山の中の川沿いを捜索し、その結果、１５日午後、土の中から人の遺体が見つかったということです。警察は樹李ちゃんの可能性があるとみて確認を進めています。