NutritionFacts.orgのビデオ"What Causes Insulin Resistance? "でそのヒントがあります。
ということで、そのビデオから。
紹介されているスタディでは、カロリーを2680kcalにして、炭水化物:タンパク質:脂質を、
1) 50g : 80g : 240g
2) 125g : 80g : 207g
3) 200g : 80g : 173g
4) 275g : 80g : 140g
5) 350g : 80g : 107g
6) 425g : 80g : 73g
7) 500g : 80g : 40g
の7パターンでダイエットを行ってもらいます。そしてダイエット終了後、50gのブドウ糖を摂取して、その後の血糖値の上がり方を調べました。
その結果、(上の画像の左のグラフ)
1番血糖値が高かったのが1番目の低糖質高脂質食
1番血糖値が低かったのが7番目の低脂質高糖質食
となりました。
では、なんでこんなことが起こるのかということなんですが、
原因は、 脂質(Fatty acids)がインスリンをブロックして、ブドウ糖が体内で吸収されにくい状況になってしまうからとのこと。(これをインスリン抵抗性といいます。)
そして、この脂質によるブドウ糖吸収の抑制は、160分後から見られるとのこと。
糖質制限をすることにより、逆に脂質制限食より、血糖値が上がってしまうということがありえるんですね。
ということで、このロジック、なかなかおもしろいです。
低脂質、高糖質のプラントベースダイエットの強みがわかっていただけたのではないでしょうか。
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