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これから 毎年やります。 / 善福寺 引用

8時45分ごろから 鳴らし始めました。まるで さびしい独りよがりの鐘の音だったことでしょう。一応 檀家さんには彼岸の文書と同時にお知らせをしておきました
が やっぱり誰も来ませんでした。わたしの力量不足でしょう。でも9月9日9時に99回梵鐘を打つ機会ができました。9条9条と言っても別に9条だけではないと考えます。護憲・愛憲・尊憲・再憲・崇憲・恋憲・加憲・追憲
好憲でもいいのですが。現憲法の前文を含め 小泉・安倍・その他自公民のいう改憲は危ない改悪案なので断固
反対の私です。改憲反対派は左翼だとか共産・民社だとか 何を寝ぼけたことをいうてるのかという思いを底に
意識しながらの私ですが、安倍らは今後も未来永劫あきらめないでしょう。岩波新書 新刊『自衛隊』は平和基本法
を唱えていました。少し感動しました。しかし今の現実
は予断を許さない厳しい改憲潮流が逆巻いているわが国
ではあります。小さな坊主に出来ることはこれ位かもしれませんが 共に皆さんと梵鐘を打ち鳴らしましょう。

No.416 2007/09/09(Sun) 21:58:51

 
Re: これから 毎年やります。 / 地の声 引用

そうしましょう。

1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

来年の9月9日まで今日が護憲活動の新たな第一歩。そんな気持ちです。

あわせて、曹洞宗には「懺謝文」(1992)の具体的実践を働きかけていきたい。宗報によれば宗議人権研修で靖国問題がとりあげられているようです。宗門もようやく「靖国皇国史観」の否定に動いたかのようです。いまだに靖国を美化する宗侶もいます。それも説教師ですから呆れかえってしまいます。檀信徒に与える影響の大なることを考えるとき、まずは、こんな非仏教的好戦的宗侶を宗門から排除することは喫緊の課題です。即時布教師全員に通達を出すべきです。せっかく遺骨収集に取り組んでいても他方で戦争を美化する説教をおこなっているのでは茶番です。

No.417 2007/09/10(Mon) 05:25:44


9月9日9時9分 / 地の声 引用

寺の大梵鐘を9声鳴らすことにしている。

今朝、朝日新聞に同日同時刻に9条を守る行動を呼びかける「戦争をしないための選択・9条を考える道南の会」の活動が紹介されていた。

今朝、連帯表明をFAXしたら、先方から「全国一斉行動・全国の動きファイル」が返信されてきた。

この資料によれば、乾杯イベント、ピクニック、風船飛ばし、ピースウォーク、連凧あげ・・・などなど、思い思いの企画が同日同時刻に全国一斉に展開されることになっている。心強いことだ。

平和憲法をまもることは、わたしたちの責任である。わたしはわたしのできることを実行する。それは、仏教者として心を込めて大梵鐘を鳴らすことだ。

No.410 2007/09/06(Thu) 17:27:25

 
Re: 9月9日9時9分 / 地の声 引用

「戦争をしないための選択・9条を考える道南の会」のホームページがサイバーテロに遭っている。クリックするとアダルトサイトにジャンプするよう仕掛けられている。

卑劣な行為を許さない!

憲法を改悪しようとする勢力の正体とはこんなものだ。

今日9時9分、梵鐘を撞く。城山三郎「大義の末」では、戦争で跡取り息子を失った寺の母が戦争を憎み毎日鐘を撞く。この小説のハイライトだ。益々力がこもる。

No.414 2007/09/09(Sun) 05:54:15

 
Re: 9月9日9時9分 / 地の声 引用

知人、友人が梵鐘を聴きにやってきた。寺には「なぜ鐘が鳴っているのか」という電話での問い合わせがあった。

平和憲法9条をまもるのは、戦後を生きているわたしたち一人びとりの責務である。なにもなさず抽象・観念論に遊ぶような解説者には成り下がりたくない。

 「秋空に舞い上がる鳩 九条の鐘」 (地の声)

No.415 2007/09/09(Sun) 10:08:37


(No Subject) / とおりすがりのもの 引用

私は曹洞宗宗門のありようは根底から変革すべきと考える者です。

そこであえて恐縮ながら申し上げます。
「※宗門改革に反する意見あるいは個人攻撃は徹底的に排除します」
の「個人攻撃は徹底的に排除します」は理解できますが。
「宗門改革に反する意見は徹底的に排除します」は如何なものでしょうか。
対話の否定は独裁的な体制の常套手段です。
対話と討論の果てに結論を導き出せないのであれば
それはあらたな専制を生むだけです。

またこのように明記されていれば
考えのある方々は
その「改革派」の姿勢を疑うこととなるでしょう。

余計なこととは思いますが
気になりましたので

No.412 2007/09/08(Sat) 08:16:09

 
Re: / 地の声 引用

この掲示板をはじめた当初、いまとは比較にならないほど妨害がありました。管理パスワードを破られたこともありました。「改革」の声をあげさせないためです。

そんな経緯から「宗門改革に反する意見は徹底的に排除します」という一文を掲げてきました。

改革の声が大きくなり、妨害がなくなったいまとなっては誤解をまねく表現かもしれませんね。でも、闘いの記念としてわたし個人としては残しておきたいのです。ご了解ください。

No.413 2007/09/08(Sat) 08:36:36


ベン・ヒルズ著「プリンセス・マサコ」を読む / 地の声 引用

オーストラリアのジャーナリストが書いた皇室もの。雅子皇太子妃が皇室という場で人権を奪われていくという内容。日本での翻訳出版には当局から相当な圧力がかかったようだ。

この皇室暴露本は第三書館からこの9月に発売された。第三書館と言えば桐山襲「パルチザン伝説」を出版しおおいに世間をにぎわした筋金入りのアナーキスト出版社である。

一般には知られていない(自主検閲あるいは宮内庁からの妨害で)情報には戦慄する。この書をどう読むかは個々にかかる問題だが、わたしとしては権力の本質・醜悪さを読んだ。保身のための閉鎖性にも驚くが、ひとりの前途ある女性が潰されていくさまに、皇室とはなんなのだろう、国家とはなんなんだろう・・・こんな想いを懐かざるを得なかった。

個人の安全と福祉のために国家があるはずだが、いまのこの国は意味が逆転して、国益のために国家があって個人は犠牲を強いられている。それはあらゆる世界に蔓延している。会社の利益のために個人は犠牲にされている。ムラの利益のために個人は犠牲にされている。曹洞宗の利益のために(いや、この場合は一部権力者の利益のために)個々の寺院は犠牲にされている。

怒りなしでは読めない一冊だ。

No.411 2007/09/07(Fri) 09:42:21


曹洞宗のファッショ化を許すな! / 地の声 引用

不正行為をおこなった国会議員が次々辞職・辞任している。今朝の報道では小林温議員(自民・参議・神奈川)が陣営の選挙違反の責任をとり辞任した。

以前は考えられなかった。開き直る議員が多かった。この「潔さ」は、先の参議選で予党自民党が大敗し与野党勢力が逆転したことによるものである。批判がちからを発揮すると組織の風通しが良くなる。不正は抑止される。いわゆる「自浄能力」が実現する。

有道会が2名の宗議を除名した背景に「もの申す」の辛らつな批判とそれを支持する多くの一般寺院のちからがあった。「もの申す」がなかったら、こうはいかなかっただろう。東京グランドホテル問題とおなじように真実は闇から闇へと葬られたに違いない。

「もの申す」を弾圧しようとする動きがある。須川法昭人事部長が審事院に提訴すべきだという意見を持っているというのだ。とんでもない話だ。宗門の不正になんら役割を発揮しなかった体制補完装置「審事院」。なべてファシズムは三権を独占するものだが、まさにそのとおりのことがいま曹洞宗でおこなわれようとしている。批判を犯罪化して抹殺することは、権力がしたい放題出来る体制を構築するということである。「合理」を主張する全国の寺院は沈黙させられ、権力が有無を言わせず「不合理」を押し付ける「暗黒時代」の到来だ。曹洞宗の改革は緒に就いたばかりだ。せっかくの前進を逆行させることは到底認められない。「反動」を絶対許してはならない。

批判装置のない組織はファシズムである。さきの戦争で人権・平和を疎外し多くの犠牲者をもたらした元凶である。歴史的に否定されたこの暴力体制を曹洞宗はまたぞろ復活しようとしている。曹洞宗のファッショ化を断固拒否する!

三大スローガン「人権・平和・環境」が泣いている。


※ファシズム
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%B7%E3%82%BA%E3%83%A0

No.409 2007/09/05(Wed) 06:00:12


もっと もっと 拡がってほしい / 善福寺 引用


 ●誰か 宗門のえらいさんに 伝えていただきたい
  宗門は断固 九条の和に どう対応しようとするか
  しないか 関係ないか 
  私は 宗門内で大いに 議題として 討論し 真剣  に対応するべきだろうと思う。

宗教者九条の和

事務局 〒150-0045 東京都渋谷区神泉町8-7 日本山妙法寺内

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呼びかけ人(各宗派順不同)  2007年4月3日現在


  有馬 頼底 (臨済宗相国寺派管長・金閣寺並びに銀閣寺)
  五十嵐 隆明 (浄土宗西山禅林寺派前管長)
  石井 英雄 (日蓮宗長照寺住職)
  石川 浩徳 (日蓮宗現代宗教研究所元所長・本念寺住職)
  岩波 昭賢 (浄土宗長久寺住職)
  漆間 徳然 (浄土宗誕生寺住職)
  大野 玄妙 (法隆寺管長)
  岡田 弘隆 (真言宗豊山派泉福寺住職・弁護士)
  小野塚 幾澄 (日中友好宗教者懇話会会長・真言宗豊山派金乗院住職)
  加來 徳泉 (聖護院門跡門主)
  梶田 真章 (法然院住職)
  加藤 俊生 (真言宗豊山派石手寺住職)
  岸田 正博 (真言宗智山派多聞寺住職)
  工藤 良任 (真言律宗般若寺住職)
  河野 太通 (花園大学元学長・臨済宗妙心寺派龍門寺住職)
  古河 良晧 (日蓮宗常圓寺住職)
  小林 隆彰 (天台宗千手院住職)
  児玉 暁洋 (真宗大谷派教学研究所元所長)
  佐伯 快勝 (真言律宗総本山西大寺宗務長・浄瑠璃寺住職)
  斎藤 昭俊 (真言宗寶蓮寺住職・(財)全国青少年教化協議会事務総長)
  佐藤 隆賢 (大正大学元学長・真言宗円能寺住職)
  信楽 香仁 (鞍馬寺貫主)
  信楽 峻麿 (龍谷大学元学長・本願寺派僧侶)
  茂田 真澄 (浄土宗勝楽寺住職)
  新間 智照 (日蓮宗妙法華院住職)
  千田 孝信 (中尊寺前貫主)
  玉川 覺祥 (日蓮宗安国論寺住職)
  中嶌 哲演 (真言宗御室派明通寺住職)
  中條 暁秀 (身延山大学前学長・日蓮宗本能寺住職)
  中津 公雄 (高野山真言宗別格本山鶴林寺住職・宗会議長)
  中野 東禅 (曹洞宗龍宝寺住職)
  中村 隆敏 (浄土宗善導寺住職)
  南條 孝仁 (日蓮宗大本山妙顕寺貫首)
  野田 慈照 (臨済宗成福寺住職)
  塙 行幸 (日本山妙法寺大僧伽首座)
  福家 俊明 (天台寺門宗総本山園城寺長吏・三井寺)
  堀澤 祖門 (叡山学院院長・天台宗泰門庵住職)
  本間 守拙 (日蓮宗大本山重須本門寺貫首)
  宮城  (九州大谷短大名誉教授・真宗大谷派僧侶)
  宮城 泰年 (本山修験宗宗務総長)
  宮坂 宥勝 (真言宗智山派管長・総本山智積院化主・名古屋大学名誉教授)
  無着 成恭 (曹洞宗泉福寺住職)
  村中 祐生 (大正大学元学長・天台宗慈照院住職)
  森 清範 (清水寺貫主)
  吉田 宏ル (真言宗智山派伝法院院長・宥勝寺住職)
  
  白柳 誠一 (カトリック枢機卿)
  池長 潤 (カトリック大阪大司教区・大司教)
  大倉 一美 (カトリック東京教区・司祭)
  大塚 喜直 (カトリック京都教区・司教)
  岡田 武夫 (カトリック東京教区・大司教)
  菊地 功 (カトリック新潟教区・司教)
  高見 三明 (カトリック長崎教区・大司教)
  谷 大二 (カトリックさいたま教区・司教)
  野村 純一 (カトリック名古屋教区・司教)
  弘田 しずえ (ベリス・メルセス宣教修道女会)
  松浦 悟郎 (カトリック大阪教区・補佐司教)
  三末 篤實 (カトリック広島教区・司教)
  溝部 脩 (カトリック高松教区・司教)
  宮原 良治 (カトリック大分教区・司教)

  荒川 雅夫 (日本福音同盟社会委員会委員長・牧師)
  加藤 誠 (日本バプテスト連盟常務理事・牧師)
  高地 敬 (日本聖公会京都教区・主教)
  輿石 勇 (日本キリスト教協議会議長・司祭)
  佐伯 幸雄 (京都キリスト教協議会前会長・牧師)
  徳弘 浩隆 (日本福音ルーテル教会・牧師)
  中村 隆治郎 (日本バプテスト同盟総主事・牧師)
  平良 仁志 (日本バプテスト連盟理事長・牧師)
  朴 寿吉 (在日大韓基督教会総幹事・牧師)
  三鍋 裕 (日本聖公会総主事・司祭)
  森 紀旦 (日本聖公会中部教区主教)
  山北 宣久 (日本基督教団総会議長・牧師)
  山本 俊正 (日本キリスト教協議会総幹事・牧師)
  川端 国世 (日本YWCA総幹事)
  山田 公平 (日本YMCA同盟総主事)
  
  小林 亙 (金光教平和活動センター理事長)
  宮本 けいし (妙智會ありがとう基金代表)



合計 76名
(仏教 45名・ カトリック 14名・ プロテスタント 15名・ 新宗教 2名)


◎「呼びかけ人」は適宜増やしてまいります。





「呼びかけ人世話役」

  加藤 俊生 (真言宗豊山派石手寺住職)
  小林 亙 (金光教平和活動センター理事長)
  松浦 悟郎 (カトリック大阪教区・補佐司教)
  宮城 泰年 (本山修験宗宗務総長)
  村中 祐生 (大正大学元学長・天台宗慈照院住職)
  山本 俊正 (日本キリスト教協議会総幹事・牧師)

「事務担当者」

  浅野 善雄 (金光教本中野教会)
  石川 勇吉 (真宗大谷派僧侶)
  武田 隆雄 (日本山妙法寺僧侶)
  長澤 正隆 (カトリック正義と平和協議会)
  森   修覚 (真宗大谷派僧侶)
  小河 義伸 (恵泉バプテスト教会牧師)





「九条の会」オフィシャルサイト http://www.9-jo.jp/





お問合せ先
『宗教者九条の和』
電   話 03-3461-9363  ファックス 03-3461-9367
E-mail  info@shukyosha9jonowa.org

賛同金振込口座 郵便振替 00140-1-260524 宗教者九条の和






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事務局 〒150-0045 東京都渋谷区神泉町8-7 日本山妙法寺内

No.408 2007/09/04(Tue) 18:03:51


憲法改定に反対する。 / 善福寺 引用

ある方から先般 9条にベタ惚れといわれた。それは自分風に言えばこうである。現憲法がそんなに悪い憲法とはとても思えない。それこそ世界の先端を行っているのではないと思っている。仏教も大好きな思想であり、宗教である。坊主としては変な言い方だが表現力・勉強が
足りないのであろう私。稚拙な考えかもしれない。がしかし自分にはそう思えるしもしも間違っているのなら是非指摘して頂きたい。仏教の大きな柱は慈悲であろうと思う。また非暴力であり、不殺生だろうと思っています。そこから考えるともうあまり語る必要は無いほどに
この現実は あまりにもその理想から遠い。それは一目瞭然だれもが認めるところである。どうして9条・9条と
憲法憲法と言うのか自分にも自分が滑稽に見えないことも無い。それは本当である。簡単にこの憲法を改定して
いいいのだろうか。とまず思う。私の中では現憲法の精神と仏教の精神は結びついている。だから宗門やお坊さんたちの憲法への対応がもう一つ理解できない。それを
9条惚れ結構などと半ば失笑ぎみに言われると情けなく
なる。お坊さんがこの憲法論議にきちんと向かい合うことはいま特に大切であり、宗門・宗教・仏教と関係ない
政治の話だおっしゃる方の多いのには驚かされる。70年
のベトナム戦争のころ、60年のころ、そして今も変わらない仏教界であり個個のお坊さんの姿勢なのだろうか。
現自公政府は限りなくファシズムに近い政治勢力だと私は分析する。皆さんはどうお考えかお聞きしたい。自分が政治イデオロギー的に発言しているつもりは無いのですが、ただ現実は国民投票を無理やりさせられる時を迎えている今。仏教的に、坊さん的にどう投票するのかどう行動するのかそれは50年100年の日本社会・アジアを規定してしまうほどのことだろうと思うからお互いに本音で激論を交わすべきだろう。それほどの価値はあると考える。

No.407 2007/09/04(Tue) 13:05:32


(No Subject) / 岡 孝順 引用

我が宗門は、「あれか、これか」ではなく、「あれもこれも」なのだと公言していた人達は、今、その結果を見てどう思っているのでしょうね?

 軍隊のための「弁証法」みたいな論理や思考法が、曹洞宗門に昔からあったことは、事実が証明しています。思考法の雑駁さが、現状を生んだのだと私は思っております。

 以前から、これを言っても、ほとんどの人達は聞かなかった。今後は宗門も真摯な発想法に切り替わる事を私は期待しております。
 私の兄弟子もまた、永平寺安居中に、大怪我を負わされて、半年間入院を余儀なくされましたが、こうした暴力的な体質と共に、雑駁な思考法や、蛮性が排除されることに、かすかな期待を持つものです。

No.405 2007/09/03(Mon) 18:31:56

 
Re: / 地の声 引用

「あれもこれも」が不正をも赦してきたのでしょうね。この世は一個の大きな蓮華である・・という華厳思想。この極端な非仏教的観念論と密接に関係しているがゆえに、禅は現実から乖離したなんでもありのバケモノに成り下がる危険性を常に孕んでいます。その意味で仏教の原点である慈悲を実践するティク・ナット・ハン師は真の禅者だと思います。

「罪を憎んで人を憎まず」

この理想を実現するためには、「罪」の実態を徹底的に分析し批判しなければならないのですが、それを怠り「人を憎まず」にばかり重点を置くさまは「なんでもあり曹洞宗」の稚拙さを感じます。

No.406 2007/09/03(Mon) 19:27:55


大西巨人「神聖喜劇」を読む / 地の声 引用

・・といっても、原作は大長編。時間的にも体力的にも無理だ。それがこのたび幻冬社から漫画で発刊された。それでも全6巻。それぞれ結構分厚い。読み終えたら猛暑の夏が終わり秋になっていた。

異常ともいえる記憶力抜群(いちど読んだら全て記憶してしまう)の主人公・東堂が軍隊で経験するさまざまな不合理に立ち向かう。軍隊では「知りません」と決して言ってはならない。たとえ教えられていなくても「忘れました」と答え自己責任としなければならない。この不合理な慣例に東堂は決して従わない。東堂の批判対象は軍隊のみならず結局大元帥(天皇)にまで行き着くこの国のシステムである。東堂はニヒリズムとヒューマニズムの間をさまよう・・・。

軍隊の様子が微細にわたって描かれている。暴力、無教養、欺瞞、怯懦、策謀の渦巻く世界。そんななかでかろうじて東堂ら新兵は「人間」であることを維持しようとする。この緊張感が読者を離さない。

不合理な「道理」は上下関係を維持する必要不可欠な装置なのだ。

どこか曹洞宗の僧堂に似ていると思った。

No.404 2007/09/03(Mon) 16:59:44


正義の怒りというものがある / 地の声 引用

>不正を指弾する声は有道会の内部からも、外部からも、全国の寺院からも上がっている。しかし、不思議なことに、不正を指弾する声が高まりだすと、あたかもそれが「和合僧」を破壊する外敵であるかのように憎悪し、敵対心をあらわにして反撃に転じる動きが出てくる。(中外日報)

本家「もの申す」が熱い。11名の除名反対議員を擁護する「三休さん」なる方の発言が火種となっている。

>お釈迦様はいつでも、争いを避け、相手を優しく包むようなおだやかな説得口調で
布教をされました。また仏教徒である私たちは、怒るなかれ、不瞋恚戒をいただく身です。
いくら改革のためとはいえ、怒りの心を全面に出す姿勢には私は賛同できません。

一見説得力のある意見だが、大きな落とし穴がある。それは結果的に不正を赦すということだ。

先のフランス大統領選挙で、サルコジとロワイヤルの公開討論がおこなわれた。ガチンコ勝負である。自由平等を主張するロワイヤル。ゼニカネ主義を臆面もなく語るサルコジ。

ロワイヤルが激したとき、サルコジが「もっとおだやかに」といなした。そのとき切り替えした言葉がいい。「正義の怒りというものがあるのです」

いま、曹洞宗を改革するエネルギーは地の声たちの鬱積したルサンチマンであり「正義の怒り」なのである。

「三休さん」の意見は、矛先を変えさせ改革を潰そうとする実に危険なものだ。誤魔化されてはいけない。

No.403 2007/09/01(Sat) 07:29:04

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