【プロレス】猪木VSアリ40周年マカオ大会が中止…弁護士が損害確認中
2016年11月15日14時6分 スポーツ報知
アントニオ猪木参院議員(73)が主宰するプロレス団体IGFは15日、東京都内の事務所で記者会見を開き、12月3日に参加予定だった「猪木vsアリ40周年マカオ世界大会」の中止を発表した。
1976年6月26日の猪木氏とムハマド・アリの格闘技世界一決定戦(日本武道館)から40周年を記念した「マカオ返還17周年記事業」だったが、IGF青木弘充社長(41)によると現地主催社のマカオTV(MASTV)と連絡が取れなくなり「選手派遣を中止することを決断した」という。
同席した浅田泰裕弁護士(45)は「損害賠償も含めて法的対処の方法を話し合っている」とした。現地でのチケットの一般発売は行われていないといい、日本からの観戦ツアーは旅行会社に申込中止を要請しているという。当初、マカオ大会は記念日の今年6月26日に開催予定だったが、当日は日本での船上パーティーになり、延期されていた。青木社長によると、猪木氏は「日程がずれ込めば調整できないぞ」とあきれているという。
IGFでは、このイベントに集中するため、2012年から恒例だった12月31日・両国国技館での「INOKI BOM-BA-YE」を組んでいなかったが、準備期間的に年内の代替興行も断念することになった。