約4万個の輸入チョコを回収した成城石井…発表したお詫びと対象商品は

2016年11月12日9時13分  スポーツ報知

 高級スーパーの成城石井が11日に10月から販売した輸入チョコレートに、アレルギーを引き起こす成分の「乳」を表示していなかったため自主回収すると発表した。これまでに4万2611個販売した。

 同社は、自社サイトで以下のような今回の問題の経緯とお詫びを掲載した。

 「弊社子会社である東京ヨーロッパ貿易株式会社にて輸入し、弊社店舗及び卸売先で2016年10月1日から2016年11月7日まで販売いたしましたクリンゲル社(ベルギー)製の「グリーンドリーム 有機フェアトレード ダークチョコレート 7種」および2015年10月1日から2016年11月7日まで販売いたしました「バランス チョコレートバー 4種」におきまして、アレルギー特定原材料「乳」混入の恐れがあることが弊社の自主検査にて判明したため、当該商品を店頭から撤去のうえ、11月9日からその旨を当社ホームページおよび店頭にて告知、商品の回収を実施しておりました。また、同時に公的検査機関において詳しく検査を実施し、その結果、弊社基準において原材料表記すべき量以上の「乳」の混入が認められたとの報告を受けました。ミルクチョコレートと同じ工場で当該商品を製造しており、製造過程でアレルギー特定原材料の「乳」が混入してしまったことが原因です。※全ての当該商品に、「乳、卵を含む製品と同じ工場で製造」と表記(コンタミネーション表記)されています。

「乳」へのアレルギーのある方が喫食した場合、アレルギー症状が発生する可能性がございますので、絶対に召し上がらないでください。

商品回収につきましては、引き続き実施しております。当該商品をお買い求めのお客様におかれましては、レシートのご提示、もしくは現品と引換えましてご返金させていただきます。

 お客様には大変お手数をおかけして誠に恐縮に存じますが、お手元に下記に該当する商品がございましたら、お近くの店舗スタッフもしくは下記のお問合せ先までお申し出いただきますよう、お願い申し上げます。

お客様ならびに関係者の皆様には、多大なるご心配とご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。今後は、品質管理を一層徹底し、再発防止に努めてまいります。ご理解とご協力をいただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます」

 今回の問題は、11月4日に横浜市内の店舗で商品を買った顧客の子どもにアレルギー症状が出た。顧客の指摘を受けた成城石井が公的検査機関に調査を依頼し、混入が判明した。子どもは既に回復しているという。問い合わせはお客様相談室、フリーダイヤル(0120)141565。

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