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【プロ野球】

三木谷オーナー提唱 外国人枠撤廃せよ

2016年11月15日 紙面から

プロ野球オーナー会議に臨む楽天の三木谷浩史オーナー(左)=東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪で(河口貞史撮影)

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 楽天の三木谷浩史オーナー(51)が14日、オーナー会議で外国人枠の撤廃を提唱した。

 「これから積極的な事業計画を練って、どうやって成長していくかを考えなければならない。将来的に少子化の中、日本人だけでやっていけるのか? 外国人枠の拡大、最終的には、撤廃をしてもいいのではないか」

 野球協約では、各球団は制限なく外国人選手を支配下選手登録できるが、1軍登録は4人まで。出場枠を最大まで使う場合も「投手2人に野手2人」「投手1人に野手3人」「投手3人に野手1人」の3通りに限定される。これを完全撤廃したらどうか、というわけである。

 「アマチュアじゃない。プロの興行。最高のプレーを見せるのが、プロ。日本人も外国人も関係ない。昔はおらが街の選手というのがあったけど。世界レベルのリーグをつくっていくのであれば、国籍は関係ない」と同オーナー。極端に言えば、レギュラーが全員外国人の可能性もある。出席者の反応はイマイチだったそうだが、議論の余地はある。 (竹下陽二)

 

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