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【スポーツ】

[ラグビー]ジョセフ・ジャパン初勝利 ジョージアに28−22の逆転勝ち

2016年11月13日 紙面から

後半23分、逆転決勝トライを決める日本WTB福岡=ミヘイル・メスキスタジアム(トビリシ)で(大友信彦撮影)

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◇欧州遠征<第1戦> 日本28−22ジョージア

 【トビリシ(ジョージア)大友信彦】ラグビー日本代表の欧州遠征第1戦は12日、当地で行われ、日本が28−22(前半8−12)でジョージアを破り、ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチは就任2戦目で初勝利となった。日本は前半にFB松島のトライで先制。その後逆転されて折り返したが、後半にWTBレメキの2トライ、途中出場のWTB福岡のトライで逆転した。日本代表は13日に英国へ移動。19日にカーディフでウェールズと対戦する。

 新生ジャパンが価値ある勝利を挙げた。

 日本は前半、自陣ゴール前からのカウンターアタックでFB松島が電光石火の先制トライ。15分にはSO田村が激しいブーイングの中でPGを決め、8点をリードするが、FWの激しい当たりでリズムをつかんだジョージアに2トライを奪われて逆転され、8−12で折り返し、後半17分には13−22までリードを広げられた。

 だが、ここからが日本の真骨頂だった。19分にWTBレメキが追撃のトライを決め、4分後には鮮やかなBK展開でSO田村のパスを受けた途中出場のWTB福岡が左隅に逆転トライ。3万人が駆けつけたスタジアムが沈黙した。

 「途中から出る以上、流れを変えるプレーをしたかった。ジョージアはFWが攻め疲れていたので、自分が出た時間帯は日本に流れが来ていました」と福岡。殊勲のラストパスを放った田村も「余裕を持ってプレーできた。ジョージアの強さは変わらないけれど、日本チーム全体の成長を感じた」と断言。若いチームが確かな一歩を刻んだ。

 ▽ジョセフHC「いい球出しができれば勝てるという自信はあった。それを実現することができた。ジョージアのミスが多かったが、日本が防御でミスを誘った面も多くあった」

 

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