神宮外苑イベント火災 展示物内に高温の白熱電球の投光器

11/07 11:46
東京・新宿区の明治神宮外苑のイベント会場で展示物が焼け、遊んでいた5歳の男の子が死亡した火事で、高温になる危険性のある白熱電球の投光器が、展示物の中に設置されていたことが新たにわかった。
この火事は、6日夕方、新宿区の明治神宮外苑のイベント会場で、ジャングルジムの形をした木製の展示物から火が出て、中で遊んでいた幼稚園児の佐伯健仁君(5)が死亡したほか、健仁君を助けようとした父親ら2人が、やけどをしたもの。
目撃した人は、「(父親は、どのような様子だった?)『子どもがいる』と、作品の周りをずっと歩きながら。歩くというよりも、気が動転した感じで」と話した。
警察と消防のこれまでの調べで、展示物の内部には、展示物の一部として、木くずが置かれていて、つるされたLED(発光ダイオード)照明などで照らされていたことがわかっている。
その後の調べで、高熱になり、木くずと接触すると発火するおそれがある白熱電球を使用した投光器が設置されていたことが、新たにわかった。
投光器は、火災現場から激しく燃えた状態で見つかっていて、警察と消防は、業務上過失致死傷の疑いで、7日朝から現場検証を行い、投光器が出火原因となったとみて、設置された経緯を調べている。

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