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【グランパス】

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 J2に降格した名古屋グランパスのFW川又堅碁(27)が14日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンター内のクラブハウスで契約更改交渉を行った。今季で現契約を満了するストライカーに対し、クラブは約4割の大幅減俸での単年契約でオファー。しかし新GMも新監督も決まっていない状況で話は進まず、川又は他クラブとの交渉を解禁することを明言した。J1の磐田、仙台のほか、古巣の新潟も獲得に乗り出しており、流出は避けられない状況となった。 文字通り、お話にならない初交渉だった。川又は代理人を伴って、チーム統括部の松本部長、竹林スタッフと約50分の面談。しかし、期待していた新監督人事、新GM人事、クラブの方向性など、残留に向けた判断材料は何一つ出てこない。「ホント、世間話くらいしかしてない」とあきれ返るしかなかった。 グランパスの提示は、今季推定年俸6000万円から約4割減の3600万円の単年契約だった。「オレが一番減らされたと思う。でも、不動で出ていた人も30%減。ホントに(試合を)見てんのかな」と、保坂チーム統括部担当部長ら3人が密室で行っていた査定への根強い疑問を持っていた。その疑問も解けず、「戦力外と受け止めているけど1年オファーくれるし、すげー難しい。葛藤がある」と首をかしげた。(11月15日)

 

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