iPhoneの通信が遅いと思ったときに!電波のつかみ具合を数値表示させる方法:iPhone Tips
マルの数と数字は比例しません
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iPhoneを使っていて「マルはいっぱい並んでるのに、実際の通信速度が遅い」と感じたことはありませんか?そんなときは、電波表示マークを数値化し、実際の電波の強さを測ってみるのがおすすめです。電波の強い場所を見つける目安にもなります。電波の表示は、「電話」アプリから特定の番号を発信することで数値化することができます。
Gallery: iPhoneが掴んでいる電波の強さを数値表示する方法 | 4 Photos
iPhoneの電波強度表示を数値化しよう
電波状況を数値化するには、まず「電話」アプリを起動して「*3001#12345#*」とダイヤルしましょう。「Field Test」という画面が表示されるので、この画面からiPhoneを強制終了します。再起動後、画面上の電波表示が数字に切り替わります。編集部註:上記のダイヤルコマンドは本来、アップルやキャリアのサービス員が端末やネットワークの調査などをおこなうために用意しているものです。こうした特殊なコマンドはインターネットを検索すればほかにもいくつか見つかりますが、そのいずれも一般ユーザーが使うことを想定したものではありません。当然、これらの機能を使って発生した不具合などはメーカーやキャリアのサポート対象外となりますので、お試しになる際はご自身の責任でお願い致します。
▲「電話アプリを起動し、「*3001#12345#*」と入力しダイヤル(左)。切り替わった画面でiPhoneを強制終了する。iPhone 7の場合は電源ボタンと音量の下ボタンを、それ以前の機種では電源ボタンとホームボタンを同時に長押ししよう(右)
10秒ほど長押しするとiPhoneを強制終了できます。再起動後、いつもなら電波強度を表示するマルが並んでいる場所に、数字が表示されているはずです。今回はステータスバーの左端に「-90」と表示されました。なお、数値の部分をタップすると、一時的に従来の電波表示に戻すことができます。
▲au版iPhoneの電波強度表示
▲ドコモ版iPhoneの電波強度表示
キャリアによって異なりますが、電波強度の数値はマイナス45~マイナス130(圏外)まであり、数値が大きい(ゼロに近い)ほど電波が強いとされています。なお、従来の電波表示マークに戻したい場合は「電話」アプリを起動し、再度「*3001#12345#*」にダイヤルしましょう。表示された画面をホームボタンを押して終了すれば、元の表示に戻せます。
編集部追記:電波強度を数値表示したときの単位はdBm(正確にはdBmW)。これはアンテナが受信する電力、つまり受信感度を表し、通常はマイナス表示となります。実はこのdBmの数値がいくつのときに電波強度のマルの数をいくつ表示するかはキャリアによって違っています。「いつも感度良好なはずなのに、他のキャリアより電波のつかみが弱い」といったシチュエーションが発生するのはそのためです。具体的に例を示せば、たとえば2つの端末の感度がいずれもマイナス90(dBm)のとき、あるキャリアは電波表示のマルが2個、別のキャリアでは5個表示されるといったことがありえます。