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チェルノブイリ、まだ終わりではない

長瀧重信

1986年4月26日のチェルノブイリ原発事故発生から25年が経過した。原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)は、今年2月28日にチェルノブイリ原発事故をめぐる報告書をウェブ上に発表した。報告書の結論によると、放射線に起因するとみられる健康影響は次のようなものだった。 ・・・続きを読む
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筆者

長瀧重信

長瀧重信(ながたき・しげのぶ) 長崎大学名誉教授(放射線の健康影響)

長崎大学名誉教授。1932年生まれ。東京大学医学部卒業。東大大学院、米ハーバード大学などで学んだ後、東大医学部付属病院外来医長などを経て、長崎大学医学部教授(内科学第一教室)、放射線影響研究所理事長を務めた。長崎大学時代に被爆者の治療、調査にあたった経験を踏まえて、旧ソ連チェルノブイリ原発事故がもたらした健康被害の調査活動や東海村JCO臨界事故周辺住民の健康管理にかかわった。

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