車の自動走行実用化へ 政府が大規模な実証実験の方針
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政府は、乗用車などの自動走行の実用化に向けて、自動車メーカーや研究機関などの参加を募り、来年9月頃から1年半かけて、首都高速道路や東名高速道路、それに、東京の臨海地域の一般道路などで、大規模な実証実験を行う方針を固めました。
安倍総理大臣は先に、「2020年の東京オリンピック・パラリンピックでの自動車の自動走行による移動サービスや、高速道路での自動運転が可能となるよう、制度やインフラを整備する」と述べ、実用化に向けた制度設計を進めるよう、関係閣僚に指示しました。
これを受けて、政府は、自動車メーカーや研究機関などの参加を募り、来年9月ごろから平成31年3月まで1年半かけて、大規模な実証実験を行う方針を固めました。
具体的には、首都高速道路、東名高速道路、新東名高速道路、常磐自動車道などの、合わせておよそ300キロメートルの区間と、東京の臨海地域の一般道路などで自動走行の乗用車などを走らせ、データを収集するということです。
乗用車などの自動走行は、加速、ブレーキ、ハンドル操作のいずれかを自動で行う「レベル1」から、ドライバーが運転に全く関与しない「レベル4」まで4段階に区分されていて、政府は、どのレベルの実験を行うのかなど、具体的な方法を来年春までに決めることにしています。
これを受けて、政府は、自動車メーカーや研究機関などの参加を募り、来年9月ごろから平成31年3月まで1年半かけて、大規模な実証実験を行う方針を固めました。
具体的には、首都高速道路、東名高速道路、新東名高速道路、常磐自動車道などの、合わせておよそ300キロメートルの区間と、東京の臨海地域の一般道路などで自動走行の乗用車などを走らせ、データを収集するということです。
乗用車などの自動走行は、加速、ブレーキ、ハンドル操作のいずれかを自動で行う「レベル1」から、ドライバーが運転に全く関与しない「レベル4」まで4段階に区分されていて、政府は、どのレベルの実験を行うのかなど、具体的な方法を来年春までに決めることにしています。