寝違えて首が痛くなったとき、首や肩を揉んでもなかなか治らない。その理由は、原因となっている部分に直接アプローチしていないため。また、揉んだりすると、首に炎症を発生させ逆に痛みが強まってしまうので注意が必要。いつ寝違えるかわからないので、寝違えたときに正しく対処できるように原因と方法をまとめた。
寝違えの原因
- 寝違いで首が痛くなり動かなくなる原因は、寝ている間に脇の内側を通る腋窩神経(えきかしんけい)が圧迫されること。
- 腋窩神経は首を支える筋肉につながっていて、ここが血行不良でしびれると首に痛みが発生する。
寝違えの治し方
- 根本治療と対症療法がある。
- まずは根本治療を行い、痛みが残っていれば、対症療法を行うとよい。
【根本治療】脇の下の筋肉を伸ばし、血行をよくする
首や肩の痛いところを揉んだり、薬を塗っても治らないが、下記の方法で脇の下の血行を回復したら、動かない首が、すぐ動くようになる。
- リラックスして手をダラーっと下げる。
- 首の痛む側の手をゆっくり後ろに、自然に止まるところまで引き上げる。
- 止まったところで、20秒数える。
- 次に肘を110度に曲げた(鈍角)状態から前方に上げていく。おそらく、真上まで上がる。
- その状態で20秒。
- 以上を3セットほどすれば、神経が開放されて首が動かせる。重症な人はさらに2〜3セット続ける。
参考
- 作者: 山本航暉
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/09/28
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
────────────────────────
◆◆このブログのサイトマップへ◆◆