朴槿恵大統領の退陣求めるデモ 市民の熱気は最高潮に

11/12 18:15
韓国・朴槿恵大統領の退陣を求めるデモ隊は、12日午後4時から、広場で集会を開いたあと、大統領府に向けて行進を始めている。
午後5時をすぎて、会場周辺には、続々と人が集まってきた。
市民の熱気は、最高潮に達している。
周辺には、「朴槿恵(パク・クネ)退陣」というチラシなども配布されていて、みんなは、それを持って参加している。
集会では、一連の事件について、「恥ずかしい」、「胸が痛い」などの声も上がっている。
大統領府の方向に向かって、デモ行進が行われることになっているが、周辺には、施設などに入れないよう、警察が、バスでバリケードを設置していて、異様な緊張感に包まれている。
12日の集会の参加者は、午後5時現在で、主催者発表55万人。
最大100万人ともいわれている。
朴大統領の支持率が、歴代最低の5%を記録する中、国民の激しい反発をどう受け止めるのか、朴大統領の今後の動きに注目が集まる。
週末ごとに、デモに参加する人が増えていて、若者の支持率が0%という衝撃的な数字も発表された。
若い世代は、「国民が選んだ大統領が、第3者に国政介入させていた。第3者に操られていた」という疑惑に、強い怒りを感じている人が多かった。
また、学生の中には、「崔順実(チェ・スンシル)容疑者の娘による大学の不正入学疑惑が許せない。試験が近いけれども、われわれの未来のために、デモに参加する」といった声も聞かれた。

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