博多駅前陥没現場 通行再開はあす明け方の見込み

博多駅前陥没現場 通行再開はあす明け方の見込み
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福岡市のJR博多駅前の道路が大規模に陥没した現場では、14日も道路を埋め戻す作業が進められています。福岡市によりますと、雨で作業が一時中断したことなどから、通行の再開は15日の明け方になる見込みです。
今月8日に福岡市博多区のJR博多駅前の道路が、縦横およそ30メートルにわたって大規模に陥没した現場では、道路を埋め戻す作業が進められていますが、雨のため14日から作業が一時中断しました。

福岡市は、地盤工学の専門家などによる会議を開いて検討した結果、埋め戻したあとの道路の安全性に問題はないという結論が得られたことから、午後に作業を再開し舗装工事を進めています。

しかし、14日中に工事を終わらせるのは難しく、通行の再開は15日の明け方になる見込みです。

福岡市の高島市長は記者会見で、「通行再開まで2次被害を出さないよう、最後まで気を抜かずに進めていきたい。今後は、大きな影響が出た市民生活の復旧も、事故原因の究明もどちらも大事になる」と話しました。