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国民の怒りは沸点…韓国・朴槿恵大統領に「暗殺」の恐れ

 韓国の朴槿恵大統領(64)は国政介入疑惑の渦中にある親友の崔順実容疑者(60)が逮捕されたことを受け、4日午前10時半からテレビを通じて国民に向けた談話を発表した。

 改めて国民に謝罪したうえで、「必要ならば、私も検察の取り調べに誠実に臨む覚悟だ」と語り、現職の大統領として初めて検察の捜査に応じる考えを表明。その一方で、国政に空白が生じてはならないと強調し、当面退陣する意思はないことを明らかにした。

 崔容疑者は、大統領の最側近の1人と共謀して企業に圧力をかけ、2つの財団に資金を拠出させた職権乱用の共犯の疑いと、財団の資金、日本円でおよそ6300万円をだまし取ろうとした詐欺未遂の疑いで、3日夜遅く、検察に逮捕された。

 一連の「青瓦台スキャンダル」に対する韓国国民の怒りは収まりそうにない。朴大統領の支持率は10.9%にダウンし、不支持率は84.2%に跳ね上がっている。「大統領も捜査すべき」は70%、「退陣を求める」は55%に達している。

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