ナマステ!
ネパール在住ブロガーのKei(@Kei_LMNOP)です。
実は11月になって、ブログタイトルとブログデザインを変えました。
結構大々的に変えたつもり!
でも、ほぼ誰もそのことに触れてくれず…(笑)
なので、今日はブログタイトルに込めた想いを書いてみます。
新ブログタイトル「僕はネパールを変えることができない。」通称「僕ネパ」
改めてブログタイトルを紹介させてください。
「僕はネパールを変えることができない。」
長いんで、「僕ネパ」で覚えてもらえたら嬉しいです!
ただブログタイトルを「できない。」っていう否定形にしました。
よく前向きなブログだねとコメントをいただくのに、ブログタイトルはなぜかネガティブな感じ。
せっかくのブログタイトルでもあるのに、なんでネガティブなの?って思う方もいるはず。
確かに、僕がこのブログで伝えたいのは前向きな気持ち。
20代の人に「自分の人生」を生きる楽しさを伝えたい。
でも、「自分の人生」を生きるってそんなに簡単なことじゃない。
社会の常識や固定観念から外れることになる場合ならなおさら。
そういうものに負けず、一歩前に踏み出してほしい。
そんなことをブログで感じ取ってもらえたらいいなと思って書いてます。
「じゃあ尚更、ブログタイトルはなんでネガティブなんだよ」って話ですね。
逆なんです。
前向きな気持ちを伝え、一歩踏み出してほしいから、わざとネガティブな形にしたんです。
モチーフにさせてもらったのは「僕たちは世界を変えることができない。」という作品
このブログタイトルは実はある作品のタイトルをモチーフにさせてもらいました。
それがこちら。
「僕たちは世界を変えることができない。」
僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia. (小学館文庫)
- 作者: 葉田甲太
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/07/06
- メディア: 文庫
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平凡な大学生が、150万円を集めてカンボジアに学校を建てるという実話をもとにした作品。
詳しくはこちらにまとめたのでぜひ読んでいただきたい。
葉田さんの2作目の作品も物凄く突き刺さるのでおすすめです。
葉田甲太さん「僕たちは世界を変えることができない」のあらすじ・感想・珠玉の名言まとめ!
人生で大切なことは「それでも運命にイエスという。」が教えてくれる
僕はこの作品がめちゃくちゃ好きで、映画も本も合わせたら10回近く見てます。
ただ最近は見てなかったのですが、10月になって突然思い出しました。
そして、また本を読み直しました。
そこから直感で、ブログタイトルを「僕はネパールを変えることができない。」にすることを思いついたんです。
自分が世界を変えることができない。それでも自分ができることで目の前の人を喜ばせることはできる
直感で決めましたが、改めて考えると僕がこのブログで伝えたい事にガッツリ合致していました。
なんで「僕たちは世界を変えることができない。」という作品が好きなのか?
それは、前に一歩を踏み出す勇気をもらえるからなんです。
葉田さんたちは、学校を建てることを決めて、カンボジアに現地視察に行きます。
そこで、カンボジアが抱える問題の大きさに絶句します。
地雷、HIV、ポル・ポト政権時代の大虐殺など、深刻な問題がカンボジアという国にはあるんだことを痛感するんです。
そして、自分たちが学校を1つ建てたくらいじゃ、カンボジアという国が何も変わらないことに葛藤します。
それでも、自分たちができることをやり遂げると決めて、学校を建てました。
作品の最後にはこんなセリフが出てきます。
僕たちは世界を変えることはできない。
でもあの日、あの瞬間、子供たちが笑って、僕たちが笑ったことだけは真実だ。
たとえ自分たちの行動が小さいものだったとしても、一歩を踏み出す価値はある。
そんなことを教えてくれる作品だから僕は好きなんです。
ネパールにいる今の僕に置き換えたら、まさに同じだった
そして、この作品と今の僕ってまさに同じ状況にあるんです。
僕は青年海外協力隊としてネパールにいます。
「農村の収入向上」をテーマに活動している。
でも、ネパールも正直問題だらけの国です。
アジア最貧国で、首都でも電気は1日の半分もない。貧富の差もどんどん拡大してる。仕事もないから若い人たちが海外に出稼ぎにどんどん行ってしまっている。
そんな問題だらけのネパールを、僕には変えることはできません。
じゃあ何もしないのか、何もしなくていいのかって言われたら答えはNOなわけで。
だから、小さくてもいいから、僕は僕にできることをやり続ける。
A1.活動記録 カテゴリーの記事一覧 - 僕はネパールを変えることができない。
協力隊が終わっても、僕はここネパールで事業を興します。
ネパールの抱える問題点にアプローチできるようなビジネスを考えています。
正直、僕がビジネスをやったからといって、その問題は解決するようなものじゃない。
それでも、僕はやります。
自分にできることをやるために、一歩前に踏み出します。
ネパールを変えることはできないかもしれない。
でも、目の前にいるネパールの人を喜ばせることができるなら、それは価値があることだから。
僕だけじゃなく、皆さんにも当てはまる話なんですよ
「僕たちは世界を変えることができない。」の状況は今の僕に当てはまります。
でも、僕だけじゃなくて20代の皆さんにも当てはまる話なんです。
「世界を変える」っていう部分を自分が叶えたい夢や、送りたい人生に置き換えてください。
なんでもいいです。
「海外を飛び回って仕事したい」
「自分で稼いで生活できるようになりたい」
「好きなことで生きていけるようになりたい」
でもそれってなかなか手の届かないものだと思うんです。
ちょっと努力したくらいじゃ叶わないもの。
ましてやスーパー努力したとしても、叶えられるか分からない。
じゃあやらないのか?って話です。
諦めていいのかって話。
答えはNOでしょ。
どんなに理想が大きくて遠いものでも、一歩前に踏み出さない限りは何も始まらない。
だから一歩前に踏み出す勇気が大事。
一歩前に踏み出して結果が出なくても。
うまくいかなくて傷ついても。
バカにされまくって恥ずかしい思いをしても。
全部一歩前に踏み出さなかったら得られなかった経験。
その経験を活かすときが必ず来るから大丈夫。
そう考えれば、一歩前に踏み出すことに失敗なんてない。
今後とも「僕ネパ」を宜しくお願いします
このブログを読んでくれた20代の人たちへ。一歩前に踏み出してください。
でも本当にブログでそれができるのか僕には正直分かりません。
お互い会ったこともない人達が、僕のブログを通じて一歩前に踏み出してくれるかなんてわからない。
それでも、僕は発信し続けますよ。
自分の記事を読んで「なんか新しいことやってみようかな」とか「思い切ってやりたいことをやってみよう」とか。
そう思ってくれる人が1人でも2人でも出てくるのなら、発信し続ける価値はある。
そんなわけで、「僕ネパ」を今後とも宜しくお願いします!
P.Sネパールの特産品「ラプシーちゃん」が新登場!
ブログタイトルもリニューアルしたので、新キャラを登場させます。
ネパールの特産品、ラプシーちゃんです。
僕が活動で携わっているネパールの新しいお土産品、ラプシーキャンディのもとになっているラプシーちゃん。
「ネパール=ラプシーちゃん」だと思ってもらえるようにガンガン出てきますので、こちらもどうぞよろしくお願いします!