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本部

英雄だらけの温泉旅行

時鳥

形態
ショート
難易度
易しい
オプション
参加費
1,000
参加制限
-
参加人数
能力者
8人 / 4~8人
英雄
8人 / 0~8人
報酬
無し
相談期間
5日
完成日
2016/11/08 18:46

掲示板

オープニング

●新しい息抜き企画
 二重契約の存在が判明してから一か月は経っただろうか。
 H.O.P.E.の各依頼にも徐々に第二英雄の姿が見え始めている。
 そこで息抜き企画部は思い立った。
 折角なのだから、第一英雄と第二英雄の友好を深められるような企画を立てられないか、と。
「遊園地とか行ったことない英雄は結構多いんじゃないですかね?」
「ここはやはり裸の付き合い、というのはどうでしょう?」
「あ、パジャマパーティーとかはどうですか! 夜更ける中、布団の中でリラックスしたまま会話を楽しめば距離も縮まるはず」
「紅葉を見に行って山を登るとか、つり橋を渡るとか」
 色々な意見が飛び交う。遊園地や水族館、様々な観光施設が上げられた。というか、多分企画部職員の行きたいところばかりなのだろう。
 全ての意見をまとめていくが、中々決まらない。結果。
「よし、それなら初めは定番の温泉旅館一泊旅行にしよう。今なら紅葉も綺麗だろうしな」
 英雄だけの温泉一泊旅行が開催されることとなった。

●貼り紙
 新しく第二の英雄と契約したけれど、第一英雄と溶け込んでいない?
 折り合いが悪い?
 既に仲が良いけどもっと仲良くならないかな?
 そんなリンカーの皆さんに朗報です。
 この秋、日本の温泉へ足を運んでみませんか?
 英雄たちの友好を深める為、英雄限定で宿泊するプランがあります!
 ※能力者は旅館の別館にて宿泊していただき、一泊の間、英雄たちと離れて頂くことになります。

 秋の木々が織りなす赤や黄色の紅葉と、美味しい秋の食材を使った和食。
 肌に優しく気持ちいい天然温泉。
 露天風呂からは綺麗な夕日、瞬く星空や、清々しい朝日を見ることが出来きゆったりとしたひと時を過ごせるでしょう。

 温泉旅館での過ごし方が分からなくても大丈夫!
 指導員が一緒に参りますので分からないことがあればご質問下さい。

解説

●目的
 英雄だらけの温泉一泊旅行をめいっぱい楽しむ。

●温泉旅館について
 風情ある日本東北の小さめな温泉旅館。
 部屋は希望がなければ第一英雄と第二英雄が同室。
 希望があれば他の英雄と同室、大部屋なども対応可能です。
 温泉は男女別。露天風呂もあります。
 夕食、朝食共にバイキング。両方とも秋のグルメ、東北の郷土料理が出てきます。
 秋のグルメ例:さつまいもご飯、栗ご飯、キノコ汁、サンマの塩焼きなどなど
 郷土料理例:きりたんぽ、せんべい汁、牛タン、まめぶ汁などなど
 お酒も飲むことが可能ですが20歳未満(外見年齢基準)は飲むことが出来ません。

●スケジュール
 旅館に16時チェックイン
 夕食、18時から20時の間、自由
 朝食、7時半から9時半の間、自由
 次の日、朝11時チェックアウト

●能力者について
 このシナリオでは能力者は別館にいる為、リプレイ最初の英雄紹介の際に名前が出てくるのみで、他は一切出てきません。
 能力者の話を英雄同士がする、という内容であれば歓迎です!

プレイング

九十九 サヤaa0057
人間|17才|女性|防御
他英雄さんとの交流歓迎

【美鶴】
折角の温泉なのに、なぜ相手がサーヤではなくこの変人ですのっ!?
こほん、我慢我慢……穏やかににいきましょう
くれぐれも他の方々にご迷惑はかけないように。
逆に彼の事を見極める良いチャンスかも

ご飯
まあお、あれもこれもおいしそう
ぐっ……七津の方が気が利いてる
サンマに手をつけようとして、キレイに食べられない事を思い出す

お箸の使い方も上手いのに、さんまだけキレイに食べられない?
もしかしてかばわれた……?
なんだか悔しい。

夜景を探索しながら話しを聞いてみる
サーヤのことをどう思ってますの?……だれもスタイルの事を聞いてません!

七津に指摘されてハッとする。彼の方がちゃんと周囲が見えている

……サーヤの隣にいるのは、何があってもわたくしですわ。
でも……隣の隣ぐらいならいてもかまいませんわ


【七津】
あらら、みっちゃん警戒心ばりばり。これでも交友を結びたいんだけどねー

温泉
男女別なのは残念だけど、それでもこの世の天国よね
背中の流し会いとかも歓迎。
(鑑賞は鑑賞、交流は交流、周囲を不快にさせないよう行動はあくまで紳士的に)

ご飯
せっかくだから郷土料理よね。はい、おしぼりと紙ナプキン。
もう少ししたらデザートのモンブランもでるって
…ワタシ、さんまキレイに食べるの苦手だから、笑ったりしないでね

みっちゃん、せっかくだからライトアップされた紅葉見に行きましょう
サヤちゃんの事?そうねーまだシンプルなラインだとは思うけど、これからの成長次第で…

ほら、おでこに皺よってる。
別れる時にサヤちゃんが心配してたわよ、具合でも悪いんじゃないかって
どんなに着飾ったところで身体に刻み込まれたものはごまかせないわよ

ちょっとこっち向いて。(美鶴に口紅)
最近発売された新色、まだ使ってないんだからね
少しは華やかな気分になった?
ほら、紅葉をバックに二人で写真撮るわよ。
(サヤへ)メール送信っと。これであの子も安心するでしょ。
アンジェリカ・カノーヴァaa0121
人間|11才|女性|命中
チェックイン時

「マルコはんと同室どすか?」

「夜這いの心配なら無用だ。俺は女性は好きだが意に反した事はしない主義だ」

と文菜とマルコのやり取り

「うちも未通女や無いどすし、ま、ええやろ」

と文菜も同意。ご夫婦では無いので?と文菜の指の結婚指輪を見ての従業員の質問には即座に違いますえと答える文菜

食事前に二人で紅葉見物。夕日に染まる紅葉がとても美しくて感心したマルコが

「だがお前ほどではない・・・っておい!」

と文菜に声をかけようとしてギョッとする。文菜の目からは大粒の涙が

「すんまへん。昔こんな景色をあの人と、見たような気がするんどす」

涙を拭いて文菜はそう答える。紅葉自体は前の契約者とも見た。けれどその人物は女性だったから。今目の前を歩くマルコとの光景が記憶を刺激したらしい

「俺が死んだ旦那と似てるのか?」
「解りまへん。思い出せしまへんし。けど生きてたとしてもうちがここに居てる以上会えまへんけどな。それに少なくともマルコはんみたい女たらしや無かったとは思いますえ」

と笑顔で答える文菜。もう落ち着いたようで安心したマルコもそりゃそうかと笑って答える

夕食、大人なのでお酒も飲みながら二人で地元の珍味を堪能

「マルコはん!マルコはんは普段からお酒飲みすぎどす!それに時々首筋にキスマークつけて帰ってきはって。アンジェリカはんはまだ子供ですえ。教育に悪いやおへんか!」

「お前酔ってるのか?落ち着け。ほら、この牛タン美味いぞ」

顔を赤くしてマルコを非難する文菜に牛タンやきりたんぽを勧めるマルコ

「ごまかされまへんえ!うちが来たからにはアンジェリカはんには立派なレディーになってもらいますえ!」
「それは俺じゃ無いが・・・」

と横の徳利に向かって喋る文菜に突っ込むマルコ。酔いつぶれた彼女を布団に寝かせ

「生殺しだな」

と呟き就寝

翌日頭が痛いと呟く文菜を見て、俺が飲ませたとアンジェリカに誤解されそうだと頭を抱えるマルコだった
御神 恭也aa0127
人間|16才|男性|攻撃
【心情】
「二人目とは契約して居ないんだがな・・・」
『温泉がボクを呼んでいる~』

【友人】
月鏡 由利菜組

【行動】
・恭也
伊邪那美を預ける前に他の英雄に迷惑を掛けない様に確りと言い付ける
「良いか、今夜一晩だけでも行儀していろ。浴場で泳ぐな、食べ物を食い散らかしたりしない事だ」
他の英雄達には、悪さをしたら躾けてくれる様にお願いする
「此奴が何か悪さをしたら、手加減抜きで〆てくれ。その際の苦情は俺が引き受ける」

・伊邪那美
温泉の張り紙を見て募集、内容は良く読んでいなかったので今回の趣旨は説明されるまで知らない
趣旨を理解したら、いずれ契約する後輩とのコミュニケーションの取り方を学ぶ
『う~ん、単純に家族が増える感覚かなって思ってたけど人によって違うみたいだね』

食事の時は、恭也の言いつけを守り行儀よくしているが温泉に入る時はすっかり忘れて浴場で遊泳を楽しむ
『いや~、やっぱり大きな湯船に入ると泳ぎたくなるよね~』
『何か忘れてる気もするけど・・・まっ、良いか』

「」:恭也
『』:伊邪那美

※アドリブ 絡みOK
大宮 朝霞aa0476
人間|20才|女性|防御
アドリブ歓迎
ニクノイーサ:「」
春日部 伊奈:『』

朝霞「ニック!伊奈ちゃん!二人で温泉旅行いってきて!」
■心情
「……ほぅ」
『おいおい、おっさんと二人でかよ!?朝霞はどうすんだよ』

■行動
●チェックイン
「ほぅ、なかなかいい部屋じゃないか」
『(おいおい、いつもは朝霞と3人だけどよぉ。おっさんと2人っきりかよぉ)』
「……どうした伊奈。落ち着かないな。不安か?」
『はぁ? びびびびびってなんかいねぇよ。なに言ってんだよ、おっさん』
「安心しろ。俺は子供には興味ないからな」
『はぁぁ? こここ子供じゃねーし!おっさんこそ怖気づいてんじゃねーのかよ』

●温泉
夕食前にさっそく温泉へ

ニック:
のんびり湯につかる
「ふむ、温泉か。悪くないな」
「朝霞抜きで伊奈と話すのも悪くない、か。朝霞のやつ、アレでなかなか気を回しているのだな」

伊奈:
『あ~、いざニックと2人っきりってのは緊張するぜ』
それにしても、私の事を子供だとかぬかしやがったな
失礼なやつだ
朝霞にだっていろいろ負けてないぜ、たぶん
それにしてもいい湯だな
『あ~、生き返る~』


●夕食
それぞれ気になる料理を取り席へ
「伊奈は、温泉ははじめてだったろう?どうだった」
『……まぁ、悪くないって感じだったぜ』

『……おっさん。それ、肉か?』
「あぁ、牛たんというらしい。なかなかうまいぞ。食べてみるか?」
『ななななにしてんだよ。食べたかったら自分で取ってくるから、余計な事してんじゃねぇよ』
「そうか? 俺もたくさん取ってきてしまったからな。分けてやろうと思ったんだがな」
『それじゃ……お言葉に甘えてちょっともらうか。取りに行くのも面倒だしな!』
(もぐもぐ)
『!!うまいな、コレ』
「うむ。それはタレだな。塩味もあるぞ」

●チェックアウト
『おっさん。この世界にきたのは私の方が後だけど、おっさんには負ける気ねーからな』
「あぁ、これから勝負だな。よろしく頼むぞ、伊奈」
『よろしくな! ……ニック』
月鏡 由利菜aa0873
人間|18才|女性|攻撃
【導入】
リーヴスラシルは温泉旅行を通じて、リディスや他の皆と親交を深めるのが目的。
まだ学校に通ったことのないリディスは、食べて皆と遊ぶことで頭がいっぱい
ラシルが引率の先生、リディスが生徒的な雰囲気

『あまり羽目を外すなよ、リディス』
『はーい、ラシル先生!えへへ、学校の修学旅行みたいで楽しそう♪』
『本当に分かっているのか…?まあいい』

【行動】
☆到着前
ラシルが教師らしく旅のしおり制作、皆に配布する
『事務的では味気ないと思い、カスタム手帳に東北の名産品の手書きSDイラストを描いてコピーした』

☆食事
ラシルは東北を知りたい為、牛タン・きりたんぽ鍋・どんがら汁・ずんだ餅など、東北の郷土料理を中心に頼む
がつがつ食べるリディス、ゆっくり食べろと制するラシル。
他エージェントの、第二英雄との誓約内容が気になる様子のラシル

☆入浴
スタイルの良いラシルを羨み、抱きつくリディス
『ラシル先生やユリナの胸がばいーんって大きいのはなんで?』
『さあ…気がついたら、としか。それにリディスの体躯は問題ないと思うが…』

『…イザナミちゃん、周りがナイスバディな人達ばかりだとプレッシャーが凄いよ…』

☆夜
就寝前にはしゃいで寝付けず寝室を出たリディスは、外で一人佇むラシルを見つける。彼女は自分とリディスの誓約について考えていた

ラシルは由利菜が事実上故郷に帰れない誓約を結んだ為、彼女の両親に憎まれても文句は言えない。だが後に手紙で両親と話し合ったら、英雄の誓約内容は尊重されるべき、英雄と契約するのは娘の夢だったという理由で由利菜を託されたと言う

『ラシル先生、今も自分の誓約に悩んでるんだ…』
『…だから私は、リディスがユリナと良い誓約を結べたことに安堵している』
『うん。あたしの誓約はあたしの誇り!…どんな形でも、誓約は絆を生むと思うんだ』
『ふふ…そう思うか』

☆締め
東北郷土料理のレシピ本を買う

【その他】
他PCとのアドリブ絡み歓迎
ニウェウス・アーラaa1428
人間|16才|女性|攻撃
ストゥル(以下、ス)「ドキッ! 英雄だらけの温泉旅行!」
戀「ポロリは無しよぉ」
ス「実に残念デスネ……ッ」

▼二人の関係
良好。息の合ったふざけ合いができるレベル。
アドリブ可


ストゥルと戀で同室
チェックイン→夕飯まではのんびりと

ス「うっひょーう! やっぱ日本の宿はいいなー!」(畳の上に寝転がり)
戀「あらあら、どの辺りが気に入ったのぉ?」
ス「色々あるけどぉ。第一に挙げるのは、すぐにごろごろ出来る畳ダネ」(ごろごろ
戀「おじさんみたいな事を言うのねぇ……」
ス「いいじゃん、ごろごろ出来るのいいじゃーん。戀もごろごろすればわかるヨ」
戀「もぅ、相変わらずのグータラさんなんだからぁ」(頬つつき
ス「ムキュ」

▼夕食
ス「うっひょぅ、秋の味覚がいっぱいだぁ。ヨダレが止まらないネ」
戀「んー、目移りしちゃうわぁ」
ス「どーせなら、珍しいものがイイネ。よし、せんべい汁、君に決めた!」
戀「じゃぁ、私はきりたんぽでぇ」

たまに、戀がストゥルに食べさせようとする
戀「はい、あーんして♪」
ス「あーん……ふぎゅ!?」
戀「あら、どうしたの?」
ス「ほ、ほれっ、あつあつのっ、きりたんほっ」(慌てて、はふはふする

▼露天風呂
二人でのんびりと浸かりつつ、談話
ス「そういえばさー。キミ、僕の事を覚えているんだっけ?」
戀「そうよぉ。貴方と私は仲間だったの」
ス「んー……ごめん。どうにも思い出せないっ」
戀「別にいいわよぉ。仕方がない理由だし?」
ス「むぐ」
戀「ほら、暗い顔しなぁい。折角の、楽しい旅行なんだから」(抱き寄せ)
ス「ちょっと、戀さん? なんで抱き寄せ?」
戀「んー、いい子いい子してあげようかなって」(頭なでなで)
ス「む、むぅ……」(大人しく撫でられ)


朝食後の自由時間でお土産を購入→チェックアウト
戀「それじゃ、ますたぁと合流しましょ」
ス「寂しがり屋だからねー。早く行ってあげようそうしよう」
戀「人の事、言えないでしょぉ」
ス「キコエナイナー」
世良 霧人aa3803
人間|27才|男性|防御
絡みアドリブ大歓迎

エリック「旅行なんて初めてだ!思いっきり楽しもうな!」
クロード『旦那様とは別の場所なのですか…。』

◆目的
初めて(2人とも)の旅行を楽しむ!

◆2人の関係
可もなく不可もなく、仲は良くも悪くもない。

◆行動
「へえー、旅館ってこんな感じの建物なんだな。」
『とても良い雰囲気でございますね。』

・夕食
「栗ご飯うまい!キノコの味噌汁もサイコーだな!」
(きりたんぽを見て)『これは…、お餅でしょうか?』

・温泉
入り方を指導員や他の英雄に教えてもらい入浴。
「えーと、このタオルは頭の上に乗っけるんだっけ?」
『それはマンガの中だけだと思いますが…?』
もし女湯を覗こうと企む輩がいた場合、クロードの乱れ引っ掻きが炸裂します。

入浴後に浴衣を着ようとするが、上手く出来ずに変になる。他の方に直して頂ければと思います。
「あれ?この浴衣ってどうやれば良いんだ?」

温泉卓球をやるのであれば、エリックが喜んで参加する。ルールは少しやれば覚えます。

紺野 あずきaa3833
人間|18才|女性|防御
★シミズ
・心情
(莉子さんと二人きりなんてテンションMAXだぜ!)

・目的
莉子さんと仲良くなる

・行動
一緒に来たがってたあずきを別館に押し付け、莉子さんをデートに誘う
「さぁ、能力者様はいなくなった事ですし夕食までの間そこら辺を歩きませんか、マドモアゼル?」
莉子さん、目が笑ってないけど気にしないようにしよう
美人の誘導員さんにこの辺のパンフレットをいただこう。ついでに誘導員さんの部屋の鍵も一緒に…
「ひぃぃ…!ち、違うんですコレは、何と言うかその…。す、すいませんでした莉子さん…!」
デートが終わった後にしよう…

夕食後、女のフリをして何気なしに女湯に入ろうとしたところを莉子さんに捕まり説教され一人寂しくひとっ風呂浴びた後、莉子さんの待つ部屋へ
部屋の置手紙を読む
「『あずきちゃんのところで寝ます。今日はありがとうございました』って、そんなぁー!」
一緒にお酒でも飲もうかと思ったけどもう寝よう…

★莉子
・心情
(出会って間もない男性と二人きりで過ごすというのは落ち着きませんね…。それにシミズさんは女性にだらしない方だとあずきちゃんに聞きましたので、万が一変な事をされたらチクッとオシオキしないと、…なんて半分冗談ですが)

・目的
シミズさんを監視し、理解する

・行動
「マドモアゼルだなんて照れちゃいますね。今日は楽しい一日にしましょうね、シミズさん(ニコニコ)」
楽しく終わればいいですけど
シミズさんのオイタを過ぎる時は注意するようあずきちゃんに言われてるので
「早速ですかシミズさん(AGWをチラつかせ」

そんな一件がありつつも仲良く夕食を食べ、「あーん」してあげシミズさんを逃がさないように
「あら、ほっぺにご飯が付いてますよ。そんなに慌てて食べなくても料理は逃げませんのに(クスクス」
軟派な方ですがちょっと可愛いシミズさん

総評:悪い事しても言えば素直に謝ってくれるのでシミズさんは悪い人ではない…気がする


双方アドリブOK

リプレイ


 秋の紅葉が彩る中、佇む趣ある旅館前。
「ドキッ! 英雄だらけの温泉旅行!」
 旅のしおりを見ながらニウェウス・アーラ(aa1428)の英雄ストゥルトゥス(aa1428hero001)がおちゃらけた口調で決める。
「ポロリは無しよぉ」
「実に残念デスネ……ッ」
 ストゥルトゥスと一緒に来た戀(aa1428hero002)がストゥルトゥスが続けようとした言葉を察し突っ込みをいれる。そのやり取りからは二人の関係が良好であることが見て取れた。
 二人が持っている旅のしおりは月鏡 由利菜(aa0873)の英雄リーヴスラシル(aa0873hero001)が制作したものだ。リーヴスラシルは教師をしている。その職業柄か、親交を深めるため、参加英雄全員分の旅のしおりを作ってきていたのだ。事務的では味気ない、とカスタム手帳に東北の名産品手書きSDイラストを描きコピーして作った。
 リーヴスラシルと一緒にやってきた英雄のウィリディス(aa0873hero002)は食べて皆と遊ぶことで頭がいっぱいだ。
「温泉がボクを呼んでいる~」
 その隣で御神 恭也(aa0127)の英雄、伊邪那美(aa0127hero001)も楽し気な様子で旅館を眺めていた。唯一の一人参加である。温泉の張り紙を見て応募したものの内容はよく読んでいなかっため、出発の時に初めてその趣旨を知ったのだった。
「二人目とは契約して居ないんだがな……」
 と心配そうに言う恭也を置いて、いずれ契約する後輩とのコミュニケーションの取り方を他の英雄を見て学ぼう、としっかり目的を新たに那美はここにいる。だが、流石に幼女一人で、というわけにはいかず、来ていた友人のリーヴスラシル達と同行する運びとなった。
「あまり羽目を外すなよ、リディス」
「はーい、ラシル先生! えへへ、学校の修学旅行みたいで楽しそう♪」
 リーヴスラシルの言葉に手を上げて答えるウィリディス。こんなことを言っているが彼女は学校に行ったことはない。
「学校のしゅうがくりょこう?」
「みんなで行ってわいわいするの! 多分!」
 ウィリディスの言葉に那美が首を傾げると元気に彼女は答える。
「本当に分かっているのか……? まあいい」
 リーヴスラシルはその会話に違和を覚えつつも、自己納得するように一つ頷いた。その三人の様は引率の先生と生徒達のように見える。
「折角の温泉なのに、なぜ相手がサーヤではなくこの変人ですのっ!?」
「あらら、みっちゃん警戒心ばりばり。これでも交友を結びたいんだけどねー」
 一花 美鶴(aa0057hero001)が七津(aa0057hero002)を睨みつけている。七津は向けられる敵意も気にした様子はなく笑みを返した。
 美鶴は七津に対しいい感情を抱いていない。彼女たちの能力者九十九 サヤ(aa0057)に男が近づくことも嫌ならば、七津の笑顔に何か裏がありそうでうさんくさいと思っている。
 こほん、と咳ばらいを一つ。
「我慢我慢……穏やかににいきましょう。くれぐれも他の方々にご迷惑はかけないように」
 周りを見回して自分に言い聞かすように言う美鶴。七津にちら、と視線を向け、逆に彼の事を見極める良いチャンスかもしれない、と思った。
「へえー、旅館ってこんな感じの建物なんだな」
「とても良い雰囲気でございますね」
 エリック(aa3803hero002)とクロード(aa3803hero001)が初めて見る旅館を見ながら感想を零す。能力者の世良 霧人(aa3803)と別れるときに
「旅行なんて初めてだ! 思いっきり楽しもうな!」
「旦那様とは別の場所なのですか……」
 と、エリック、クロードは真逆の反応を示していたが、今は二人とも初めての旅行を楽しもうとしているようだった。
 指導員が英雄たちを館内へ導きチェックインに促す。
「マルコはんと同室どすか?」
 チェックイン時に部屋の説明を受けアンジェリカ・カノーヴァ(aa0121)の英雄八十島 文菜(aa0121hero002)がちらり、と隣に立つ英雄マルコ・マカーリオ(aa0121hero001)を見遣る。
「ご夫婦では無いので?」
 その反応に受付が文菜の指の結婚指輪に遠慮がちに視線を向け問いかけた。即座に「違いますえ」と答える文菜。
「夜這いの心配なら無用だ。俺は女性は好きだが意に反した事はしない主義だ」
 文菜の言外の意を察してかマルコがさらり、と口を挟む。マルコが女好きであるとは言え、彼の性格上その言葉を信じても良さそうだ。
「うちも未通女や無いどすし、ま、ええやろ」
 ふふっ、と穏やかな笑みを文菜は浮かべ部屋のキーを手に取った。


「ほぅ、なかなかいい部屋じゃないか」
 各自の部屋に別れた後。大宮 朝霞(aa0476)の英雄、ニクノイーサ(aa0476hero001)は割り当てられた二人部屋の和室をきょろきょろと見渡しながら満足そうに感想を零した。
 その相方、英雄、春日部 伊奈(aa0476hero002)はニクノイーサに距離を取りながら不安そうな顔をしている。
(おいおい、いつもは朝霞と3人だけどよぉ。おっさんと2人っきりかよぉ)
「……どうした伊奈。落ち着かないな。不安か?」
「はぁ? びびびびびってなんかいねぇよ。なに言ってんだよ、おっさん」
 そこで察したニクノーサが問いかけると伊奈は慌てて強く否定した。
「安心しろ。俺は子供には興味ないからな」
「はぁぁ? こここ子供じゃねーし! おっさんこそ怖気づいてんじゃねーのかよ」
 にやり、と口端を釣り上げるニクノイーサにぽこぽこ怒る伊奈。そんな伊奈に向かいニクノイーサは軽くバスタオルを投げ渡す。
「さっそく、温泉に行くか」
 と、次の行動を決めているニクノイーサ達とは別の部屋。
「うっひょーう! やっぱ日本の宿はいいなー!」
 畳の上に早々に寝転がっているのはストゥルトゥス。そんな彼を微笑まし気に見つめ何処が気に入ったのか問う戀。
「色々あるけどぉ。第一に挙げるのは、すぐにごろごろ出来る畳ダネ」
「おじさんみたいな事を言うのねぇ……」
「いいじゃん、ごろごろ出来るのいいじゃーん。戀もごろごろすればわかるヨ」
「もぅ、相変わらずのグータラさんなんだからぁ」
 ごろごろしているストゥルトゥスの頬を戀はつついた。
 部屋でまったりしている英雄もいれば夕方の紅葉を見に外へ足を延ばす者もいる。
「さぁ、能力者様はいない事ですし夕食までの間そこら辺を歩きませんか、マドモアゼル?」
「マドモアゼルだなんて照れちゃいますね。今日は楽しい一日にしましょうね、シミズさん」
 淑やかな雰囲気漂う大人の女性、白崎 莉子(aa3833hero002)に黒のサングラスをしている男性シミズ(aa3833hero001)が片手を差し出す。莉子はニコニコと笑顔を浮かべその手を取る気配はない。
 一緒に来たがってた紺野 あずき(aa3833)を別館に押し付け、ついに莉子をデートに誘うことに成功? したシミズ。
(莉子さんと二人きりなんてテンションMAXだぜ!)
 と、心の中もハイテンションだ。
(出会って間もない男性と二人きりで過ごすというのは落ち着きませんね……。それにシミズさんは女性にだらしない方だとあずきちゃんに聞きましたので、万が一変な事をされたらチクッとオシオキしないと、……なんて半分冗談ですが)
 一方の莉子の内心はこんな感じなので脈はまぁ、お察しください。二人は並んで歩く。
 しかし、先程からニコニコと笑顔の莉子だが目は笑ってない。それにシミズも気づいたが、気にしないようにしよう、と自身に言い聞かせた。
 詳しく回りを知りたいと、シミズは近くの女性の指導員に声を掛ける。
「この辺のパンフレットを頂けませんか? ついでにあなたの部屋の鍵も一緒に……」
 パンフレットを差し出す女性の手をぎゅぅっと握るシミズ。
「早速ですかシミズさん」
 笑顔のまま後ろから莉子が口を挟む。慌てて振り返ると莉子が手にしたAGWをチラつかせていた。
「ひぃぃ……! ち、違うんですコレは、何と言うかその……。す、すいませんでした莉子さん……!」
 慌てて指導員の手を放し急いで謝るシミズ。
(デートが終わった後にしよう……)
 と、心に決めた。そんな彼らが向かおうとしていた紅葉の先。先客が二人、ゆっくりと歩を進めている。
 夕日に染まる紅葉は更に赤みを増しとても美しい。その景色に感心したマルコが文菜へと振り返る。
「だがお前ほどではない……っておい!」
 途中でギョッとするマルコ。文菜の瞳からは大粒の涙が零れ頬を伝っていた。
「すんまへん。昔こんな景色をあの人と、見たような気がするんどす」
 涙を拭き文菜は紅葉を見つめる。紅葉自体は前の契約者とも見た。けれどその人物は女性だったから。今目の前を歩くマルコとの光景が記憶を刺激したようだった。
「俺が死んだ旦那と似てるのか?」
「解りまへん。思い出せしまへんし。けど生きてたとしてもうちがここに居てる以上会えまへんけどな。それに少なくともマルコはんみたい女たらしや無かったとは思いますえ」
 と笑顔を浮かべる文菜。もう落ち着いたようで安心したマルコも「そりゃそうか」と笑って返した。
 亡き夫の記憶が無く、その事だけは寂しく思っていた文菜だが遠い日の秋色の残照は彼女の心の奥に残っている。

 夕食前に温泉へと向かった伊奈。
「あ~、いざニックと2人っきりってのは緊張するぜ」
 湯船につかりながらぽつりと呟く。先程された子供扱いにまだご立腹のようだ。湯船の下の自身の体を見下ろして
(朝霞にだっていろいろ負けてないぜ、たぶん)
 自身の能力者の姿を思い浮かべながら一人思う。
「あ~、生き返る~」
 と、いい湯に身を委ね天を仰いだら今来たばかりの美鶴と目が合った。
 一方男湯。
「ふむ、温泉か。悪くないな」
 ニクノイーサがのんびりと湯を楽しんでいる。
「朝霞抜きで伊奈と話すのも悪くない、か。朝霞のやつ、アレでなかなか気を回しているのだな」
 夕焼けが徐々に濃くなり赤が増す紅葉を眺めながら
「ニック! 伊奈ちゃん! 二人で温泉旅行いってきて!」
 と言い出した朝霞のことを思い出す。
「一緒に来た人よね?」
 そこに七津が姿を現す。先程チェックイン前に見た顔だった為、同じ英雄ということで声をかけたのだ。
 ちなみに男女別なのは残念だが、それでもこの世の天国、とは男性の鍛え上げられた肉体と女性のたおやかなラインの美しさを眺めるのが好きな彼談。
 口調はオネエ系だが態度は男らしく、人当たりのいい笑みと紳士的な態度に不快感は沸かないだろう。
 せっかくなのだから、と、湯船につかりながら取り留めのない話をする。
「そうなのー。みっちゃんと交友を結びたいんだけどねー」
「この機会に、うまくいくといいな」
 一緒に来ている相手の話をしながらのんびりと過ごす。
 方や女側はお互い年も近いせいか話が弾んでいたようだった。温泉から上がった後、オシャレも手を抜かない美鶴の服装に
「それ、イケてるじゃん!」
 と、伊奈が言うのですっかり美鶴は絆されていた。
 日は陰り夜の訪れが迫っていた。


 賑やかなバイキング会場。
「まあ、あれもこれもおいしそう」
「せっかくだから郷土料理よね。はい、おしぼりと紙ナプキン」
 バイキングに並びながら料理に目移りする美鶴に七津がさっ、と彼女のトレーにおしぼりと紙ナプキンを乗せる。
(ぐっ……七津の方が気が利いてる)
 紳士的な行動に歯噛みする美鶴。
「うっひょぅ、秋の味覚がいっぱいだぁ。ヨダレが止まらないネ」
「んー、目移りしちゃうわぁ」
 そしてストゥルトゥスと戀。二人で騒ぎながらトレーを持ってうろうろ。
「どーせなら、珍しいものがイイネ。よし、せんべい汁、君に決めた!」
 びしっとせんべい汁の鍋を指さすストゥルトゥス。
「じゃぁ、私はきりたんぽでぇ」
 戀はきりたんぽを持ち楽し気ににこにことしている。
 一方、それぞれ気になる料理を取り席へ戻ってきたニクノイーサと伊奈。
「伊奈は、温泉ははじめてだったろう? どうだった」
「……まぁ、悪くないって感じだったぜ。……おっさん。それ、肉か?」
「あぁ、牛たんというらしい。なかなかうまいぞ。食べてみるか?」
 会話をしながら食事を開始するもニクノイーサが持ってきた珍しい肉に伊奈が興味を示す。ニクノイーサが伊奈の皿に一枚牛タンを分けてやろうとした。
「ななななにしてんだよ。食べたかったら自分で取ってくるから、余計な事してんじゃねぇよ」
「そうか? 俺もたくさん取ってきてしまったからな。分けてやろうと思ったんだがな」
「それじゃ……お言葉に甘えてちょっともらうか。取りに行くのも面倒だしな!」
 伊奈は少し考えてからこくっと頷き自分の皿に乗せてもらった牛タンを口に運ぶ。
「!! うまいな、コレ」
「うむ。それはタレだな。塩味もあるぞ」
 嬉しそうに表情をくるくる変える伊奈に口端へ笑みを浮かべて、塩味の牛タンを伊奈の皿に一枚乗せるニクノイーサ。
 美味しい食事は心を近づける。
「栗ご飯うまい! キノコの味噌汁もサイコーだな!」
 と元気なのはエリックだ。あれもこれもと持ってきてクロードと共に秋の味覚を堪能している。
「はい、あーんして♪」
「あーん……ふぎゅ!?」
「あら、どうしたの?」
「ほ、ほれっ、あつあつのっ、きりたんほっ」
 その隣の席はストゥルトゥスに戀が食べさせたきりたんぽが熱くストゥルトゥスが慌てて口をはふはふさせている。
「これは……、お餅でしょうか?」
 クロードが二人が食べていたきりたんぽに興味を示しまじまじと眺めた。
「猫君も食べてみる? あーんして♪」
 クロードの視線に気が付いた戀がきりたんぽを一つクロードに向ける。戸惑うものの断れずに一口齧るクロード。おにぎりと餅の中間のような歯ごたえと味だった。
「それ、どんな味なんだ?」
 エリックもきりたんぽに興味を示しクロードに味の感想を聞く。
 そして、ストゥルトゥスと戀も交え四人であれもこれもと色々と味を見たりして楽しく初めての東北料理も楽しんだ。
 近くの席で食事をしている美鶴はサンマに手を付けようとしてキレイに食べられない事を思い出し手が止まる。
「……ワタシ、さんまキレイに食べるの苦手だから、笑ったりしないでね」
 七津が気づいてか気づかないでかそんなことを言う。顔を上げる美鶴。
(お箸の使い方も上手いのに、さんまだけキレイに食べられない? もしかしてかばわれた……?)
 そう思い当たって美鶴はなんだか悔しい気持ちになる。けれど、美鶴がサンマを食べることに抵抗がなくなったのは事実だった。
 ちょこん、としっかりテーブルに腰かけ行儀の良い那美。隣に座るウィリディスは持ってきた料理をがつがつと食べている。
「良いか、今夜一晩だけでも行儀していろ。浴場で泳ぐな、食べ物を食い散らかしたりしない事だ」
 という恭也の言いつけを思い出しながら那美はちゃんと守って食事をしている。
 彼女達のテーブルにはリーヴスラシルが持ってきた牛タン・きりたんぽ鍋・どんがら汁・ずんだ餅など、東北の郷土料理が中心に並んでいた。
 リーヴスラシルはがつがつ食べているウィリディスにゆっくり食べろ、と制し、行儀よく食べている那美のことは褒めた。そして自分は珍しい東北の料理の味を覚えるようにしっかりと味わう。
 一方、莉子はあっちこっちにいる女性の元にシミズが行かないよう、「あーん」と仲良く食べさせてあげていた。
「あら、ほっぺにご飯が付いてますよ。そんなに慌てて食べなくても料理は逃げませんのに」
 クスクスと笑う莉子。シミズの方は莉子と仲良くしたいと思っていたのでもちろんまんざらではない。
(軟派な方ですがちょっと可愛いシミズさん)
 シミズの新しい一面を見て、莉子はふと、そんなことを思った。
「マルコはん! マルコはんは普段からお酒飲みすぎどす! それに時々首筋にキスマークつけて帰ってきはって。アンジェリカはんはまだ子供ですえ。教育に悪いやおへんか!」
「お前酔ってるのか? 落ち着け。ほら、この牛タン美味いぞ」
 顔を赤くしてマルコを非難する文菜に牛タンやきりたんぽを勧めるマルコ。
「ごまかされまへんえ! うちが来たからにはアンジェリカはんには立派なレディーになってもらいますえ!」
「それは俺じゃ無いが……」
 と横の徳利に向かって喋る文菜にマルコは突っ込む。完全に文菜は出来上がっていた。この後マルコは酔いつぶれた文菜を部屋まで運び布団に寝かせ「生殺しだな」と呟くことになる。

 夕食後、シミズが自身の女顔を利用し女のフリをして女湯に近づいて行く。
 がしっ
 しかし、莉子にすぐに捕まってしまった。説教を延々と食らうシミズ。男湯に入るまで莉子の視線は厳しくシミズの背に注がれた。
 そんな女湯の脱衣所。スタイルのいいリーヴスラシルにウィリディスが抱き着いていた。
「ラシル先生やユリナの胸がばいーんって大きいのはなんで?」
「さあ……気がついたら、としか。それにリディスの体躯は問題ないと思うが……」
 羨ましそうにリーヴスラシルの豊満な山を見つめるウィリディス。困ったようにリーヴスラシルは答える。那美はそれより早く温泉に入りたいのかうずうずしていた。
 辺りを見回すウィリディス。その目に莉子や戀の大人の魅力溢れる姿が目に入る。
「……イザナミちゃん、周りがナイスバディな人達ばかりだとプレッシャーが凄いよ……」
「大丈夫、これからだよ~」
 一人しゅん、として呟くウィリディスに那美が慰めるように背中をぽんぽん、と撫でてくれた。
 それぞれが浴場へと向かう。湯煙とライトアップされた紅葉がガラス越しに内湯からも楽しめる。掛け湯をしてから湯船へと向かう那美。
「いや~、やっぱり大きな湯船に入ると泳ぎたくなるよね~」
 ちゃぽん、と湯船につかりつつ、その広さにうずうずとして溜まらず泳ぐ。能力者に口を酸っぱくして止められていたことだが、もう彼女の頭にはそのことは欠片も残っていない。
「何か忘れてる気もするけど……まっ、良いか」
 と、遊泳を楽しむ那美。
「迷惑になるから泳いではならないぞ」
 そこにリーヴスラシルが湯船に入りながら注意を促す。
「此奴が何か悪さをしたら、手加減抜きで〆てくれ。その際の苦情は俺が引き受ける」
 そんな風にリーヴスラシルは恭也から頼まれていたのだ。
 リーヴスラシルの隣に先程まで話をしていた莉子がやってくる。他エージェントの、第二英雄との誓約内容が気になっていたリーヴスラシルがせっかくだから、と声を掛けたのだ。第二英雄の話、とあればいずれ来る後輩の為、那美も興味があった。
「う~ん、単純に家族が増える感覚かなって思ってたけど人によって違うみたいだね」
 話を聞きながら成程、と頷く那美。
 一方、露天風呂。ストゥルトゥスと戀の二人の姿。
「そういえばさー。キミ、僕の事を覚えているんだっけ?」
「そうよぉ。貴方と私は仲間だったの」
「んー……ごめん。どうにも思い出せないっ」
「別にいいわよぉ。仕方がない理由だし? ほら、暗い顔しなぁい。折角の、楽しい旅行なんだから」
 ストゥルトゥスを戀は優しく抱き寄せた。
「ちょっと、戀さん? なんで抱き寄せ?」
「んー、いい子いい子してあげようかなって」
 不思議そうなストゥルトゥスの頭をゆっくりと撫でる戀。大人しくストゥルトゥスは撫でられていた。
 その頃の男湯はというと、入浴の仕方をエリックとクロードが指導員に教えてもらい露天風呂に入っていた。
「えーと、このタオルは頭の上に乗っけるんだっけ?」
「それはマンガの中だけだと思いますが……?」
 タオルを頭に乗せてみるエリック。そこに一人寂しく入浴を課せられたシミズがやってきた。
 露天風呂の高い柵の向こう側では女性の声が聞こえてくる。
 と、途端に顔を上げるシミズ。頑張れば女湯が覗けないこともなさそうだ。即行動に移そうとしたシミズだったが、居合わせたクロードの乱れ引っ掻きが炸裂した。
 そんなこんながあり入浴を終えたエリックとクロード。エリックが浴衣を着ようとするも何かが変になってしまう。
「あれ? この浴衣ってどうやれば良いんだ?」
「なんだ、分からないのか?」
 と、さっきクロードが引っ掻いた男、シミズが声を掛けてくる。ちょいちょい、と直してくれるシミズ。引っ掻かれたというのに優しい男だ。
 笑顔でお礼をいうエリック。小さく笑ってシミズは莉子が部屋で待っているから、と先に出ていった。
 部屋に戻る途中、エリックは卓球台を見つける。何だか分からないが興味津々にラケットを持つ。そこに女湯から上がった那美とウィリディスが来た。
「やるの~?」
 那美がラケットを持ってエリックと反対側に立つ。
「ルール分かんないんだけどやりたい!」
 エリックがルールを教えてほしい、と言い出して三人で交代してやることにした。猫のクロードはその様子を見守る。
 美味しいご飯も温泉も卓球も初めての温泉旅行をめいっぱい楽しんだエリックだった。
 一方、自室に戻ったシミズだったが部屋には置手紙だけがあった。
「『あずきちゃんのところで寝ます。今日はありがとうございました』って、そんなぁー!」
 つい叫んでしまうシミズ。一緒にお酒でも、と思っていたが叶わぬ夢だったようだ。
 ちなみに莉子からのシミズの総評は「悪い事しても言えば素直に謝ってくれるのでシミズさんは悪い人ではない……気がする」なので少しは上がった、のかもしれない。

「みっちゃん、せっかくだからライトアップされた紅葉見に行きましょう」
 という七津の誘いで夜の庭園を歩く美鶴と七津。
「サーヤのことをどう思ってますの?」
「サヤちゃんの事? そうねーまだシンプルなラインだとは思うけど、これからの成長次第で……」
「……だれもスタイルの事を聞いてません!」
「ほら、おでこに皺よってる。別れる時にサヤちゃんが心配してたわよ、具合でも悪いんじゃないかって。どんなに着飾ったところで身体に刻み込まれたものはごまかせないわよ」
 怒った美鶴に対し落ち着いた様子で七津は返した。七津の指摘にハッとする美鶴。
「ちょっとこっち向いて」
 七津は取り出した口紅を美鶴に唇に優しく塗る。
「最近発売された新色、まだ使ってないんだからね。少しは華やかな気分になった? ほら、紅葉をバックに二人で写真撮るわよ」
 美鶴へと身を寄せスマホで七津は写真を撮った。メールにその写真を添付し別館にいるサヤへと送る。
「メール送信っと。これであの子も安心するでしょ」
「……サーヤの隣にいるのは、何があってもわたくしですわ。でも……隣の隣ぐらいならいてもかまいませんわ」
 美鶴は七津を見つめてそう言った。少し、二人の距離が縮まった気がした。

 夜は更け、リーヴスラシルは自分とウィリディスの誓約について考えていた。そこにはしゃいで寝付けなかったウィリディスが声を掛けた。
 リーヴスラシルは由利菜が事実上故郷に帰れない誓約を結んだ為、彼女の両親に憎まれても文句は言えない。だが後に手紙で両親と話し合ったら、英雄の誓約内容は尊重されるべき、英雄と契約するのは娘の夢だったという理由で由利菜を託された、と彼女に話す。
「ラシル先生、今も自分の誓約に悩んでるんだ……」
「……だから私は、リディスがユリナと良い誓約を結べたことに安堵している」
「うん。あたしの誓約はあたしの誇り! …どんな形でも、誓約は絆を生むと思うんだ」
「ふふ……そう思うか」
 きっぱりと言い切るウィリディスに微笑むリーヴスラシル。月が一人の人間によって絆を得た二人を煌々と照らしていた。


 朝、ストゥルトゥスと戀はお土産を購入しチェックアウトを済ませていた。
「それじゃ、ますたぁと合流しましょ」
「寂しがり屋だからねー。早く行ってあげようそうしよう」
「人の事、言えないでしょぉ」
「キコエナイナー」
 などと楽し気に言い合っている。
「おっさん。この世界にきたのは私の方が後だけど、おっさんには負ける気ねーからな」
 こちらもチェックアウトを終えた伊奈とニクノイーサ。昨日の動揺はどこへやら伊奈はいい表情をしている。
「あぁ、これから勝負だな。よろしく頼むぞ、伊奈」
「よろしくな! ……ニック」
 そして、伊奈は初めてニクノイーサを名前に準じた名で呼んだ。彼女の中の何かが変わったのだろうか。
「頭が痛い……」
 文菜がぽつっと呟く。それを見たマルコは酒を自分が文菜に飲ませたとアンジェリカに誤解されそうだと頭を抱えた。
 お土産屋からリーヴスラシルが姿を現す。手には東北郷土料理のレシピ本が握られている。この遠い地、東北の味を家でも堪能できるように。昨日たくさん食べた東北料理の味を思い出しながら。

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