オスプレイは危険機か?その6 改修命令氏にお答えして オスプレイに「根本的欠陥」はありません
今日は、HNその名も「改修命令」という、「オスプレイは機体に根本的欠陥がある」という方との討論なので、けっこう分かりにくいと思います。
ごめんなさい。でも一個一個、オスプレイ・デマを潰さないといけないのです(涙)。
ただし、あらかじめお断りしておきますが、確かに私はオスプレイが政争の具とされて必要以上に「欠陥機」扱いされることは批判しています。
特に目に余るのが共産党と沖縄地元紙です。
オスプレイは「構造的欠陥機」なので明日にも頭に落ちてくる、「だから高江にオスプレイパッドを作らせないぞぉ」とという人は、共産党を中心にして多く存在します。
この人たちは「欠陥機オスプレイ」という表現を、政治用語にまで高め上げてしまいました。
地元紙などはさらに、「欠陥機を押しつける本土政府は沖縄差別をしている」とまで言い出しています。
たしかに普天間移設とオスプレイ配備が時期的に重なったのが刺激的だったとは思いますが、オスプレイは世界的な配備計画の一環であって、かねてから決まっていたことです。
別に「沖縄差別」したくて、オスプレイを配備したわけではありません(あたりまえだ)。
どうしてこうまで牽強付会するのか、理解できません。
しかしだからといって、なにがなんでも、いかなる状況でも、どんな使い方をしてもオスプレイが安全だなどと言ってはいません。
方や「絶対的危険機」、方や「絶対的安全機」には立たないということです。
この両極端は一見正反対な立場に見えますが、実は同根です。
リスク管理の上で「絶対は存在しない、事故は起きうる。事故対策を重ねて安全性を高めるべきだ」というのが、かねてから繰り返している私の考え方です。
当然のことですが、オスプレイも事故を起こしています。その原因を知ることは、重要です。
HN「改修命令」さんのコメントです。
「コンプレッサー・ストール(によるエンジン停止)が原因と自分で書いているのになぜブラウンアウトと結論付けるのでしょうか。
エンジン停止すれば、ブラウンアウトしていなくとも墜落します。砂塵対策をすれば問題ない」が、「着陸地を選んで」という意味なら軍用機失格です。」
まったく矛盾しません。
軍用機は民間機と同じで、着陸地点を選びますし、選んだからといって「軍用機失格」ではありません。
皆様、今日は専門的な話が続きますので、できるだけかみ砕いて書きますが、我慢しておつきあい下さい。
まず2015年5月ハワイ事故の原因だと私が思っているのは、砂塵による「ブラウン・アウト」現象と、同じく砂塵によるコンプレッサー・ストール(失速)のふたつです。
順番にいきましょう。
まずブラウンアウトですが、ブラックアウトが「目の前真っ暗」、ホワイトアウトが「目の前真っ白」ですから、これは「目の前真っ茶色」ていどの意味です。
濃密な砂塵に包まれて自分の機体の位置がパイロットにわからなくなり、操縦を誤ることの多い現象です。
ブラウンアウトの原因物質は「砂塵」です。
http://news.mynavi.jp/column/airplane_it/056
上の写真は米国のユマ訓練場でのオスプレイのものですが、これがブラウンアウト現象です。
ブラウンアウトについて、テクニカル・ライターの井上孝司氏は、「航空とIT」でこう述べています。
http://news.mynavi.jp/column/airplane_it/056/
「舞い上がった土埃がエンジンに吸い込まれれば、エンジンのパーツを傷めたり、摩耗させたりすることになりそうだ。
そもそもそれ以前の問題として、土埃のせいで視界不良になったのでは、安全な降着が難しくなる。
下の地上の状況がよく分からないままに、着陸操作を行わなければならないからだ。それで障害物に接触したのでは危険である。」
井上氏はここで砂塵が大量に舞い上がるとコクピットを包み隠して、パイロットが視界不良になるだけではなく、エンジンに吸い込まれてパーツを破損させると関連づけて説明しています。
特に緊張を要求される低空の着陸態勢の時にブラウンアウトになると、高度がわからなくなってハードランディングさせてしまう可能性があります。
改修命令氏がわざわざリンクを貼った航空事故の専門家の松尾芳郎氏は、「トウキョウ・エクスプレス」(2015年8月28日)でこう述べています。
「米海軍は「海軍航空訓練および操縦方法の基準」(略)で、V-22の操縦について次のように定めている。すなわち
『各ミッションで実施する「視程が悪い場合の着陸操作(RVL=restricted visibility landing operation)」は60秒以内で行うこと。そして[RVL]操作は、高度150 ft (50 m)以下、かつ、前進速度20ノット以下で行う離着陸操作に適用する。
しかしハワイの事故機の場合[RVL]操作は110秒間も続いていた。」
松尾氏は、本来マニュアルで60秒で完了せねばならない着陸操作を110秒もかけてしまって、さらに多くの砂塵を吸い込む結果になったとしています。
この砂塵によるブラウンアウト現象は、特にオスプレイ特有の現象ではありません。
前の記事にも書きましたが、2003年にはイラクでたった1カ月に17件もAH64アパッチが、同じブラウンアウトで落ちました。
下はアフガニスタンのバグラム基地に着陸しようとしているHH60です。
http://news.mynavi.jp/column/airplane_it/056
オスプレイのほうが、ブラウンアウトの原因となるダウンウオッシュ(※下向きに吹きつける強い風のこと)が大きいという説もありますが、CH46のような大型ヘリとほとんど一緒か、やや強いていどです。
これについても共産党は「ネパールでオスプレイは民家を飛ばした」と嬉しげに報道していますが、2005年のスマトラ沖地震の救援の際、自衛隊のCH47もインドネシアで民家の屋根を飛ばしたことがあります。
次にハワイ事故において墜落した機体のエンジンは、ファンブレードが破損してコンプレッサー・ストール(失速)を起こしていました。
下の写真は松尾芳郎氏「トウキョウ・エクスプレス」の前掲論文から引用させていただいた、ハワイ事故機のエンジン内部の写真です。
ちなみにこの松尾氏の当該記事は、共産党関係のブログで都合よく切り取られて、あたかもオスプレイが構造的欠陥機であることの技術的証明のように使われています。
もちろん松尾氏はそんなことを一行も書いておらず、恣意的解釈にすぎません。
松尾氏はこのように解説しています。
「左側2枚は今回の事故機の左エンジンの高圧タービン・ノズル。右側2枚は2013年8月にネバダ州クリーチ空軍基地(Creech AFB, Nevada)でハード・ランデイング事故となった機の高圧タービン・ノズルとブレード。
左側2枚のノズルにはガラス状の凹凸付着物が沢山付いており、これで高圧タービン出力が落ちコンプレッサー・ストールとなった。右側写真でも同様な付着物があるが、やや少ない。」
エンジンのファンブレードが破損した原因物質は、これも「砂塵」です。
両方とも「砂塵」が原因ですが、もちろん偶然ではあるはずがありません。
パイロットがブラウンアウトになるくらいの濃厚な砂塵を、エンジンも吸い込んだからコンプレッサーストールを起こしたのです。
松尾氏は「トウキョウ・エクスプレス」で、事故調査報告書に基づいてこう述べています。
素人の私たちには難解ですから、引用下の私のまとめに飛ばれてもけっこうです。
「事故機は当日2度目の「視程が悪い場合の着陸操作=RVL」中に、高度150 ft (50 m)より下で、左エンジンがコンプレッサー・ストール(失速)を起こし、出力を失った。
すぐに右エンジンの出力がクロス・シャフテイング・システム(cross-shafting system)を介して左ローターに伝達され、左右のローターが同じ回転となり機の姿勢は水平に保たれた。しかし、パワー不足で適正な降下率を維持できず、墜落に至った。」「米海軍は「海軍航空訓練および操縦方法の基準(Natops=Naval Air Training and Operating Procedures Standardization)」で、V-22の操縦について次のように定めている。すなわち
『各ミッションで実施する「視程が悪い場合の着陸操作(RVL=restricted visibility landing operation)」は60秒以内で行うこと。そして[RVL]操作は、高度150 ft (50 m)以下、かつ、前進速度20ノット以下で行う離着陸操作に適用する。
しかしハワイの事故機の場合[RVL]操作は110秒間も続いていた。」「事故調査報告書案によると、パワー・ロスの原因は、熱で反応し易い[CMAS]と呼ぶ鉱物を含んだ砂をエンジンが吸い込んだため、と云う。(略)
[CMAS]がタービン・ノズル・ベーンに付着し空気流を阻害するので、タービン/コンプレッサーの回転数が低下して“サージング(失速)”に対する余裕が少なくなる。この状態でパワーを出そうとレバーを進めると警報音が鳴らなくてもストールになる。」「ハワイ事故と似た事故が2010年4月にアフガニスタンで起きている。
これは空軍のオスプレイCV-22Bが山間部に着陸する際に起きたもので、当該事故報告書の結論とは別に、当時の事故調査担当の専門家は『事故前の点検で、左エンジンの「砂塵セパレーター(EAPS= engine air particle separator)」の目詰りがあったが、そのままミッションに出発、このため着陸時に左エンジンがストールしたようだ』と語っている。
この時は、地表から200 ftの高さで突然降下率が増え、通常の4倍にもなる2,000 ft/分となり機首から墜落した。」「エンジン・インレットに取付ける新しい「砂塵セパレーター(EAPS)」の研究は2013年から始まっている。
新「EAPS」はオイルを含浸させた綿製フィルターとなり、離着陸時のみに使用し、巡航になるとバイパス・ドアが開いて空気をそのままエンジンに吸入する仕組みになる。2017年には完成する予定で、全機の改修が始まるのはその後になる。」
かみ砕いてまとめるとこうです。
①パイロットが「視界が悪い場合の着陸操作」中に失速を起こした。
②本来、この視界の悪い中の降下は60秒以内と定められていたが、このパイロットはその倍にちかい110秒も行ってしまった。
③50mの高度で右エンジンが鉱物を含む砂塵でストール(失速)した。
④ストールした右エンジンの回転不足と釣り合うように左エンジンも同調したが、パワー不足のため適正な降下率を維持できずに墜落した。
⑤アフガンで同様な事故があったが、原因はエンジンの砂塵セパレーターの目詰まりによるストール。
⑥エンジン吸入口に取り付ける新型砂塵セパレーターの配備予定は2017年以降となる。
改修命令氏は、コンプレーサー・ストールとブラウンアウトを別なことのように書いていますが、一緒のことです。
なぜ、パイロットはマニュアルに定められた倍の時間、「視界不良の場合の着陸操作」をしてしまったのでしょうか。
倍の時間も砂塵の中でモタモタしていたから、この時間に砂塵セパレーターで処理しきれないほど大量の鉱物を含んだ硬い砂塵を吸い込んでしまって、エンジンブレードを破損させてしまったのです。
つまり、こういう事故の流れはこうです。
①ブラウンアウトによる視界不良⇒
②着陸操作に手まどって滞空時間が増加⇒
③エンジンが砂塵を吸い込みパワー不足を起こす⇒
④墜落
ヘリでも着陸態勢に入ってエンジン停止すれば、ズドンと落ちます。
いちおうCH46はオートローテーション出来ることになっていますが、ハワイ事故のような超低空の場合、ズドンと落ちて壊れます。
軍事評論家の小川和久氏によれば、自衛隊でも大型ヘリのオートローテションは、いちおうシミュレーション装置で訓練しますが、現実にはやったら壊すぞと教えているそうです。
オートローテーションについては、オスプレイ攻撃の材料となっていますので別稿で詳述します。
というわけでオスプレイのリスクは、大型ヘリのリスクとほとんど一緒です。
米軍は新型砂塵セパレーターを開発している真っ最中ですが、配備は2017年からです。
これをもってして、日本共産党機関紙・赤旗などは「改修が間に合っていないのに配備を強行している」と批判していますが筋違いです。※追記 風船妨害行動の写真と解説部分は削除しました。
それはさておき、米軍がオスプレイのエンジンを改修するのは、安全性の問題よりも経済性の問題です。
松尾氏は、オスプレイの新型砂塵セパレーターの開発動機についてもこう述べています。
「V-22のエンジンRR AE 1107Cの寿命についてだが、(略)今では860時間までに改善されている。
エンジン寿命は使用環境で大きく左右され、不整地使用が多い場合と、舗装されたランウエイや空母の甲板上で使う場合とではかなり異なる。
しかし輸送用双発ヘリCH-47FチヌークのエンジンT55-L-714A (ハニウエル製)の寿命は3,000時間で、両者にはまだ大きな開きがある。」
松尾氏が指摘するように、米軍が新型砂塵セパレーターを開発しているのは、共産党や改修命令氏が言うような現行モデルに「構造的欠陥」があったためではありません。
単に、オスプレイのエンジン寿命が、不整地で使うこともあるために860時間ていどでCH47の3分の1ていどで不経済だからにすぎません。
もし本質的な構造欠陥ならば、新型砂塵セパレーターが登場する2017年までオスプレイを飛行停止にするはずです。
どうもこのような人たちは、軍はおそろしく野蛮な場所で、欠陥機でも平気で飛ばしているような集団だという変な思い込みがあるようです。
当然のことですが、軍用機といえど慎重に着陸する場所を、マニュアルによって定められています。
改修命令氏は軍用機は、「着陸場所を選ばない」なんて思っていたのですか。
とんでもない。それはハリウッド映画の見すぎです。
固定翼機は当然のこととして、ヘリでも着陸地点(LZ)は慎重に選びます。
特に大型ヘリはそうです。
よくUH1やUH60のような小型ヘリが、救助のためにアクロバットのような飛行をしているので、勘違いしているのかもしれませんが、着地地点の原則は整地してある硬い場所です。
やたらな場所に着陸しようとして、高価な機体を壊して、人身事故でも起こしたら大変ですからですね。
何度も書いていますが、オスプレイは特に安全な機体でもない代わりに、特に危険な機体でもありません。
特にうるさい機体でもない代わりに、特に静粛な機体でもありません。
オスプレイは、静粛性や機体の安全性に関しては旧来のヘリと同等で、性能的にはかけ離れて優秀です。
私にはなぜCH46のような大型ヘリと、オスプレイを「差別」するのか、その理由がわかりません。
最後に、「改修命令」さん。 あなたは初めから「沖縄の話などしていない」と言い切っています。
残念ですが、私はあくまでも「沖縄における」オスプレイの安全性」を問うています。
それを世界いかなる国での安全性にまで拡張してしまっては、なにがテーマかわかりません。
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コメント
ハワイ事故について、本ブログ記事やその他の資料で「機械音痴」の私が認識・理解しているところを非常に雑駁ですが、今一度確認させて下さい。
①砂塵が舞う場所に必要以上に時間をかけた着陸体制であった。
②そのため(視界条件云々は置くとして)、エンジンに空気を圧縮供給するためのコンプレッサーへ砂塵が多量に混入した。
➂その結果、砂塵によって「目詰まり」を起こし、吸気されるはずの空気がエンジン燃焼部分まで届かずストールを起こしてしまった、というのが墜落の原因である事。
と、割に単純な原因。
これは一般的にも技術者から見ても、オスプレイ独特の「構造的欠陥」などとと大袈裟に言えるものではなく、対策はもちろんこれも簡単で、要は砂塵をエンジンに吸い込ませないようにすればいいだけの話で、
④一定時間以上離着陸の時間をかけないような規則を設ける事
⑤なるべくコンプレッサーに砂塵を吸い込ませないように、吸い口に設置するフィルターを増設するなり改良する事
と、至極単純。
以上の私の理解が正しいとすれば、HN「改修命令」さんの言は不可解です。
›コンプレッサー・ストール(によるエンジン停止)が原因と自分で書いているのになぜ「ブラウンアウト」と結論付けるのでしょうか。
「コンプレッサーストール」は「ブラウンアウト」により次の段階で起きた一連の因果関係からくる現象なので、「コンプレッサーストール」か「ブラウンアウト」のいずれか? という問の立て方はおかしい。
›エンジン停止すれば、ブラウンアウトしていなくとも墜落します。
という言からすると、あるいは「ブラウンアウト」が「コンプレッサーストール」の原因ではない事を強く示唆したいものの様に思えもするが、その場合、ブログ主様の見解は既出の公式発表である事や、広く人口に膾炙した見解であるので、その確たる根拠の明示義務は専らHN改修命令氏が負うべき事柄です。
›「着陸地を選んで」という意味なら軍用機失格です。
まず第一に「着陸地を選ぶ」事について考察する場合、「従来型と比べてどうか」と言う基準を有するべきで、両者の比較検証によるべき事柄ですね。
そのうえで百歩譲って、オスプレイが「着陸地を選んで」の部分が従来型よりも劣るとした場合、なぜ他の国はこぞってオスプレイを採用したのか。
それは、値段は高くとも総合的に見てCH型に勝る長所があったからで、逆に「軍用機として、さらに進化した」との評価からのものでしょう。
とても「軍用機失格」などとは言えないですね。
投稿: 山路 敬介(宮古) | 2016年11月14日 (月) 08時34分
ブラックユーモアの趣旨で敢えて載せられてるのかもしれませんが、この凧揚げ写真は尖閣漁船団と同じくコラージュです。
記事の内容がとても良いのでこの写真は無用だと思います。
投稿: ふゆみ | 2016年11月14日 (月) 08時51分
お忙しい中対応ありがとうございます。このコメと上のと含めて削除してくださって結構です。
投稿: ふゆみ | 2016年11月14日 (月) 09時38分
物事を分かりやすく説明するのはとても大事なことです。
しかし、オスプレイについてのあれこれを知りたいのであれば、まずは防衛省HPにある「オスプレイについて」
http://www.mod.go.jp/j/approach/anpo/osprey/index.html
くらいは読んでからにして欲しいと思う今日この頃。
ハワイ事故のことも、翻訳された資料があります。
此処に来る反対派の方、「防衛省の資料なんて信用できないぜ!」というならそれはそれで、どこが疑わしいのか資料内の文章から引っ張ってきて欲しいと思います。
オートローテーションについても、同HP内の資料「MV-22オスプレイの沖縄配備について」別添4:MV-22オスプレイ オートローテーションについて (PDF:266KB)
というのが存在します。
あと、荒らしの人が「同じHNだと通報されるかも」と思ったのか、HNとIPアドレスを変えてシツコク書き込んでいるようですが。
書けば書くだけ「管理人さん以外には消すことの出来ない証拠」となりますので、皆さんは昨日のように過剰反応しないことをお勧めします。
投稿: 青竹ふみ | 2016年11月14日 (月) 10時38分
いやーふゆみさん。いつもコラージュにたわいもなくひっかかる私に適格なフォローありがとうございます。
投稿: 管理人 | 2016年11月14日 (月) 10時39分
沖縄でオスプレイが危険だと騒がれ始めていた頃、オスプレイ賛成派の講演会(質疑応答あり)がありそれに参加したことがあります。そんな折でしたが、弁士で登壇した沖縄の小説家、評論家の又吉康隆氏が、オスプレイは沖縄のような離島県には最適な航空機であるとオスプレイ擁護の弁論をしたのです。
マスコミ皆が危険だと言い、県民が危険だと思っている状況の中で、彼は自説を表明したのです。勇気があります。彼の経歴は、こちらの多くの皆さんと同様、琉球大学学生の頃は左翼と一緒に運動していたのですね。
私は又吉氏のことを尊敬しております。こういう方をサムライだというと思いますね。沖縄には、ほかに、「狼魔人日記」というブログを長年主宰してきている江崎孝氏がおります。このお二人とも尊敬に値する方々です。また、若い人々も堂々と意見を述べるようになりました。猛然と沖縄のマスコミへ対決する運動を展開しております。
マスコミは真実に基づかない情報を県民に流し、あらぬ方向へ県民を誘導したのです。オスプレイ危険論もマスコミの誤った情報から醸成されたものであり、自民党の県議団さえオール沖縄に加担させたほどの影響力を持ちました。真実・事実こそ大事なのです。
「ありんくりん」さんのブログは真実・事実を追及するものであり、日本の社会にとても大事な役割を果たしていると言えます。
投稿: ueyonabaru | 2016年11月14日 (月) 12時04分
「オスプレイの安全性」を
「沖縄で飛ばす場合」に限定した人は
たぶんあなただけなので、どう議論すればいいか困惑しています
なお、沖縄にも不整地はありますし、
沖縄のオスプレイは、熊本やフィリピンにも行きましたね
沖縄以外では危険ならば、沖縄から出してはいけません
投稿: 改修命令 | 2016年11月14日 (月) 12時20分
前の記事であなたは
ブラウンアウト「が原因」と書きましたが
(どこにカッコがあるかを確認のこと)
ブラウンアウトやホワイトアウトは、
ごくふつーに起きることであり
「目の前真っ茶色」なったくらいで墜落したんでは
(軍用でなくても)パイロットは務まりません
「が原因」というためには
パイロットが識別失調に陥った場合を言います
(それはパイロット失格とかは言わないでくださいよ)
ハワイに事故は
識別失調に陥ってはいません。
あくまでもコンプレーサー・ストールが原因です
他の機体も出力低下しており墜落寸前だったことが判明しています
なお
「コンプレーサー・ストールとブラウンアウトは、一緒のこと」
というのがまったく理解できないので
解説してください
不整地の話は、また後ほど
投稿: 改修命令 | 2016年11月14日 (月) 12時23分
>改修命令 さん
管理人さんの所見とは違いますが、上記私のコメントに書いたHPの、ハワイ事故の資料には
パイロットの不十分なリスク評価により、設計上想定されている以上に砂塵の中でホバリングを継続
着陸帯の状況を事前に十分に確認せず、着陸地点の砂塵の巻き上がり具合は、予測・計画よりはるかに深刻
~からくるところによる、
2回連続で砂塵の中で着陸を試み、設計上想定されている以上に砂塵の中に止まった際、エンジン内に過剰に砂塵を吸入
左側エンジン内の空気流量が著しく低下し、出力を喪失(機体は地表へ落下)
~した、と書いてあります。
管理人さんの言を否定するなら、資料を提示して「どこそこがどう違う」と指摘しましょう。
投稿: 青竹ふみ | 2016年11月14日 (月) 12時48分
書きこんじゃったので追記。
つまり、この資料によれば
ブラウンアウトが原因ではないが、パイロットの判断ミスにより砂塵の中に長時間留まり、コンプレーサー・ストールが原因で墜落した
となります。
投稿: 青竹ふみ | 2016年11月14日 (月) 12時53分
回収命令さん
沖縄だけでオスプレイが安全だということは言っておりません。相手の文章意志を把握するように努めてください。少し短絡です。
オスプレイの軍事活用は不可とお考えですか?
技術的なことは詳しくないのでそこへは立ち入りませんが、どうぞ、真実追及という立場で皆さんとご議論くださいね。
投稿: ueyonabaru | 2016年11月14日 (月) 13時14分
いつも地元ネタですが、佐賀空港のオスプレイではもはや危険性を煽っても世論がついて来ないから、海苔養殖や稲作等の荒唐無稽な反対理由持ち出してるんでしょうね。
こんなので騙せるって考えてるなら佐賀や福岡県筑後地方の住民を馬鹿にしてるとしか思えないです。
投稿: Si | 2016年11月14日 (月) 13時44分
改修命令とやら。答えは冷笑するだけですか。
マナー悪いですね。
そして反証のエビデンス&フィギュアは出さないのに、奢り高ぶった態度で見下す。
いつ私が「目の前がま茶色になって墜落した」なんて短絡したことを書きましたか。
おいおい。なに読んでいるんですか。
私はブラウンアウトにより濃厚な砂塵にマュアルの倍以上滞在した結果、コンプレッサー・ストールを起こしたと書いたのです。
歪めて解釈し、歪んだ的に対して矢を射る。
よくある詭弁術です。
明日記事で答えます。
投稿: 管理人 | 2016年11月14日 (月) 15時24分
>青竹ふみさん
その海兵隊の発表は「事故直後」の何の調査もされていないときの
「パイロットの責任」と言いたい海兵隊の参考意見にすぎません
他の機体も出力低下しており墜落寸前だったことが判明しています
「パイロットの責任」などという
その文書を否定するに、これだけで十分です
>管理人
ブラウンアウトの意味、定義をもう一度よく検討されてください
投稿: 改修命令 | 2016年11月14日 (月) 16時11分
どうも理解できないオスプレイの危険性と他人を小馬鹿にする人の心理。
オスプレイの危険性はいつか某氏が豊富な知識でソースを明確にして解説してくれるでしょう。
なのでSNS社会でよくある、他人を小馬鹿にする人の心理についてちょっと調べてみました。
~~~「見下す人の心理と特徴7つ」~~~
・コンプレックスや精神不安から
人を見下す人の特徴は、自分に自信がなく、周りと自分をいつも比較しているような人です。
そしてなりたい自分と現実の自分の差を実感し、コンプレックスに感じることで、イライラと不愉快な気分になってしまうのです。
そんな自分のプライドを維持するには人を見下し、自分が他人より優れている部分を示さないといけません。
それが人を見下す行動に走らせてしまうのです。…
⇒ http://tokutyou.com/tokutyou/939
うん、少しは可愛そうな彼らの気持ちが理解出来そうです。^^
投稿: なびたん | 2016年11月14日 (月) 16時12分
もう一度書いておきます
ブラウンアウトやホワイトアウトは、
ごくふつーに起きることです
民間旅客機でもホワイトアウトは、
ごくふつーに起きることです
(不整地はまず飛ばないのでブラウンアウトはすくないでしょうが)
投稿: 改修命令 | 2016年11月14日 (月) 16時16分
(書き込まれてしまう)
ブラウンアウトやホワイトアウトは、
ごくふつーに起き
その時パイロットは「計器飛行」します。
識別失調(空間識失調)まで丁寧に書いておいたのに
「なにも知らないで背伸びして書いている」とは
失礼な人ですね
投稿: 改修命令 | 2016年11月14日 (月) 16時23分
改修さん。思いついたことをブツブツいれないで、まとめて展開してください。
なにを言っているのか、きみのツイートにつきあっているようで、分かりません。
ところでブラウンアウトが「ごく普通の現象」だって。すまん(爆)。
こんなていどの認識で垂直離陸機を語っていたんですか。はぁ~。
私に対する改修氏のチャチャは受け付けません。
明日記事にまとめます。
投稿: 管理人 | 2016年11月14日 (月) 16時27分
管理人の
2016年11月14日 (月) 15時24分
のコメントが完全に書き換えられていること
を指摘しておきます。
投稿: 改修命令 | 2016年11月14日 (月) 16時35分