やばいやばいやばい
またロッカーになんか入ってるよ!
娘を幼稚園の教室までお迎えするたびわたしはウンザリしてました。
入学当初は折り紙で作ったチューリップやチラシを上手に巻いた剣等、れっきとした工作物を持って帰ってきていたのに、どういうわけかここ最近
工作になる前の現物を持って帰ってきます。(白目)
空き箱を持って帰りたがる!娘の幼稚園からのお土産が辛い!
「ママにプレゼントがあるの!!」息を巻いてそう言ってくる娘が怖い!
過去に持って帰ってきて困るものリストをあげると
・連絡ノート袋に大量に収容されたテントウムシ
・ぷちぷちシート(梱包のときに入ってるやつ)
・チラシの切り抜き
・チラシそのもの
・新聞の切り抜き
・新聞そのもの
・プリンのカップ
・ヨーグルトのカップ
・ラップの芯
・ヤクルトの容器
・ティッシュの箱
・ケーキの箱
・謎の箱
・箱
・箱・・・・。
なに?うちは燃えるゴミの収容所だっけ?(てんとう虫は除く)
しかも家に持ち帰った瞬間から娘のときめき効力は急降下しすっかり放置、一気にゴミに戻ります。
ゴミ袋だって有料になってる今、娘のこのお土産面積だってバカになりません。
「今度から箱のお持ち帰り禁止!幼稚園でいっぱい遊ぶために置いておきなさい」
渾身の工作物以外のお土産を徹底的に禁止し、駄々をこねてもロッカーに戻させる日が続きました。
娘が工作員になりました
これで工作がうまくなってくれればいい、幼稚園の時間を有意義に過ごしてほしい、
ただの箱やただの現物を持ち帰ることを禁止したのにはわたしなりの意図がありました。
いつもの幼稚園の帰り道、車の中で娘がわたしにこういいます。
「ママ、今日新聞やさんが家にくるんだって!○○ちゃんが言ってた!」
うちは新聞を取っていません。
そのことを伝えても娘はかたくなに
「だって○○ちゃんがゆってたもん!」といって譲らないのです。
幼児教育の勧誘とかなにかの営業が流行ってるのかな?
わたしは別に深く考えていませんでした。
帰宅し、トイレに入って出たあとにその真相がわかります。
娘)「ママ!ママがトイレに行ってる間にね!新聞やさんが来てたよ。わたしが代わりに受け取ってあげたからね!!」
そう言って
新聞とチラシとプチプチシートが大量に入った白い箱を渡してきました。
きっとこれを持って帰るためだけに今日はいろいろ考えて作戦を練っていたんだろうな。
箱の中身はなんの変哲もないただの新聞紙とチラシとぷちぷちだけだったけど、確実に娘も工作の上でまんまと我が家に持ち込むことに成功しました。
カバンにただ忍ばせるだけでなく、
「工作したものじゃなきゃダメ!」
口酸っぱく言うわたしに叱られないための知恵を編み出した娘は
正真正銘
立派な工作員でした。
明日はどんな方法で挑んでくるんだろう。
怖さ半分、興味半分のわたしです。
まとめ
どういうわけか我が子はみなお土産と称したお持ち帰り工作が大好きです。上手にできた工作物や綺麗に書けた絵はボロボロになるまでは家に飾ってあげたくなりますよね。
我が家の場合これを喜んで褒めていたら
なぜか進化するどころかどんどん素材に近くなっていきました。
アイディアをひねりだそう!知恵を育もう!挑戦してみよう!
工作って以外と深い!
まま宛に届いた小包を抱きながら新たな学びを得たわたし今日このごろです。