中村靖三郎
2016年11月14日11時27分
内閣府が14日発表した2016年7~9月期の国内総生産(GDP)の1次速報は、物価変動の影響を除いた実質成長率が前期(4~6月期)より0・5%増え、3四半期連続のプラスとなった。この状態が1年続いた場合の年率に換算すると2・2%増となる。
個人消費や設備投資はほぼ横ばいだったが、輸出が前期より2・0%増加した。アジア地域でのスマートフォンの生産が堅調で、関連部品などが増えた。GDPでは、輸出に含まれる訪日外国人客の消費の拡大も数値を押し上げた。
GDPの6割を占める個人消費は前期比で0・1%増えた。増加は3期連続。台風が相次いだ影響でアルコールを含む飲料が不振だったが、新型スマートフォンなど携帯電話関係が好調だった。内閣府は「事実上横ばいで、力強さはない」としている。
企業の設備投資も0・0%で横…
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