満月がいつもより地球に近づいて大きく見える「スーパームーン」が14日夜起きる。日本列島の多くは雨や曇りであいにくの天気だが、地域によっては晴れて、68年ぶりとなるひときわ明るい満月を楽しめそうだ。
月は楕円(だえん)軌道に乗って地球を回っており、地球との距離が周期的に変化する。最も近づくタイミングと、太陽の位置関係で満月に見えるタイミングが一致するとスーパームーンとなる。
国立天文台によると、月は14日午後8時21分に地球まで約35万6500キロに近づき、午後10時52分に満月になる。これほど近づくのは1948年以来68年ぶり。(共同)