今回はちょっとした息子の変化についてです
先日RSウィルスから中耳炎を併発した息子ですが、どうやら快方に向かったと思われた息子の中耳炎が悪化していたようなのです。
飛行機や新幹線に乗る時は子供の中耳炎にご注意
これは息子が生まれた時から耳鼻科に勤める親戚の看護師さんによく言われていたことなんですが、「赤ちゃんは気圧の変化で耳が詰まった時も、寝てしまっていたら耳抜きができないから起こしておくように」という事をよく聞いていました。
そして、できれば水を飲ませると良いとも聞いていました。
先日の宮城帰省の際は、滞在中の3日間で合計4度の新幹線の利用があり、トンネルを通るたびに水を飲ませたりと自分たちは気をつけているつもりでした。しかし、お医者さん曰く「鼻水や咳が快方に向かってるのに中耳炎だけ悪化してるのはもしかしたらその新幹線の移動が関係しているかもね」との事。
どうやら、新幹線の移動によるトンネル通過時の気圧変化で悪化した可能性があるというのです。
新幹線と飛行機では新幹線の方が中耳炎が悪化しやすい?
これはそのかかりつけの耳鼻科医に言われた事ですが、
「離陸と着陸の2回のみ、徐々に気圧の変化があり、ある程度になると一定になる飛行機より、何度も不定期にトンネルを通り、急な気圧変化のある新幹線の方が耳には影響が大きい」そうです。
調べてみると「飛行機は中耳炎の時には耳に対する影響が大きいので、新幹線などほかの移動手段をお勧めします」という事を話している耳鼻科医の意見が多く見つかりました。自分も同様の判断で、「新幹線は大丈夫だろう」、そう思っていました。
急性中耳炎のとき飛行機に乗ることは勧められません。可能であれば、飛行機に乗ることを延期するか、別の交通手段(新幹線等)を使うことをお勧めします。
飛行機に乗っていると、離陸と着陸の際に、必ず耳ぬきが必要になります。中耳腔内の気圧を外気(飛行機の客室内の気圧)と等しくするためです。しかし、急性中耳炎の時には、耳ぬきを行なう耳管にも炎症が及び、耳管の働きが悪くなっているために、耳ぬきができません。すると、「航空性中耳炎」という飛行機独特の中耳炎にもなってしまいます。
また、飛行機の高度変化やトンネルなど、気圧の変化があると「少しの細菌でも飛び散りやすい」という事を言っていました。新幹線も侮れないんですね。
<以前のエントリ用に描いた中耳炎の仕組みと耳の構造のイラスト>
お医者さんも、「新幹線のせい」とは断定はされなかったですが、「可能性はある」とのお話でした。
赤ちゃんを新幹線や飛行機に乗せる際に、気圧の変化による耳への影響を軽減するために「赤ちゃん用の耳栓を使う」という方法もあります。
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この商品は、気圧の変化を緩やかにしてくれるため、飛行機の離着陸時や、新幹線移動時などにお子さんに装着させることで、耳痛などの軽減が期待出来ます。ただし、対象年齢が3歳以上とのことなので、赤ちゃん用と言ってもウチの息子にはまだ使えません。
それと、装着するのは飛行機の場合は離着陸時の2回でいいですが、新幹線でいつ通るかわからないトンネルの急な気圧変化に対応するために、乗車中ずっとつけている場合は、耳栓のせいでお子さんの声が大きくなってしまう事が考えられるため、周囲に迷惑がかからないよう注意しましょう。
僕では泣き止まない息子
そんな宮城から戻った日の夜は、痛みのせいか息子が泣き止まず、初めて処方されてた痛み止めを飲ませました。相当痛かってのでしょう、泣き方が明らかにおかしく可哀想でした。
深夜に妻が痛み止めを用意している時に、僕がロクをあやしていたのですが、基本僕でも泣き止まない事はほぼ無いのですがこの時ばかりは無理でした。
そして、それ以降、夜中泣いて起きた時の寝かしつけが僕では泣き止まない事が増えた気がします。(普通に眠い時の寝かしつけは僕でも大丈夫です)
「体の不調がある時は、父親では泣き止まない」と言った感じで、どうやら僕では息子の不安を解消してあげられなかったようです。やっぱり、困った時、辛い時に安心するのは「母親」なんでしょうかね。
あの時は、まるで「離せよォ~~~、今はお前じゃねぇんだよおおおお~~!」とでも言わんばかりの暴れようで、顔面突っぱねられるわ、のどを足蹴にされるわで暴れまくったロクちゃん。そして妻の手に抱かれると「ぴたぁーーーっ」と泣き止みました。
妻は大変そうですが、僕では全く泣き止まないのに自分が抱くとピタッと泣き止む息子を見て、すこし嬉しそうでもありました。以前の後追いの記事でも書きましたが、この辺にまた父親と母親の違いが見えたような気がします。
本当は僕でも息子の不安を解消してあげられたらいいんですけどね。
息子の中耳炎がちゃんと治るまでもう少しの辛抱。
息子が僕でも落ち着いてくれるまでもう少しの辛抱。
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— ロクパパ (@ekakipapa) November 11, 2016