公務員ボクサー新座宏、新人王ならずも「目標はA級になること」
「ボクシング・東日本新人王」(13日、後楽園ホール)
全10階級で行われ、フェザー級は埼玉県新座市役所に勤務する公務員ボクサー・新座宏(35)=フラッシュ赤羽=が、木村吉光(20)=白井・具志堅スポーツ=に0-3の判定(46-48×2、46-49)で敗れ、新人王を逃した。
新座は攻め込んでくる木村のスキを突いて、カウンターの右を打ち込みダウンを奪った。しかし、2回以降はボディー、アッパーで反撃され、次第にペースが動いていく。新座の左右フックが木村を捕らえるものの、連打で攻め込まれる場面が多くなった。新座は1回にダウンを取ったもののポイントで逆転された。
「判定で勝てるかな、と思っていた。あんなにポイントで差がつくとは思わなかった。(木村は)相当うまかった。くっついて闘うのは作戦通りだった。悔しいけど仕方ない」と振り返った。
今後については「ボクシングは続けようと思っています。目標はA級になることですね」と、闘い続けるつもりだ。