2016年も残すところ1カ月半。北海道登別市では、餅つきに使う臼ときねの出荷が始まっています。
登別市の木製品製造の「阿波銘木(あわめいぼく)」では、夏からこの時期にかけて、臼を作っています。
工場では、メジロカバやイタヤカエデなどの道産材を使い、ミニサイズのものから直径60センチものまで、職人が旋盤機を使って、形を整えていきます。
形が仕上がった臼は、1年ほど乾燥させ、仕上げられていきます。最近はかわいい目やロゴが入ったものが人気があり、中東・ドバイのホテルなど海外からの引き合いもあるとのことです。
2016年は、100基ほどが出荷されることになっています。