太平洋マスターズ
国内男子ゴルフの三井住友VISA太平洋マスターズ(毎日新聞社など後援)は13日、静岡県御殿場市の太平洋C御殿場コースで最終ラウンドがあり、2位に6打差をつけてスタートした今季国内2戦目の松山英樹は、前半9ホールで3バーディー、2ボギー、1ダブルボギーとスコアを一つ落としたが、後半9ホールで4バーディーを積み重ね、通算23アンダーの265でアマチュア時代の2011年以来5年ぶりの大会制覇。10月の日本オープン以来の国内8勝目を挙げて優勝賞金4000万円を獲得した。優勝スコアは04年大会覇者のダレン・クラーク(英国)がマークした22アンダーを更新する大会記録で、松山の初日から4日間トップでの「完全優勝」は、日米両ツアーを通じて初めて。日本ゴルフツアー機構によると松山は、この優勝で世界ランキングが6位に上がる見通し。2位は通算16アンダーの宋永漢(ソン・ヨンハン)=韓国=で、小平智とS・H・キム(韓国)が15アンダーで3位に入った。池田勇太は11アンダーの12位で、賞金王争いトップの谷原秀人との差は約865万円に縮まった。
宮里優作 (松山)英樹を少しでも脅かすところにはいきたかった。今週の英樹は1人だけ異次元だった。「世界基準」がわかったので、もっともっと高いところに基準を置いて練習する必要がある。それを国内のトップ選手がやり続けることで、下の選手も付いてくると思う。
小平智 (1イーグル、5バーディーの通算15アンダーで3位)順位は英樹がずば抜けていたので気にしていなかった。自分のゴルフをすることを心がけて1日プレーできた。
池田勇太 (5バーディー、2ボギー)いい所に打てていても入れられない自分がいることは確か。別に調子が悪いわけではないのに。(賞金王争いで谷原との差が少し縮まったが)今週は、そういう問題ではない。