坂本龍馬の誕生日を前に桂浜でしのぶ催し 高知

坂本龍馬の誕生日を前に桂浜でしのぶ催し 高知
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幕末の志士、坂本龍馬の誕生日を前に、高知の観光名所、桂浜で龍馬の功績をしのぶ催しが行われ、多くの人でにぎわいました。
坂本龍馬は、幕末の旧暦、天保6年11月15日に生まれ、慶応3年の同じ日に暗殺されたとされています。

誕生日を前に、13日、高知市の観光名所、桂浜にある龍馬の銅像の前で神事が行われ、参加者が玉串をささげて功績をしのびました。

また、近くにある「県立坂本龍馬記念館」では、右手を差し出した姿の龍馬像とおよそ200人が手をつなぐ催しも行われました。参加者たちは、龍馬が考えたとされる国家構想、「船中八策」にちなんで作られた「現代こころ八策」を読み上げ、家族を大切にすることや勇気をもって行動することなどを誓いました。

会場では高さ13メートル余りの銅像の隣にやぐらを組んで、龍馬と同じ目線で太平洋の雄大な眺めを楽しむ催しも行われ、訪れた人が写真を撮るなどして楽しんでしました。大阪から来た53歳の男性は、「既成概念にとらわれない龍馬の生き方がとても魅力的で、人生の目標にしたいと思っています」と話していました。