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夜と朝のあいだ

東海地方に住む独身貴族のノート

アキラです。バツ無し独身貴族のノート。

座右の銘・・・そんなモノは持ってない

自分のこと 日常

11月もほぼ半分が過ぎてしまったなぁ。

さっきPV見たら、先月一ヶ月分に迫る勢いだった。

増えすぎは心臓に良くない!

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このまま、ブクマが荒れませんように・・・(切実)

 

で、今回は何を書こうか・・・。

う~ん、今回は座右の銘の話でもしようか。

座右の銘ってのは・・・

常に自分の心に留めておいて、戒めや励ましとする言葉。
もともと、古人が席の右側に置いて自らの言行を戒める言葉であったが、後に人々はそれを傍らに置いて自らを激励したり、戒めたりする格言となったとされている。
「銘」とは、古人が鐘や器などの器物に刻む文体の一種であり、自分自身の戒めや他人を賞賛する目的で刻んだものである。
また、「座右」とは、皇帝が自分の右手側の席に、信頼できる補佐役を座らせた重要な席を指している。
出典:座右の銘とは - はてなキーワード

 

若い人だとどうなのか知らないけど、中年以降の人だと座右の銘を持ってる(決めてる)人も多いかもなぁ。

最近だと、話題になったものに広島カープを最後にプロ野球選手を引退した黒田選手座右の銘、「雪に耐えて梅花麗し(ゆきにたえて ばいかうるわし)」ってのが報道されてたな。

これは西郷隆盛が甥に詠んで送った漢詩の中の一節なんだけど、意味は・・・

苦難や試練を耐えて乗り越えれば、大きく見事な成長が待っているというたとえ。
大成するには忍耐が不可欠だということ。また、この事実を知れば楽なやり方・生き方などできない。

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なるほど、素晴らしいと思うよ。

座右の銘は、四字熟語だったり、何かの小説や詩の一節だったり、西洋の文献の一節だったり、人それぞれだと思うんだけどね。

「一意専心」とか「雲外蒼天」なんてのを座右の銘にしてる人も居るかもしれないし、「人間は状況によってつくられる」なんていうサルトルの言葉を座右の銘にしてる人も居るかもしれないな。

 

うん、それぞれの言葉、たしかに大切なことを言ってるように思う。

けどね、オレは・・・

座右の銘は持たない!

って決めてる。

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 続き~

 

言葉の持つ力は信用してるし、それなりに影響力もあることは分かってるけど・・・

オレが座右の銘を持たない理由は、

言葉に縛られたくない!

ってのが一番の理由だな。

言葉の持つ力を信用してるからこそ、一度、座右の銘を決めてしまったら、その言葉に縛られてしまいそうで怖い。

 

例えば、何か苦境に立たされている局面で、自分の取るべき道を選択しないといけない状況だとしよう。

ここで、先に挙げた「雪に耐えて梅花麗し」なんかを座右の銘にしていると、その言葉に縛られて、苦難や試練に耐えて乗り越える方向でしか物事を考えられなくなりそうだ。

会社なんかを運営してると、耐えて乗り越えるなんて、悠長なことは言ってられない事も出てくる。「先手必勝」とばかりに、何か手を打つことが最優先な場合もある。

仮に「先手必勝」なんてのを座右の銘にしてると、何かコトが起こりそうなたびに、行動を起こして、ドツボに嵌まり込むこともあるだろ・・・。

言葉の持ってる力を信用してるから、その言葉に縛られないように、座右の銘は持たない。

しいて言うなら、

オレの座右の銘は・・・

座右の銘は持たない」

 

固定観念に縛られたくない。

世の中、どんどん変化していってるのに、金科玉条のごとく座右の銘を抱いて生きるなんて、オレには出来ないからね。

ましてや、自分自身だって変わっていってる。

ちと極論っぽいけど、日本画家の堀 文子さんの対談。~雑誌「サライ

座右の銘を持つようになったら、人間はおしまいです」

サライ 2014年 11月号 [雑誌] サライ 2014年 11月号 [雑誌]

 

そうそう、言葉といえば、こんなのも有ったな。

経営者なんかに、この言葉を座右の銘にしてる人が多いそうだけど、太平洋戦争時の連合艦隊司令長官山本五十六の言葉。

やってみせ

言って聞かせて

させてみせ

ほめてやらねば

人は動かじ。

これ、良い言葉だと思うけど・・・。

万人には当てはまらないと思うんだよな。

以前の記事にも書いたけど、箸にも棒にも引っかからない人間だって居ることは事実だ。


当時の海軍という、ある種、鍛えられた人間を対象にするなら、この言葉も大いに当てはまるだろうけど、現代の人間に遍く通用するとは思わんけどなぁ。

この言葉には続きがあって、

話し合い

耳を傾け

承認し

任せてやらねば

人は育たず。

というものだ。

任すのは良いけど、誰にでも任すわけじゃないだろ・・・。

こんなもん、見境なく誰にでも何でも任せてたら、組織運営もクソもない・・・。

 

山本五十六の言葉で、もう一つ有名なのが、男の修行

苦しいこともあるだろう。

云い度いこともあるだろう。

不満なこともあるだろう。

腹の立つこともあるだろう。

泣き度いこともあるだろう。

これらをじつとこらえてゆくのが男の修行である。

こちらの言葉の方が、まだ、オレにはしっくり来る。

かと言って、じっと堪えることはないけどね。

 

世の中、名言金言は山のように有るけど、その言葉に縛られたら、な~んも意味はないと思ってるぞ。

 

akira-i.hateblo.jp

 

次回の予定~

将来の夢は、ユーチューバー?

オレの事じゃないぞ・・・。