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碧南夫婦強殺で死刑の男が上告
11月10日 19時01分
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9年前のいわゆる「闇サイト殺人事件」で、無期懲役が確定した男が18年前に愛知県碧南市で夫婦を殺害して現金を奪った罪などに問われた裁判で、名古屋高等裁判所は8日、死刑を言い渡しましたが、被告の男はこの判決を不服として最高裁判所に上告しました。
岐阜県出身の堀慶末被告(41)は平成10年に、碧南市で仲間2人とともにパチンコ運営会社の営業部長夫婦を殺害して現金を奪ったほか、平成18年に名古屋市守山区で女性に大けがをさせたうえ貴金属などを奪ったとして、強盗殺人や強盗殺人未遂などの罪に問われました。
裁判で、堀被告はいずれの事件についても殺意を否定しましたが、8日、2審の名古屋高等裁判所は「死刑が重すぎて不当とは言えない」として1審に続き死刑を言い渡しました。
堀被告と弁護士はこの判決を不服として、10日までに最高裁判所に上告しました。
堀被告はこの事件とは別に、平成19年に名古屋市内で女性を連れ去って殺害したいわゆる「闇サイト殺人事件」で無期懲役が確定しています。
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