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≫今、出ました!トランプ氏勝利です。
トランプ氏が勝ちました。
勝利集会の会場と呼応するようにガッツポーズを掲げて歓声を上げています。
≫こんばんは。
既成政治に対して相当な不満を抱えていたということでしょうか。
アメリカの国民は政治経験のないドナルド・トランプ氏を大統領に選び未来へ託しました。
あのトランプ氏の勝利演説から5時間が経ちましてニューヨークは新しい朝を迎えています。
ご覧のように、通勤する方の姿いつもどおりの姿が見えるんですが話を聞いてみますと昨日からずっと悲しい気持ちにあると。
これから先不安しかないといっている方がいました。
そして、悲しい、不安だけれどももうトランプ氏を信じるしかないという方もいました。
こちらはニューススタンドです。
新聞が、ずらっと並んでいるんですが。
もちろん、各紙1面は大統領選挙に関する記事です。
この中からいくつか紹介します。
こちら、ウォール・ストリート・ジャーナルはプレジデントトランプという大きな見出しがありましてこの中には今までの選挙の常識を覆したというような内容が書かれています。
こんな1面もあるんですね。
ハウスオブホラーズ。
ホワイトハウスが書かれていまして恐怖の館となると。
国旗が反対側を向いていましてユナイテッドステーツオブアメリカならぬディバイデッドステーツオブアメリカと分断されたアメリカを危惧しているという1面にもなっているんですね。
こういうメディアもそして、街の皆さんも驚き、衝撃ともに隠せない状況です。
≫これも、いわゆるアメリカンドリームというものなんでしょうか。
≫今、トランプ氏がバルコニーのところに姿を現しました。
続々と家族とともに姿を現しています。
≫ドナルド・トランプ氏70歳。
この人がアメリカの45代大統領になります。
≫ヒラリー氏へのねぎらいから始まった勝利宣言。
これまでのような口の悪い表現はなりを潜めていました。
≫トランプ氏はもともと不動産王。
これまで政治経験は全くなく出馬したときは泡沫候補の1人でした。
そして、昨日まではヒラリー氏が勝つというのが大方の見方でもありました。
しかし、ふたを開けてみると…。
トランプ氏の圧勝でした。
オハイオを制したものが全米を制するとまで言われる激戦州の1つ、オハイオ。
≫製造業が盛んで民主党がこれまで強かったウィスコンシンやペンシルベニア。
そして、毎回大荒れとなるフロリダ。
≫14あった激戦州のほとんどをトランプ氏が制しました。
今回、トランプ陣営は全ての選挙活動を終えたあとこんな動画をアップしています。
≫トランプ陣営は今回これまで選挙に行ったことのない層を積極的に掘り起こしたとされています。
その一方で、ヒラリー陣営。
CNNは敗因について黒人やヒスパニック系といったマイノリティー若者層の獲得に失敗したと分析しました。
≫ただ、今回の選挙戦はおよそ1年半にわたり互いが互いをののしり合い傷つけ合い憎しみを増幅させた戦いでした。
すでにトランプ氏の大統領就任に反対するデモや焼き打ちが発生しています。
特に西海岸で…。
≫分断されたアメリカ。
前途は多難です。
≫ヒラリー氏を応援していた人にとっては悪夢でしょう。
選挙戦最終日、応援に駆けつけたレディー・ガガさんは…。
≫トランプショックは世界にも広がりました。
各国の反応は分かれています。
まさかの結果にインドでは…。
トランプ新大統領を喜ぶ声はロシアでも…。
≫プーチン大統領は…。
≫ドイツメルケル首相は…。
≫これまで中国がアメリカの仕事を奪っていると激しくののしってきたトランプ氏。
習近平主席が祝電を送りました。
≫日本では…。
≫同盟国のリーダーとして向き合うことになる安倍総理は。
≫ただ、トランプ氏側とほとんどパイプはありません。
安倍総理は来週にも日米のパイプ役を担う河井総理補佐官の派遣を決めました。
市場の反応は…。
≫開票が進むにつれて円が買われています。
ここ1時間半ほどで3円ほどの円高になっています。
≫トランプ氏優勢を受けて円が買われ一時1ドル=101円台まで円高が進みました。
≫株価も大荒れとなりました。
午前10時ごろヒラリー氏優勢が報じられ上昇。
しかしその後トランプ氏が優勢に転じ、下落。
午後、トランプ氏がオハイオを制しフロリダも制すると株価は下がる一方。
結局、終値は昨日に比べ900円以上下げる結果となりました。
ただ一部の企業では真逆の動きが。
≫ご覧のように株は全面安ですが一部、値を上げている銘柄もありました。
自衛隊に装備品や銃器などを納入している企業です。
≫今日、株価が値上がりした上位15銘柄のうち4つは防衛省などに装備品を納入する企業です。
日本がもっと金を出さなければ在日米軍を撤退させる。
こう発言していたトランプ氏の勝利ですが…。
≫沖縄県の翁長知事は基地問題について問われると…。
≫沖縄県の翁長知事は基地問題について問われると…。
≫ここからはワシントン在住で20年以上アメリカの政治を取材し続けていますジャーナリストの山崎一民さんにお話を伺っていきます。
まず、率直にどんな感想を持たれました?≫驚きました。
それと、初の女性大統領が誕生しなかったのは非常に残念ですね。
≫そういう期待が膨らんでいるというふうにも思ったんですけども支持率においてもクリントン氏がずっとリードしていました。
それだけ隠れトランプというのがいたのかなと思いますが。
≫これから詳しい解説が出てくると思いますけどまだデータが出ていないので確かに隠れトランプといわれた人たちが多かったことは事実ですし。
逆にクリントンさんのほうの支持層基盤であった黒人、ヒスパニックそういう人たちあるいはもっと若い人たちこの人たちの投票率が非常に低かったのも響いたことだと思います。
それから、世論調査有権者調査でいろんな機関が電話で調査をしますがそのとき、電話を受けたときトランプを支持したいと思っている人たちが自分をトランプを支持しているというとなんとなく周りから批判されたりする可能性がある。
つまりトランプさんは暴言癖もあったしいろいろ問題を起こしていたということで。
そのためにあえてトランプ支持と世論調査に言わなかったというケースもかなりあったように聞いています。
≫あとは、やはり既成政治に対する不満という意味ではヒラリーさんはずっと中心にいた人ですからそういうこともあったんですかね。
≫それは非常に強かったと思います。
やっぱり基本的にはトランプさんが当選したということの理由は2つあると思いますけど。
1つは、今いわれた有権者のかなりの部分にワシントン政治に対するあるいは政治家政治指導者に対する不満というものが非常に強かったと。
その背後には経済不安があったり雇用の不安や先行きどうなるかわからないというようなことがあって非常に、指導者への不満と経済への不安がないまぜになってワシントンの政治を変えたいということでトランプさんにしたと。
しかし、もう1つの理由はやはり、ヒラリーさん。
クリントンさんに対して不信感が非常に強くてどうしてもやっぱり好きになれないと。
≫なんでなのかわかりませんがね…。
≫それは非常にスキャンダルがいろいろ重なってクリントン財団ですとかメール問題ですとか。
そのために彼女の信頼感が非常に落ちていった。
それを比べてみると確かに、トランプさんにもいろいろ問題はあるけれどもどうしてもヒラリーさんには任せたくないという気持ちがあってだから、そういう意味ではクリントンさんというのは自滅したんですね。
トランプさんはクリントンさんの自滅で敵失で当選した面が非常に強かったと思います。
≫メール問題、決着ついたと思っていたんですが最後まで尾を引いていたということなんですね。
≫それはかなり強いと思います。
≫マーケットにも不安は広がっているようなんです。
ウォール街には岡田豊記者がいます。
岡田さん、マーケット関係者はどのように受け止めていますでしょうか。
≫ダウ平均株価の先物ですが一時800ドル以上も急落しました。
そして、現在の下げ幅250ドルほどになっています。
あと1時間ちょっとしますとニューヨーク証券取引所現物のダウの取引が始まるんですが売り込まれるだろうという予想があります。
為替のほうですがドルが売られ一時3円以上の円高ドル安。
101円台をつけました。
トランプ氏の勝利演説に暴言がなくてもしかしたら少しは姿勢を正してくれるんじゃないかという期待もあってその後、ドルが買い戻されています。
現在は104円ちょうどを挟んだ値動きとなっています。
ウォール街の市場関係者に聞きますとトランプ勝利を予想した人もいるんですね。
利権政治が見え隠れするクリントン氏よりトランプ氏のほうが進められるかもしれない。
そういった期待感があるのも事実ですしかしトランプ政権は前途多難です。
アメリカの財政赤字は膨らんでトランプ大統領には税金を大胆に使う余地があまりありません。
つまり、あらかじめ制約があるということです。
更に来年、アメリカが景気後退に入るという見方も出てきました。
そして最大の懸念はトランプ氏が主張してきた自己中心的で内向きな考え方を実際どこまで政策に反映してくるかということです。
例えば保護貿易の色合いが強まればアメリカは世界で孤立しかねません。
状況次第ではアメリカの構造的な行き詰まりが深まってアメリカは混迷期に入っていくかもしれません。
≫まさに、トランプさんが大統領となって何をしていくのかということに注目が集まっていきます。
これまでの発言をまず見てみます。
≫そもそも政治家ではありませんでした。
≫軍にいたこともありません。
≫これまでとは大きく方向性が変わる可能性があります。
例えば安保政策。
トランプ氏が繰り返し述べているのがこれです。
≫これまでの同盟関係の見直しも示唆しトランプ氏の言うところの公平な負担を求めているのです。
≫日本についても…。
≫一方でウクライナやシリアをめぐってアメリカが緊張関係にあるロシアに対しては姿勢が違います。
≫日本に大きく関係するところでは日本政府がこの国会の会期中の承認を押し進めるTPP・環太平洋経済連携協定があります。
≫では国内の経済については何と発言してきたのでしょうか。
≫その主張は自由貿易を否定する保護主義的なものです。
更にアメリカ国内に関していえば移民などマイノリティーにとっては厳しい時代になりそうです。
何しろトランプ氏の代名詞といえばこれ。
≫そして、これだからです。
≫勝利演説を見ても壇上に並ぶのは白人ばかりです。
更に鍵を握るのは誰が政権に入るかです。
アメリカのNBCテレビは複数の名前を挙げています。
1人はこの人。
≫トランプ陣営のアドバイザーを務めたジュリアーニ元ニューヨーク市長です。
ジュリアーニ氏は市長時代にニューヨークの治安を大きく改善させたと評価されています。
ただ黒人や中南米系を取り締まりの標的にしてきたとしてマイノリティーの評判はすこぶるよくありません。
NBCは司法長官に指名されるとしています。
そして外交を担う国務長官にはギングリッチ元下院議長の名前が挙げられています。
かつてパレスチナ人について創作された民族でありテロリストで、イスラエルを破壊しようとしていると発言し強い批判を浴びました。
ただ、その後も国内のイスラム教徒を一人ひとり調べ上げ場合によっては強制送還すべきだと主張するなど反イスラム教的な立場をとり続けています。
≫過去の発言の中には国境に壁を作るなんて発言もありましたがこんなことがあったんですね。
カナダの移民局のサイトにアクセスが集中しまして閲覧不能になってしまったんですね。
それだけカナダへの移住希望者が殺到しているという見方もあるんですけれども。
トランプ氏本人は勝利演説の中で国として1つにまとまろうと話していました。
じゃあ、本当にまとめられるのかなというところですがいかがでしょう。
≫大変難しい、前途多難なところがあると思いますけどもトランプ現象というのが起こった背景というのは先ほど、ちょっと申し上げましたが国民のかなりの部分に政治に対する不満指導者に対する不満怒りというのがあってそれが、結局この国を分断させちゃったところがあるわけです。
≫まさに表面化しましたね今回。
≫それは見ると人種でもあるし性別でもあるし学歴でもあるし所得の差でもある。
あらゆる層に関して全て2つの船が違った方向に動き出すような状態になってしまっている。
それを、やはり1つにまとめていくというのはトランプ氏自身がその波に乗って出てきて当選したわけですから非常に大きな責任を持っていると思いますしそこは、しかし人種的な構成も非常に激しく変わっていく中で難しい問題だと思います。
政治的なイデオロギーの対立がこれからますます激しくなりますしそういう中ではやはり非常に工夫と忍耐が必要なことになるだろうと思います。
≫そして、いろんな問題を抱えている中で日本に対しても、もちろん問題を抱えているわけですよね。
例えば、気になるのはTPP。
トランプ氏はずっと反対しています。
どうなりますかね。
≫引き続き、公約ですから反対を続けるだろうと思います。
しかし、TPPに限らすですが大統領選挙の候補として言っていることといざ大統領になっていうこととは当然違ってくるんですね。
それはいろんな制約があるし国際的な反応もあるしアメリカの場合大統領は自分の政策をやるには法律を通さなきゃいけない。
従って議会から大統領に対する牽制もあります。
そういう意味でいろんな制約の中で現実的に物事を進めないといけない。
大体、トランプさん選挙戦中に何回か言ってるんですけども私は大統領になったら歴代の大統領の誰よりも大統領らしく振る舞うんだと。
ビリーブミーといっているわけですね。
だからビリーブしたいんですがそういうふうな現実的な感覚でかつバランスの取れたアプローチをしていくならば日本に対しても当然のことながら日米同盟というものを重視した形で基本的には今までの政権の路線というものをキープしていくだろうと。
ただ、個別にはすでに選挙運動中言っていたように軍事的な負担をもっと増してくれと。
思いやり予算をもっと増やしてくれとかそういう注文は出るかもしれませんけど1つは周りの大統領スタッフそれから閣僚にどういう人材を持ってくるか。
共和党の専門家はトランプさんの言っている政策に反対している人がいっぱいいるわけですね。
そういう制約の中でより現実的な発想や対応というものをトランプさんがどう取るかで対日外交の枠組みというのも決まってくるだろうと思います。
≫その辺り注目していかなければいけない点ですね。
では、当の本人は今どこで何をしているんでしょうか。
昨日からずっとトランプ氏を追い続けている平石直之アナウンサーを呼びます。
平石さん、どちらにいらっしゃいますでしょうか。
≫こちらの5番街に面したトランプタワー。
その最上階がトランプ氏の住まいです。
あの勝利集会のあとこちらに戻ってきましてその後、ここを出たという情報は今のところ入っていません。
このトランプタワー周辺を見てみますと大量の砂を積んだトラックが周りを取り囲んでいましてテロなどに備えるバリケードになっているということです。
そして、つい先ほども街の人たちがトランプ氏を支持する人そしてヒラリー氏を支持する人その間で激しい口論になっていました。
まだ選挙結果を受け止めきれない状況が続いていることがわかります。
そして、トランプ氏本人ですが明日、木曜日。
10日オバマ大統領と会談することが明らかになりました。
オバマ政権のあとトランプ政権が誕生するわけですがこの街並み、ニューヨークですが圧倒的にヒラリー氏を支持する人たちが多い町でして街の人に話を聞いてみますとトランプ政権どうなるのかということですが恐らく、トランプ氏に近い数少ない政治家たちで脇を固めるのではとそんな話をしていましてトランプ氏自身政治経験がない中で、果たしてそれでうまくいくのかという声も聞かれました。
今もうすでにこの5番街あちらにありますようにクリスマスのイルミネーションの飾り付けが始まっていてまもなくクリスマスシーズンを迎えます。
このクリスマスが終わって年が明けるとトランプ大統領が誕生するんですがまだ夜が明けたばかりということでどういった大統領が誕生するか。
トランプ大統領どうなるのかということについてはイメージが湧かないような状況となっています。
皆さんそういった状況です。
≫トランプ新大統領の誕生を日本政府はどう受け止めているのでしょうか。
官邸には藤川みな代記者がいます。
藤川さん、お願いします。
≫政府は、今朝までクリントン氏が優勢だとみていました。
まさかの展開に安倍総理も総理官邸だけでなく移動中の車の中でもずっとテレビを見ていたということです。
そして、今後の対応ですがトランプ氏が反対しているTPPについては与党は、明日衆議院を通過させる方針です。
民進党など野党はトランプ氏が勝利したのになぜ採決するのか理解できないと反発していますが政府・与党は日本としての結論を早く出すべきだと主張しています。
そして、アメリカに対して来年1月までのオバマ政権のうちに最後の力を振り絞って承認してもらいたいと考えています。
そしてトランプ氏が駐留アメリカ軍の全ての経費を日本が払うべきだと発言している安全保障については政府関係者は日米安保条約は日本のためだけではないと誤解を解くところからのスタートになると述べています。
また安倍総理周辺はこれまで安倍総理がロシアのプーチン大統領など個性的な指導者らと個人的な信頼関係を築いているためトランプ氏と意外と気が合うんじゃないかと期待感を示しています。
≫そんな安倍総理はすぐさまトランプ氏に祝辞を送ったという情報も入ってきていますが後藤さん、このまま日米関係今のような状態うまく続いていくといいですね。
≫これは大変な状況ですね。
今日、政治家、それから官僚経済陣3者に取材をしましたがいずれも衝撃を受けていてですね。
ひと言でいうと未知との遭遇だと言っていますね。
そして、人脈についてももちろん政府が何もやってこなかったことはないんですね。
例えば先月はかつての国防情報局長のマイケル・フリンさんという人が今日トランプさんの勝利演説の中でも名前が出ていましたがその人が自民党で講演したときがあるんです。
こういう機会を利用して日本側の考えを伝えていると。
その中で2点必ず伝えることがあると。
1つは在日駐留米軍の負担について日本は相当なお金を支払っていますよということを伝えるということ。
それから日米同盟はアジア太平洋の平和の安定にとって極めて重要だと。
この2点は必ず伝えるということなんですがじゃあ、どういう布陣で日本側が組み立てるかというのは全く未知数で具体的には国務長官、国防長官それから安全保障担当補佐官ができた段階で日本側のアプローチの仕方も決めたいと。
少なくとも来年6月ぐらいまでは手探りの状態が続くんじゃないか。
これが日本側の受け止め方です。
≫トランプ氏もかなり先入観を持ってそうなイメージがありまして。
そうなってくると日本に対して日本側は誤解を解いていくことが必要なのかもしれないですね。
≫非常に言うべきことは言うべきでありますが当面は冷静になってどういう対応を示してくるか見極める必要がありますね。
先ほど申し上げたように閣僚に誰がいくか。
補佐官に誰がいくかそういうことによってあるいはまた議会との関係もあってトランプ政策トランプ外交というものがどういうふうに形作られるかはやはり時間をかけないと見えてこない。
ただ、基本的には私はトランプさんの対日観を知りませんがアメリカの指導層これは党を問わず。
共和党、民主党問わず日本に対する見方というのは一致しているわけで中国の台頭があり北朝鮮の脅威がある中日米同盟というものが基本だと、これが最も重要だという認識はコンセンサスです。
トランプさんがそれを無視することはできない。
その基本的な枠組みはやはり、引き続き生きていくはずなのでそこを冷静に見極めて言うべきところは言ってトランプさんを取り込んでいくような形になっていけばいいかなと思いますけど。
≫いずれにしても政治経験がない方ですからどうなっていくのか想像はできないところもありますが。
早速ロシアのプーチン大統領とのやり取りがあったり外交関係、これもどういうふうになっていくのか。
手腕が…。
≫問われるのは当然ですね。
ただ、勝利宣言で言っていましたね世界の国々とゲットアロングしていくと。
要するに仲よく付き合っていくんだと。
それを信じるっていうことで。
あとは先ほどの繰り返しですがスタッフだとか議会とか制約がありますから現実的に物事を考えればその路線を外すというわけにもなかなかいかないので。
そういう点でのトランプさんの良識を信じたいと。
≫信じたいということですよね。
どうもありがとうございました。
このあとは東京からニュースをお伝えします。
≫こちら、昨日大規模な道路の陥没があったJR博多駅前の今の様子なんですがまだ、大量に水はたまっているんですけども夜通し埋め戻しの作業が行われていました。
この辺り土がたまっているように見て取れます。
福岡市は5日後の来週月曜日にはこの上を車が通れるようになるという見通しを示したんです。
≫福岡・JR博多駅前の大通りで起きた陥没事故から2日目。
≫30m四方大きな穴にはなみなみの水がたまった状態です。
現在も2台の重機によって穴の復旧作業が行われています。
≫福岡市では昨日からセメントを含む特殊な土を穴に流し込み埋め戻す作業を続けてきました。
完全に埋めるためには7000立方メートルの土が必要だということです。
市によると、すでに水面の下1mのところまで特殊な土で満たされているということです。
陥没した地面の中には電気やガス水道などのライフラインが埋められています。
通行を再開させるにはこれらのライフラインを設置しなおさなければいけません。
≫市ではライフラインの復旧作業が終わり次第路面を舗装し週明け14日にも通行を再開させる方針です。
人や車の往来が多い現場周辺の通行止めは依然として続き穴のそばにある2つのビルなど周辺のビルでは避難勧告が出ていて立ち入りができない状態です。
≫今回の陥没は現場の地下で行われていた市営地下鉄七隈線の延伸工事が原因とみられています。
トンネルを掘る工法はいくつかあります。
例えばやわらかい地層を円筒形の掘削機で一気に掘り進むシールド工法や固い岩盤を周囲を補強しながら徐々に掘り進むナトム工法です。
今回、陥没事故が起きた現場では比較的費用が安いナトム工法が選ばれました。
≫ではなぜ、こんな陥没が起きたのでしょうか。
≫午後9時を回ったんですが陥没現場では多くの重機と作業員らが夜通し作業を行っています。
≫なお地下鉄七隈線の延伸工事については作業の再開時期は未定ですが2020年の開業予定は変えず工事を続行するということです。
≫板倉さん昨日から取材していますが。
≫九州一のターミナル駅からわずか200mしか離れていない場所。
ビル群のど真ん中で大きな穴がぽっかりと開いていまして本当に驚きました。
東京でいうと東京駅の目の前という場所です。
本当に直接的に怪我をされた方が出なくて本当によかったなと思いますね。
≫早朝の時間帯だったということと異常に気づくのが早くて交通封鎖などが迅速に行われたということが功を奏したということです。
≫つい先ほど入ってきたニュースです。
イギリスのロンドンで走っていた路面電車が脱線、転覆しました。
警察当局によりますと5人が死亡したということです。
事故があったのはロンドン南部のクロイドンで9日朝、走行中の路面電車が突然、脱線し横倒しになりました。
これまでに5人が死亡51人が病院に運ばれました。
また2人が車内に閉じ込められたままだという情報もあります。
近所の住民が大きな衝突音を聞いていて何かにぶつかった可能性もあるということです。
複数のイギリスメディアは路面電車の運転士が逮捕されたと伝えています。
事故の原因はわかっていません。
ではニュースを続けます。
札幌市のマンションで23歳の女性が殺害された事件。
女性が遺体で発見される2日前の夜自宅近くの飲食店で男性と食事をしていたことが新たにわかりました。
≫23歳の木村安由光さん。
今週日曜日の午後2時過ぎ自宅の浴室で亡くなっているのが見つかりました。
捜査関係者への取材で発見された2日前の4日金曜日自宅近くの飲食店で男性と食事をし午後6時半ごろに店を出ていたことが新たにわかりました。
木村さんは翌日5日に仕事を無断欠勤していることなどから男性と食事をしたあとから5日にかけて殺害されたとみられています。
5日の未明には同じ階の住民が木村さんの部屋のほうから何かをたたきつけるような音を聞いています。
≫警察は木村さんの交友関係を中心に聞き込みを続けています。
≫韓国の国政介入事件をめぐり新たに男が身柄を拘束されました。
チャ・ウンテク氏。
政府の文化事業を一手に引き受けていたことから韓国文化界の王子と呼ばれています。
チャ氏は朴槿惠大統領の親友チェ・スンシル容疑者の側近で国民的体操にしようとしたヌルプム体操の監督を務めていました。
韓国メディアによりますと自らの広告会社を通じて違法に巨額の利益を上げた疑いがあるということです。
≫今日で就任100日を迎えた東京都の小池知事。
≫アメリカ大統領選でトランプ氏の勝利が報じられたことについては…。
≫一方、小池知事のもとには今日、意外な来客がありました。
≫都知事選では小池氏の応援に駆けつけた名古屋市の河村市長です。
非公開で行われた会談でどのようなことが話されたのでしょうか。
≫佐賀県にある九州電力玄海原子力発電所。
この原発の3、4号機について原子力規制委員会は今日新しい規制基準に適合しているとして合格証にあたる審査書案を取りまとめました。
審査では想定される地震の揺れは最大620ガルとされ到達する津波の高さも最大6mと想定されましたが玄海3、4号機はこれに耐え得ると結論付けました。
今後、30日間の一般からの意見の募集を経て12月にも正式合格する見込みです。
ただ、設計の認可や各種検査が残っているほか再稼働について地元の同意を取り付ける必要もあるため実際の再稼働は来年秋以降になりそうです。
≫さて、今朝も冷え込みましたが≫気象情報です。
森川さん、喜田さんお願いします。
≫北日本では冬の嵐となりました。
猛烈に発達した低気圧の影響で函館では14cmの積雪を記録しました。
この時期にここまで積もるのは35年ぶりだということです。
更に、石狩市では猛吹雪によりホワイトアウトの現象が起きました。
≫非常に危険な状態でした。
北海道では明け方までにピークは過ぎますが風が強い状態はまだ明日も残りそうです。
一方、東京では…。
≫今日、東京では木枯らし1号が吹きました。
こちらの木々を見ていただいても強い風で大きく揺れています。
とにかく風が冷たくて寒いですよね。
まさしく冬の入り口に入ったかのようです。
≫この時間も東京では風が強くて本当に寒いですよね。
≫風が冷たいですよね。
≫耳が痛くなってしまいますよね。
≫この冷たい風は明日には収まりそうなんですがとにかく朝が寒くなりそうです。
今朝は黄色の10度以上のところ関東など太平洋側で目立っていたんですがこれが、明日になると北のほうは同じような寒さですが関東は1桁の冷え込み多くなりそうです。
≫そして西日本注目してください。
≫これを見ると、どんどん濃い青色5度未満のところが多くなってくるんですね。
明日は今日よりも今朝よりも5度近くも低くなり真冬並みの寒さになるところが多くなりそうです。
≫明日は日中も気温が上がりません。
東京では12度と12月中旬並みの寒さになりそうです。
厚手のコートにマフラーや手袋など暖かい服装でお出かけください。
明日、西日本では広く雨。
九州では昼ごろからざっと強まるところもありそうです。
そのほか鳥取なども遅い時間ほど本降りになるでしょう。
その鳥取で今砂丘の下で収穫を待つのがナガイモです。
採れました!大きい!ごめんなさい、折れちゃった。
≫すいません折ってしまいました…。
鳥取県の北栄町だけで作られるねばりっこ。
普通のナガイモに比べて粘りが強いのが特徴なんです。
収穫までに実に2年もかかるということなんですが収穫を目前に北栄町も震度6弱の揺れに襲われました。
≫地震の影響もなく冬の間収穫は続くということです。
≫続いてはスポーツです。
寺川さんお願いします。
≫よろしくお願いします。
まずは先ほど心配なニュースが入ってきました。
男子バレーボール全日本の次期監督中垣内祐一さんの運転する乗用車が広島県庄原市の中国自動車道で工事規制中の警備員をはねる事故を起こしました。
広島県警によりますとはねられた男性は意識はあるものの頭を強く打ち重傷だということです。
心配ですね。
続きまして世界中の視線がアメリカに注がれている中ですがメジャーリーグの話題まいります。
今日、ゴールドグラブ賞の発表があったんですね。
メジャーの30球団ですがこれだけ多くのチームの中から選ばれる守備の名手たちやっぱりすごい。
そのスーパープレーの数々ご紹介します。
≫まずナショナル・リーグからキャッチャーのポージー。
とって2塁に一直線。
矢のような送球。
すばらしい送球です。
初受賞でした。
続いて、ワールドチャンピオンに輝いたカブスからファーストのリゾ。
ファウルゾーンで上って、とりました。
野球部出身の板倉さんこのプレーどうですか?≫軽快なプレーですね。
≫そしてセカンドのパニックです。
腕を真横から、ポイ。
見てないんです。
こんなプレーされたら相手もこの顔まさにパニックです。
外野手からはブレーブスのインシアルテ。
前に出てきて、とって起きて、1塁送球!ダブルプレー。
とってからがとにかく速くてそして、肩も強い。
野球部出身の板倉さんどうですか。
≫うらやましいですね。
≫板倉さんはピッチャーだったんですよね。
≫そうです。
≫変わってアメリカン・リーグ。
このホームラン性の当たりをガードナー、とりました。
フェンスを全く怖がることなく逆に味方につけているよう。
さすがにバッターも悔しい。
またもガードナー。
今度はファウルゾーン。
落ちちゃった。
でもボールはとっている。
フェンスはお友達です!離さない。
しっかりアウト。
そして、レンジャーズのサードベルトレ。
前に出てきて、右手でキャッチ。
そのまま送球。
アウトです。
板倉さんも笑っちゃうようなプレー。
すぐ送球。
速くて強いんです。
次はインディアンスのリンドア。
お茶目な表情を見せます。
追いつく。
ジャンピングスロー。
更にもう1つ。
投げる、すごい。
1回転して立って投げる。
これぞメジャーリーガー。
板倉さん、どうですか。
≫スケールが違いますね。
≫スーパープレーの数々でした。
お次は、日本です。
侍ジャパン。
明日からいよいよ強化試合が始まります。
メキシコそしてオランダと4試合を戦うんですが来年のWBCに向け非常に貴重な実戦の場となるわけです。
試合を翌日に控えて小久保監督意気込みを語っています。
≫強化試合前最後の調整を行った侍ジャパン。
まずは、強豪メキシコが相手。
投手陣にはメジャーで3度のワールドチャンピオンに輝いたセルジオ・ロモをはじめ好投手がそろいます。
≫このメキシコ代表なんですが巨人でエドガーという登録名でプレーをしていたゴンザレス監督もいますから非常に日本の野球について詳しい人だということです。
楽しみです。
貴重な実戦ですから。
≫新しく大統領に選ばれたトランプ氏は10日もオバマ大統領に早速会うということでどんどん動いていきそうですね。
≫安倍総理も14日来週の月曜日には河井克行補佐官をワシントンに出します。
その中の1つのミッションの中にトランプ氏と安倍総理の会談をなるべく早く模索するというのがあるので、日本側もテンポよく動き始めているという感じです。
≫先ほどの官邸のリポートではお二人はトランプ氏と安倍総理相性がいいんじゃないかと。
≫意外に合うんだというのは共通の認識ですね。
日本側の。
≫ニューヨークの富川キャスターお願いします。
≫今、ありましたように今後木曜日にオバマ大統領がトランプ氏をホワイトハウスに招待したという情報が入ってきました。
トランプ氏に電話をかけたようなんです。
今回の大統領選挙で分断してしまった国をどう1つにまとめていくのかを話し合うということなんです。
そして、このあと1時間半後日本時間の午前0時半からヒラリー・クリントン氏が演説を行うということなんです。
通常は、結果が出たあと負けた候補者が敗北宣言を行うことになっているんですがそれを避けたヒラリー・クリントン氏が2016/11/09(水) 21:54〜23:10
ABCテレビ1
報道ステーション[デ][字]
いよいよアメリカ新大統領が…世界経済は?外交は?安全保障は?日本は?富川悠太キャスターが生中継でお伝えします▽博多…道路陥没で影響は続く
詳細情報
◇番組内容
緊迫感や速報性を重視した“ニュース”と元気で明るい“スポーツ”、硬軟取り混ぜた時代を映し出す“特集”に季節感あふれる“気象情報”と情報満載です。
◇出演者
【メインキャスター】富川悠太(テレビ朝日アナウンサー)
【サブキャスター】小川彩佳(テレビ朝日アナウンサー)
【コメンテーター】後藤謙次(ジャーナリスト、共同通信社元編集局長)
【スポーツ】松岡修造、澤登正朗、中山雅史、稲葉篤紀、前田智徳、寺川綾、寺川俊平(テレビ朝日アナウンサー)
【気象情報】喜田勝(気象予報士)、森川夕貴(テレビ朝日アナウンサー)
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/hst/
☆Twitter
https://twitter.com/hst_tvasahi
※放送内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ニュース/報道 – 経済・市況
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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