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【プロ野球】

石川、移籍即アピール弾 由伸監督「来季が楽しみ」

2016年11月13日 紙面から

試合後、特打でロングティー中の石川=サンマリンスタジアム宮崎で(園田佳子撮影)

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 巨人は12日、宮崎秋季キャンプで韓国・ハンファと練習試合を行い、日本ハムから移籍したばかりの石川慎吾外野手(23)が勝ち越し2ランを放ち強烈な印象を与えた。

 「3番・DH」で出場。1−1の3回1死一塁で真ん中付近の甘い球を振り切った。打球はバックスクリーンへ吸い込まれ、「上がりすぎたかと思ったけど、よく伸びてくれた」。

 これには高橋監督も「そう簡単に入らないところ。そういう魅力があると分かっていたけど、すぐに見せてくれたのは来季が楽しみ」と笑みを隠せなかった。

 石川は2012年にドラフト3位で日本ハムへ入団。5年間の通算成績は103試合で3本塁打、打率1割9分3厘と潜在能力を発揮しきれないままだった。

 「打てないよりは打った方が印象が良い。結果が出て良かった」と満面の笑みを浮かべた石川は試合後の特打にも参加。ロングティーでは高橋監督からの視線を受け、二岡打撃コーチがトスした球を次々とスタンドへ放り込んだ。

 指揮官は「外野のポジションは空いている。高いレベルでつかみ取ってほしい」と既存戦力である重信、立岡と競争させる意向を示唆。移籍で心機一転した新戦力に期待が高まる。 (園田佳子)

 

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