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【芸能・社会】

Zeebra、AK−69 04年急逝“カリスマ”の曲カバー

2016年11月13日 紙面から

初共演が決まったAK−69(右)とZeebra(左)

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 人気ヒップホップ歌手のAK−69(エーケーシックスティナイン、38)とZeebra(ジブラ、45)が、カリスマ的ラッパーだったTOKONA−Xさんの名曲「ビートモクソモネェカラキキナ」のカバーで初共演する。

 「名古屋のBIG若旦那」と呼ばれていたTOKONA−Xさんは、名古屋弁を交えたラップを武器に人気を博したが、2004年11月に26歳の若さで急逝。愛知県出身のAK−69も、故人から大きな影響を受けた一人だった。

 同曲はさまざまなヒップホップアーティストによってカバーされており、今回はDJ RYOW(36)が23日に発売するアルバム「THE MIX TAPE VOLUME #3」の収録曲の目玉として、AK−69とZeebraに熱烈ラブコールを送った。

 名古屋を拠点に活動してきたAK−69と、「東京生まれ、ヒップホップ育ち」のZeebra。東名を代表するラッパーが、ついに手を取り合うことになった。

 Zeebraは「4、5年前からAKとは何かやろうと話をしていたけど、せっかくやるんだったら、シチュエーションとタイミングにはこだわりたかったので二の足を踏んでしまい、なかなか共演するキッカケに恵まれなかった。そんな中でのまさか中のまさかのオファーだった。今回の楽曲だからこそ、AKと一緒にやる意味があると思う」と手応えを口に。

 AK−69も「俺たち名古屋は昔田舎気質で鎖国状態だった。自分たちが負けたくない目指すところのトップにいたのがZeebraであり、自分たちはそのポジションを狙っていた」と語った上で「自分がKINGと言われるようになって、俺の中のKINGであるZeebraと一緒に共演できるのはまさにヒップホップドリームだと思う」と喜んでいる。

 2人のコメント動画が13日に「DREAM TEAM MUSIC」のYouTube公式チャンネルで公開される。

 

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