パリ同時テロ 襲撃受けたコンサートホールが再開
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同時テロ事件で襲撃を受け、90人の犠牲者を出したパリ市内のコンサートホール「バタクラン」が12日、事件から1年となるのを前に再開し、イギリスの人気ミュージシャン、スティングさんがコンサートを行いました。
ホールの運営会社や地元メディアによりますと、コンサートにはテロの犠牲者の遺族などおよそ300人が招待されたほか、一般客向けのおよそ1200人分のチケットは完売したということです。
コンサートでは、スティングさんが演奏の前に黙とうを呼びかけ、「私たちはテロで命を落とした人たちのことを決して忘れない」と語りかけたあと、およそ1時間半にわたりヒット曲や最新の曲などを披露しました。
一方、ホールの周辺では銃で武装した警察官が警戒に当たったほか、入り口では厳重な手荷物検査が行われ、今も新たなテロへの警戒が続くフランスの現状を写し出す形となりました。
コンサートを聴きに来た47歳の男性は「友人の妹がテロで犠牲になり、友人は今も精神的なダメージが残っていて、ここに来ることができませんでした。それでも、このホールはパリの象徴的な場所の1つであり、再開されたことはよかったと思います」と話していました。
コンサートでは、スティングさんが演奏の前に黙とうを呼びかけ、「私たちはテロで命を落とした人たちのことを決して忘れない」と語りかけたあと、およそ1時間半にわたりヒット曲や最新の曲などを披露しました。
一方、ホールの周辺では銃で武装した警察官が警戒に当たったほか、入り口では厳重な手荷物検査が行われ、今も新たなテロへの警戒が続くフランスの現状を写し出す形となりました。
コンサートを聴きに来た47歳の男性は「友人の妹がテロで犠牲になり、友人は今も精神的なダメージが残っていて、ここに来ることができませんでした。それでも、このホールはパリの象徴的な場所の1つであり、再開されたことはよかったと思います」と話していました。