「えんとつ町のプペル」【拡大】
2009年に「Dr.インクの星空キネマ」で絵本作家デビューして7年。自身4作品目となる「えんとつ町のプペル」の中の絵が、“西野史上”最高額となる1000万円で売れた。
東京・神宮前のSEZON ART GALLERYで30日まで開催されている「えんとつ町のプペル展」。10月21日に発売した同作の絵を特殊フィルムにプリントし、LEDで光らせる加工を施した上で展示しつつ、絵本全41ページ分を1セットで販売もしていた。
購入したのは、西野とも面識があった男性。創業間もない企業や個人で活動する人に対して資金面で援助する「エンジェル投資家」で、西野の絵を応援していたという。
男性は高野山のために何かしたいとの考えがあり、「高野山に飾る絵を探していたところ、西野さんの絵を見てちょうどいいと思った」。作品は高野山三宝院に奉納されることになり、西野は「空海を崇拝しているので光栄です」と高野山真言宗の開祖として知られる高僧の名を挙げて喜んだ。