みそなどを品定めする家族連れ=甲府市丸の内1のよっちゃばれ広場で2016年11月12日
「全国発酵食品サミットinやまなし」が12日、甲府市のJR甲府駅周辺で始まった。ワインやパン、ヨーグルト、みそなど全国各地から自慢の発酵食品を集めた80店舗以上が出店している。13日まで。
発酵食品やこれらを使った地元料理の魅力を発信しようと、2008年に秋田県で始まった。「いぶりがっこ」(秋田県)などの定番に加え、「ふぐの卵巣ぬか漬け」(石川県)といった珍味もそろえた。
山梨名産のワインづくりで残るブドウの果皮「ワインパミス」を使ったジャムなど最近の意欲作も。山梨県農政部の手塚順一郎副主幹は「発酵食文化がさらに熟成していけば」と期待を寄せた。【滝川大貴】