もう1年以上前に出たゲームなので、今更感はあるのですが。
初めてやってみたら面白いゲームでしたよ、「Lifeline...」。
僕は普段はあまりスマホゲームはやらないのですが、なんとなく惹かれたんですよね。
だって、評判が「AppleWatchでこそ面白い」でしたから。
実際、そのとおりでした。
どんなゲーム?
基本は会話形式のアドベンチャーゲームです。
タイラーという若い男からメッセージを受け取るところから物語は始まり、彼との会話で、行動に対してのアドバイスをすることでストーリーが進んでいきます。
ノベルタイプのアドベンチャーってやつです。
こんな感じで会話を交わしながら進めていきます。
このゲームの特徴
このゲームの特徴は「待ち」があることです。
普通のアドベンチャーゲームだと、やり続けていればずっと話は進んでいくじゃないですか。
そうじゃなくて、会話を進めていくと、相手が行動をしている間はゲームが止まります。
上の画面のように [ 取り込み中 ] と表示され、ここからしばらくはゲームが進みません。
そして、しばらくすると相手から連絡がくるわけです。
AppleWatchをしていると、こんな通知が来ます。
この「間」が、このゲームの面白さなんですよ。
ゲームだからといって自分でどんどん進められるわけじゃなくて、相手のタイミングで相手側から連絡があるまで、どうなったかは分かりません。
そうすることで、実際に彼とリアルにやり取りしている感じがするんですね。
単純だけど、よく考えらた工夫です。
この待ってる時間が結構様々で、数分のこともあれば、内容によっては日をまたいで朝になったりと、地味にリアルです。
「この後、どうなったの?」
「早く連絡よこせ!」
なんて、ヤキモキする気持ちが出てくるわけです。
でも、こっちから連絡もできないし、待つしかない。
待つのもゲームのうちっていうの、結構いいです。
一応、「待ちなし」の高速モードもあるが.....
一度クリアすると、設定で「高速モード」が選択できるようになります。
これは「待ち」が発生しないで、どんどん話が進んでいくモードです。
ただ、これはお勧めしません。
このゲームが面白い一番のポイントは、待ちも含めた臨場感あるやりとりです。
単にストーリーを進めるだけなら普通のアドベンチャーゲームをやればいいんです。
先が気になるじれったさも含めて、気長に通常モードでプレイすることをオススメします。
クリアした感想
あまりやったことのないタイプのゲームでした。
ストーリーを楽しむというよりも、やり取りを楽しむ感じのゲームです。
ボリュームもそれほど長くはなく、普通にやってれば3日もあればクリアできるかと思います。
純粋なアドベンチャーゲームとして考えれば、ボリュームの小ささや、分岐の少なさ等に不満がでるでしょうが、そういうゲームじゃありません。
ゲームに集中して楽しむものじゃなくて、「普段の生活をしながら、主人公であるタイラーとのやり取りを楽しむゲーム」だと思います。
iPhoneでも楽しめますが、やるならばやっぱりAppleWatchでプレイするのが良いですね。
逆に、AppleWatchを持っている人ならば、ぜひプレイしてみるのを薦めます。
有料アプリですけど、お手頃価格ですし、十分楽しめると思います。