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ファン感謝デー、混乱せず和やかな雰囲気 J2降格のグランパス

 来季のJ2降格が決まった名古屋のファン感謝デーが12日、愛知県豊田市の豊田スタジアムで行われ、約4500人のサポーターが選手とミニゲームなどで触れ合った。降格に不満を持つサポーターによる混乱は起きず、終始和やかな雰囲気で進められた。

 今季限りでの退団が決まったDF闘莉王は、既に出身地のブラジルへ帰国したが、32選手が参加。11日に来季の名古屋残留を明言した、元日本代表GK楢崎も笑顔を見せながら、ミニゲームなどでファンと交流を深めた。

 イベントの締めくくりには、今季限りでの退団が発表された生え抜きのMF小川、元日本代表MF明神ら9選手が、ステージ上であいさつ。2010年のJ1初優勝時の主力だった小川は「来年、名古屋でプレーできないのは寂しい。サポーターの熱い応援があればチームは良い方向に向かうと思う」としんみりした表情で語った。

 「残留できなかったのは自分の責任」などと話す闘莉王のビデオメッセージが場内で流されると、一部のサポーターから「来年も一緒に戦って」などという退団を惜しむ声も漏れた。

(中日新聞)

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