番付編成を担う日本相撲協会審判部の二所ノ関部長(元大関若嶋津)は11日、大関豪栄道(30=境川)の綱とりについて「優勝なら間違いない」と述べ、2連覇すれば横綱に昇進するとの見解を示した。

 優勝を逃した場合については「千秋楽まで見ないと」と具体的な言及はせず、友綱副部長(元関脇魁輝)は「優勝決定戦になった場合どうなるのか、考えないといけない」と話した。

 関脇高安の大関とりについて二所ノ関部長は、目安とされる直前3場所の合計33勝が昇進ラインとの見方をした。この2場所で11勝、10勝の高安は12勝が必要となる。