ザ・ニュースペーパー松下アキラ、オバマからトランプにチェンジ「マネしやすい」
2016年11月11日6時0分 スポーツ報知
社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」が10日、北海道小樽市で公演を行い、松下アキラ(52)が、さっそくトランプ氏の「次期大統領バージョン」のコントを披露した。
予備選が始まった春からネタを披露していたが「当時は、お客さんの中には誰を演じているのか分からない人もいましたね」と松下。トランプ氏の暴言をマネしながら「それでも、何で支持率が上がっちゃうんだろう?」と心のつぶやきを口にするという「一人ツッコミ」の芸は、トランプ氏の知名度が上がると共に人気が出てきたという。
「次期大統領バージョン」は「正式に就任するまでは彼がどう行動するか分からないので、暴言を織り交ぜながら『きちんと政治の勉強しないとな』とか、自ら言い聞かせるような形になりますね」。17日に安倍首相との会談も予定されていることから「今後は安倍さんとのやりとりや、『オバマVSトランプ』みたいのも取り入れたい」と意欲を見せた。
松下はこれまで、小泉純一郎元首相やオバマ大統領などを演じており、「彼らと比べるとアクションが大げさなので、マネはしやすい」。ポイントは荒っぽい口調と客席を指さす身ぶり。「ただ、のどを痛めやすいので気を付けないといけません」と笑った。
メイク以外の「小道具」は金髪のカツラのみだが、「毛が多過ぎるのと髪質がやや不評でした」。芸を作り込むと同時に、カツラを使い古して本人同様に毛を薄くするなど、今後“改良”を続けていくという。