首相補佐官や外務省幹部が訪米へ 新政権の情報収集で
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政府は来週行われる安倍総理大臣とアメリカのトランプ次期大統領との会談を前に、総理大臣補佐官と外務省幹部を相次いで訪米させ、共和党関係者や陣営幹部に接触させることにしていて、信頼関係の構築に加え、新政権の閣僚人事などを見据えた情報収集も進めたい考えです。
安倍総理大臣はペルーで開かれるAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議に先立って、来週17日にニューヨークで、アメリカの次期大統領に選ばれた共和党のトランプ氏と会談する方向で調整しています。
安倍総理大臣はこの会談で、トランプ氏との個人的な信頼関係を構築したい考えで、11日、安倍総理大臣に先立って、来週訪米する河井総理大臣補佐官に対し、こうしたみずからの意向を共和党の関係者らに伝えるよう指示しました。さらに、政府は秋葉外務審議官も来週訪米させることにしていて、トランプ陣営の幹部などに接触させ、会談に向けた環境整備を図ることにしています。
政府としては、トランプ氏が選挙戦の期間中、在日アメリカ軍の駐留経費の増額や日本の核保有を認める発言などをしてきたことも踏まえ、日本の外交・安全保障政策への理解を得て、信頼関係を構築したいとしています。
さらに、来年1月のトランプ新政権の発足を見据え、新政権の幹部人事や基本政策などの情報収集も進めたい考えです。
安倍総理大臣はこの会談で、トランプ氏との個人的な信頼関係を構築したい考えで、11日、安倍総理大臣に先立って、来週訪米する河井総理大臣補佐官に対し、こうしたみずからの意向を共和党の関係者らに伝えるよう指示しました。さらに、政府は秋葉外務審議官も来週訪米させることにしていて、トランプ陣営の幹部などに接触させ、会談に向けた環境整備を図ることにしています。
政府としては、トランプ氏が選挙戦の期間中、在日アメリカ軍の駐留経費の増額や日本の核保有を認める発言などをしてきたことも踏まえ、日本の外交・安全保障政策への理解を得て、信頼関係を構築したいとしています。
さらに、来年1月のトランプ新政権の発足を見据え、新政権の幹部人事や基本政策などの情報収集も進めたい考えです。