長崎大の病原体研究施設 国が予算負担へ調整
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政府はエボラウイルスなどの感染症研究の拠点を目指して、長崎大学が建設を計画している危険度が特に高い病原体を扱う研究施設の整備を後押しするため、施設の安全性を確保するための予算を国が負担する方向で詰めの調整に入りました。
長崎大学はエボラウイルスなどの感染症の研究拠点を目指して、国内で2か所目となる、「BSLー4」と呼ばれる危険度が特に高い病原体を扱う研究施設を、長崎市にある大学の構内に建設する計画です。
ただ、地元住民からは「施設から病原体が漏れ出すのではないか」といった声も出ていて、安全性をどう確保するかが課題となっています。
こうした中、政府は計画のうち、外部に病原体が漏れ出さないようにするなど、安全性を確保するための予算について、国が負担する方向で詰めの調整に入りました。
具体的には来年度・平成29年度から4年間で、総額およそ77億円を国が負担するとして、来年度予算案には2億円を盛り込む方向で調整を進めています。
政府は国内での感染症の発生に備えるためにも、感染症研究の実績が豊富な長崎大学の計画を後押ししたいとしていて、来週、地元の県や市などと建設に向けた調整を行うことにしています。
ただ、地元住民からは「施設から病原体が漏れ出すのではないか」といった声も出ていて、安全性をどう確保するかが課題となっています。
こうした中、政府は計画のうち、外部に病原体が漏れ出さないようにするなど、安全性を確保するための予算について、国が負担する方向で詰めの調整に入りました。
具体的には来年度・平成29年度から4年間で、総額およそ77億円を国が負担するとして、来年度予算案には2億円を盛り込む方向で調整を進めています。
政府は国内での感染症の発生に備えるためにも、感染症研究の実績が豊富な長崎大学の計画を後押ししたいとしていて、来週、地元の県や市などと建設に向けた調整を行うことにしています。